「福寿草」のつぶやき
私「福寿草」は春を告げる花の代表と言われておりますが、先ず自己紹介させていただきます。
私は多年草で、広島市安佐南区に住んでいますが、今年は低温気象のため開花時期が遅れ2月中旬も過ぎやっと開花しました。
私は、太陽が好きで花は日光が当たると開き、日が陰ると閉じます。初春に花を咲かせ、夏になると地上部が枯れ、それから翌年の春まで地下で過ごします。
名前の「福寿」は、当地域の老人会の名称「福寿会」に使用されています。私たちを意識されたかどうかは定かでありませんが幸福で明るい長命社会を目標として設立されものと思われます。
そこで、日本の高齢社会については私たちも関心があり非常に憂慮しております。
高齢社会白書によると、2010年10月1日(国勢調査)時点で65歳以上の高齢者人口は過去最高の2,958万人で、1億2,806万人の総人口に占める割合(高齢化率という。)は23.1%となりました。つまり国民の4人に1人は高齢者ということになります。総人口が減少する中、今後も高齢化率はさらに上昇する見込みであり2055年には高齢化率が40.5%に達し、国民の2.5人に1人が65歳以上の高齢者となる社会が到来すると推定されています。
こうした状況の中、高齢化率を上げないための行政施策も財政難から手詰まり状態になっているようですが、高齢者の孤立防止や居場所づくりを進める観点から、高齢者がボランティアなどの社会活動に参加するためのきっかけづくりも必要となるでしょう。
また、高齢社会においては、親睦・融和を図り高齢者の福祉の向上を目的とする地域の高齢者のクラブである福寿会の役割は、ますます重要になってくるでしょう。ところが、福寿会への加入率は低下傾向にあります。当地域の福寿会にはカラオケ、ゴルフ、グラウンドゴルフ、囲碁、手芸などの部があり、各部を通じで会員の募集活動をされているようです。ところが最近加入者数が増えたという話は聞かない。地表から伺うところによると福寿会も高齢化しているように思えてなりません。(投稿:Takashi or 『福寿草』)
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追記(編集後記 by エセ男爵)
さきに投稿いただいた吾輩の友人Takashi君に、引き続いてご投稿頂いた。 しかも、この度は文章付きで、、、。
Takashi氏曰く、
「とんでもない!書けない書けない。文章は書いたことがない……」等々、
度々聞いた。
「とんでもない!『書けない』なんてまったく信じられないセリフであるぞ」
すなわち「かけない」なんて。こちらが言いたいセリフだ。
Takashi殿、素適な画像と素敵な文章です。 寄稿感謝! ナジョヨー・ケッセネムセーペン (It's very good! Thank you very much,,,)
福寿草が春をつげているようでいいですね。