たそかれの散策

都会から田舎に移って4年経ち、周りの農地、寺、古代の雰囲気に興味を持つようになり、ランダムに書いてみようかと思う。

EVの活用 <EV 高野山観光すいすい 3台レンタル開始>を読んで

2017-08-25 | まちづくりと環境保全

170825 EVの活用 <EV 高野山観光すいすい 3台レンタル開始>を読んで

 

今日こそ1000字を目標に30分で書き上げたいと思っています。6時スタートです。

 

毎日朝刊に<EV高野山観光すいすい 3台レンタル開始>が掲載され、ウェブ上では写真がありませんが、記事には「こうやくん」というマスコットキャラクターが描かれた<光岡自動車(富山市)製の「Like-T3」>が関係者を乗せて記念パレード風の送稿しているのが写っています。なかなかかわいいです。

 

<高野町観光協会(加藤栄俊代表理事)は、高野山内を周遊する観光客の移動手段として、小型電気自動車(EV)を3台導入し、今月、レンタルを始めた。二酸化炭素(CO2)を排出しないため、環境上のメリットも期待されている。>

 

最近は高野山にも自動車で上がっていく観光客が増えてきて、京都・鎌倉とは比べようもないですが、それでも目につきます。自動車公害とまではいかなくても静寂な寺社景観が損なわれないか心配になります。

 

そんなとき、スタートしたこの企画は時宜にかなうものでしょう。さてこの「Like-T3」は、<4人乗りの三輪バイクタイプで、全長約2・4メートル、幅約1メートル。普通免許を持っていれば運転できる。>ということで、パークアンドライクとしても将来、使えるかもしれません。少なくとも電車で来訪される方にはとても便利ではないかと思います。その意味で、高野山へは南海電鉄をとも宣伝しやすいかもしれません。

 

だいたい、高野山に自動車で来ても、山内を自動車で行き来するには不便です。やはりどこかに駐車して、歩いて壇上伽藍や興味のあるお寺への参観(あまりやっていませんか)などして、山上の宗教景観を楽しむのがよいかと思うのです。

 

<家庭用電源を使い、1回の充電で約60キロ走行できる。利用は高野山内の指定エリアに限られ、レンタル料は3時間以内3000円、以降は30分延長ごとに500円追加。最長6時間まで借りられる。利用時間は午前9時~午後4時半(申し込みは午後1時まで)。>ということですから、レンタル料はリーズナブルといってよいでしょう。

 

ただ、<奥の院前や壇上伽藍(がらん)の中門前など3カ所に専用駐車場を設け、順次数を増やす計画。>ということで、駐車場難で閉口する普通の自動車と同じ憂き目でしょうか。そのために専用駐車場ということですが、そんな空き地はあまりないはず。現行の駐車場の一角に設ける?のでしょうか。ま、3台くらいならたいした面積もいらないでしょうか?

 

で、高野山もいいですが、もっと地域でも活用してもいいのではと思うのです。まだ少し値段が高めですが、多くの自治体が利用して、国も補助すれば、EV普及にもなりますし、多様な機能を期待できると思うのです。

 

たとえば、高齢者で認知症予備軍のような人には、こういった車なら、結構安全に使えるのではと思うのです。スピードもでないでしょうし、自動車の危険性が軽減するので、高齢者が免許返還した結果、外に出る機会を失ったり刺激がなくなり、かえって老齢化・病気が進行することを防ぐという役割を期待してもいいように思うのです。むろん光岡製品だけを推奨するわけではありませんが、ぜひ各自治体で検討いただきたいものです。

 

今日はこれで20分程度。ちょっと用があるので今日はこの辺でおしまい。