Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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少しお洒落に Let's lunch,,, (11/6);ゴールドの輝き…

2008-03-18 11:25:30 | 食彩+酒の肴
<添付画像>:シリーズ投稿『少しお洒落に Let's lunch,,,』の最終記事を飾る【黄金縁の飾り皿】?…

 前回投稿記事(連載10/6)の画像と、見比べていただきたい。

 ようやくデザートを食す時間になったから、ようやく煙草を嗜める時がやってきたから、レストランホールからバーコーナーのカウンターに移動した。 したがってデザートを盛り付けてあるガラス皿からの色彩は、バーカウンターのマホガニー色、、、。

 連載(10/6)にて言及した通り、本来ならば、「テーブルクロス(白のリネン)」とを対比させ、デザートの色彩の冴え渡るよう意図した「透明なガラス皿」。

 かえすがえすも(返す返すも)……
 
 「若し、この場所がレストランテーブルの位置であったなら、どのような色彩バランスになっていたことか……」

 と、回想してやまないのである……。

 たぶん、もっともっと活き活きと、イチゴの紅色やブルーベリーの紫色にスポンジケーキとヴァニラアイスクリームの薄黄色等々の色彩が、透明なガラス皿一杯に映え亘っているに違いない。

 それにもまして、あらためて気付くことあり!

 幅2センチ強あった!と思われる「黄金色の縁取り」の美しさに、再度、驚嘆してしまうのだ。

 比較的、プラチナ・金・銀などから始まる貴金属製品にはさほどの興味を持たないけれど、この時ばかりは違っていた。 あらためてあらためて『黄金色の美しさ』に気付いたのだ。 これほどまでに、透明なガラス皿とその上に乗っかっているデザートの色彩バランスを引き立てて、尚且つ黄金色の持つ力強さを控えめに、主役であるはずの黄金色はむしろ脇役の立場になって、「デザートの色彩」を盛り上げ、さらには「デザートの味わい」を予測させるに十分な舞台演出は、この黄金の縁取りが担っているか、、、。

 ようやく解ってきた、、、。

 というよりも、レストランで食事する意味を、あらためて理解した。

 美味しい料理を提供し、安心して、寛げて、家庭では体験できない環境と空間の中で、『食の文化』をデザイン出来るのが本物のレストランである。 レストランサービスとは、そのようなも付加価値が必要で、その付加価値こそサービス業の真骨頂なのだ。

 いよいよ結論である。

 結論とは、
 そんな『すてきな空間(レストラン)』で食し、食文化を理解し堪能できる「人種」に、あらためてなりたいと思った、、、。
 

   <シリーズ記事「少しお洒落にlet's Lunch,,,」…完……>


 * 当シリーズの前回投稿記事は、こちらから入れます。


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