<画像>ブダペストのケンピンスキーホテル、コーヒーショップにて
(撮影日時)1999年7月17日
(撮影機材)コンタックスGI / レンズ:カールツアイス50mm
この絵を観ていると、ほとんど消滅しかかっている10年前の記憶が走馬灯のように繰り出してくる。
自分の歴史の彼方に、歴史的記憶として残らずに葬り去られていく一歩寸前だった記憶が、この画像によって鮮明に蘇り始めたのだからうれしい。だから敢て、この画像をブログ掲載した。
先ずはこの旅行(1999年当時)自体のこと。ほとんど忘れ去られようとしていた『この旅行』は、確か、インドネシア東ジャワ州に約3~4週間滞在した後、乗り換えの為だけに日本(関空)に立ち寄り、そのままヨーロッパ線に乗り換えてハンガリーに向かった記憶が蘇ってくる。
第2にカメラのこと。この画像そのものを撮影したカメラのことだ。 当時、すでに流行遅れとなりかかっていた『コンタックスGI』を入手し、初めてカールツアイスレンズの優秀性を体感した。 とにかくカールツアイスを使いたかった。 使ってみた解ったけれど、レンズの味は抜群だ。 なにはともあれ掲載した「この画像」をもう一度眺めて頂きたい。もっと至近距離撮影したかったけれど、このカメラ(Contax GI / 50mm Lenz)にして約50cmの「この距離」が、最も至近撮影距離だった。なぜならば、コンタックスGIは、(一眼レフではなく)ヴューファインダーシステムのカメラだからだ。 このシリーズの画像はすべて、カールツアイスとコダックフィルムによって創作されている。
第3に記憶から吹き飛んでいたはずの当時のケンピンスキーホテル・コーヒーショップのコーヒーの価格が(添付画像)から判明。一杯のコーヒーの値段はHUF950.-(ハンガリー・フォリント)日本円との正確なレートがさだかでないけれど、おおよそ日本円で450円程度だった記憶がある。つまり、当時、日本円とフォリントの交換レートは1HUF=日本円の5~40銭だったはず。
さてこの時、一体全体なんのためにホテルケンピンスキーに出向いて行ったのか?おおよそ思い出してきた。最初に「ミス・クビチャ・ジュジャ」との再会?いや、ジミーと合流し、そしてジュジャとの再会だったか?あれこれ記憶をたどると懐かしくてたまらない。
そう、そうなんです。
なにしろ書きかけの長編小説『黄昏のポジョニウッチャ』を今年中に仕上げなくちゃならんのです。2月中に第2巻を完成させ、夏迄には全巻(計4巻)書き上げたいのです。なにはともあれ、一連のこの画像は、小説背景となった当時ハンガリーの記憶を蘇らせ、小説作品の舞台裏を整備するヒントになること、必定です。 (投稿・トーマス青木)
(撮影日時)1999年7月17日
(撮影機材)コンタックスGI / レンズ:カールツアイス50mm
この絵を観ていると、ほとんど消滅しかかっている10年前の記憶が走馬灯のように繰り出してくる。
自分の歴史の彼方に、歴史的記憶として残らずに葬り去られていく一歩寸前だった記憶が、この画像によって鮮明に蘇り始めたのだからうれしい。だから敢て、この画像をブログ掲載した。
先ずはこの旅行(1999年当時)自体のこと。ほとんど忘れ去られようとしていた『この旅行』は、確か、インドネシア東ジャワ州に約3~4週間滞在した後、乗り換えの為だけに日本(関空)に立ち寄り、そのままヨーロッパ線に乗り換えてハンガリーに向かった記憶が蘇ってくる。
第2にカメラのこと。この画像そのものを撮影したカメラのことだ。 当時、すでに流行遅れとなりかかっていた『コンタックスGI』を入手し、初めてカールツアイスレンズの優秀性を体感した。 とにかくカールツアイスを使いたかった。 使ってみた解ったけれど、レンズの味は抜群だ。 なにはともあれ掲載した「この画像」をもう一度眺めて頂きたい。もっと至近距離撮影したかったけれど、このカメラ(Contax GI / 50mm Lenz)にして約50cmの「この距離」が、最も至近撮影距離だった。なぜならば、コンタックスGIは、(一眼レフではなく)ヴューファインダーシステムのカメラだからだ。 このシリーズの画像はすべて、カールツアイスとコダックフィルムによって創作されている。
第3に記憶から吹き飛んでいたはずの当時のケンピンスキーホテル・コーヒーショップのコーヒーの価格が(添付画像)から判明。一杯のコーヒーの値段はHUF950.-(ハンガリー・フォリント)日本円との正確なレートがさだかでないけれど、おおよそ日本円で450円程度だった記憶がある。つまり、当時、日本円とフォリントの交換レートは1HUF=日本円の5~40銭だったはず。
さてこの時、一体全体なんのためにホテルケンピンスキーに出向いて行ったのか?おおよそ思い出してきた。最初に「ミス・クビチャ・ジュジャ」との再会?いや、ジミーと合流し、そしてジュジャとの再会だったか?あれこれ記憶をたどると懐かしくてたまらない。
そう、そうなんです。
なにしろ書きかけの長編小説『黄昏のポジョニウッチャ』を今年中に仕上げなくちゃならんのです。2月中に第2巻を完成させ、夏迄には全巻(計4巻)書き上げたいのです。なにはともあれ、一連のこの画像は、小説背景となった当時ハンガリーの記憶を蘇らせ、小説作品の舞台裏を整備するヒントになること、必定です。 (投稿・トーマス青木)