「旧白洲邸・武相荘(ぶあいそう)」
戦後の日本の立役者
白洲次郎と正子夫妻の旧邸宅です。
昭和十八年(1943)に、ここ鶴川に移り住んで
家族とともに60年近く暮らした家です。
(2001年10月)記念館・資料館となり
一般公開さ れています。
2006年12月~2月
茅葺き屋根の葺き替え工事も行われ、
当時のままの姿を維持しています。
広いリビング。夫妻共に海外留学していただけあって、
大正から昭和初期にしてはお洒落な住まいです。
次郎氏ゆかりの品が展示してあり、
ゴルフセット、ルイヴィトン のバッグや
カルティエのボールペン、ロレックスの時計もありました。
次郎氏の遺言書まで展示してあり
「葬式無用、戒名無用」とありました。
昔懐かし古き良き時代の
日本の生活空間を
垣間見る事ができました。
敷地内には散策路があり、里山のような
小高い丘を一周して回ることができます。
「武相荘」は町田の鶴川街道にある
ユニクロを左折し、坂道を登った場所にあり、
周りは新興住宅地で住宅が密集していますが、
竹林が周りの住宅を遮っていて、
ここだけがポツンと
鶴川の昔の風景が残っています。
手を加えすぎない自然な美しさがあります。
カフェレストランが併設されています。
白洲次郎が若い時に乗っていた
ヴィンテージスポーツカー「ペイジ1916年型」
と同じ型の本物が展示されていました。
また、ミュージアムショップには
白洲家に展示してあったものと同じデザインの
古伊万里や染付のお皿などが販売されていました。
武相荘は子供の頃、遊んだ
原風景が蘇る懐かしい場所でした😌