Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

絵画鑑賞記「第55回光陽展・広島展」(3)

2007-06-16 12:25:15 | 怒素人的美術蘊蓄録
<添付画像>:54回光陽展広島展・「プラタナスの風」
   (昨年度:平成18年6月開催出展作品より・・・)


<作品の紹介>

 作品番号: 49
 作者氏名: 木 村 順 子 (会員)
 作品題名: 『プラタナスの風』
 住  所:   広  島


 
 思いがけずも計らずも、記事更新に手間取った、、、。

 実は1週間以上も掛けて、昨年開催された第54回光陽展広島展開催中に撮影した画像の記録を懸命になって探していたけれど、今朝になってようやく「ファイルの在処」見つかった。

 「何を探していたのか! ですって?」

 ハイ、
 昨年度出展されていた作品の中、気になって仕方ない作品あれど、如何しても記事にできなかった「好きな絵画」あり、その作品こそ何と、悠々さんからのご紹介を頂いて先日お会いしたKさんの作品! 題して「プラタナスの風」・・・

 「ようやく見つかりました! 削除しておらず、しっかりとファイルされていたので本日あらためて『昨年度作品』の掲載をさせていただきたい!」

 合わせて、「第55回光陽会広島展」連載記事の滞っていた訳、この一枚の画像の見つからなかったことによる「言い訳」をしつつ、本日あらためて「申し開き」を申しておきたい。

 いや、その、先日記事のコメント欄にて、我輩直接Kさんから「お聞きした内容」は悠々さんにより事前に語られているから、いささか具合が悪い。 我輩からは、もうそれ以上に何も語る必要はないぞ! 等々、いささかガキ的心なる立腹状態であったけれど、それはそれで大人気ないではないか。等と、逆に、自らを諌め悟る時間にもなった。

 先ずは昨年出展されたKさん作品をとくとご覧頂きたい。

 昨年の第一印象として、いかにもブルーの配合良く、我輩の好きな色調であり、先ずは自宅の玄関先に展示しておきたい。
 実際この大きさの絵画を我家玄関先に於いてしては展示不可。 その様な小さな玄関先に於いてはあまりにも大きな作品であり、これはあくまでも公共施設の玄関先をイメージすべし! 展示場所はともあれ、毎朝こういう絵画を眺めて入外出できれば好いか!
 「日々、最高の幸せ気分にて一日過ごせるか?!」
等々、まったく理屈ぬきに好きな色調にて纏められた「好きなタイプ」の絵画であったこと、あらためて思い出す。

 「・・・?」

 「え? では何故に記事にしなかったのか!? ですって?・・・」

 我輩にとって、その答えは単純且つ複雑なものであった。

 単純には、作者の作画意図なるもの、全く見当付かなかったのであります。
 加えて、昨年の奢侈的?否、斜視的感覚にて、勝手に動く前頭葉と指先に任せた感想文書くと何を書き出すやら解ったのもではない。 結果、作者の意図から全く外れた世界でのタワゴト戯言を書き連ねる傲慢不届き千万且つ不謹慎極まりない感想文になる恐れあり、結果、頭を冷やした経緯あり、、、。

 1年経過した後、ようやく第55回光陽会展覧会場にてご本人様よりお聞きしたのですけれど、これ、「具象絵画」ではないとは承知。
 でもって、

 「抽象画ですか?」

 とお聞きすれば、そうでもない。

 どうやら、

 『心象絵画』なる作画方法であるとの事、、、。
 正確には、我輩の聞き間違いか?あるいは我輩の記憶間違いなる「当て字」かも?

 さて、そろそろ1600文字になる。 このところ、可能な限り長文を差し控える心がけにて、キーボードから指を離そう。 意識せずに放っておけば、いやがうえにでも文章長くなるから、、、。

 とにかく次回は「本年度Kさん作品」をご紹介し、以っていよいよエセ男爵的絵画鑑賞感想を連ねてみたい、、、。 



 <・続く・・


 * 先日投稿済み関連記事は、こちらから入れます・・