Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

自己紹介に近い「お話」・・・

2005-05-28 06:05:21 | つれずれ紀行


アメーバブログ時代、たしか4月上旬だったと思うが、我輩の英文論文を投稿した事がある。

ワード変換でうまく貼付けできなかったが「何か書いている」ことはご確認いただけていると思う。

さて、
前後してしまったが、
今日は、何故英文論文を書くに至ったか?
何故バリ島にタッチしているか?
そんあいきさつを知っていただく為に、2004年9月、我輩が師事している「さる出版社のオーナー(彼、プロの物書き。ちなみに我輩は素人!)」宛、下記のに送ったEメールをそっくりそのままブログに掲載する。
ま、
何度か「バリ島のロングステイ」の考察にチャレンジしているが、実はこの論文の中に、すでにその核心に触れている。我輩のつたない英文論文はワード文章であるから、いかにして記事に掲載するか、いささか難しい。何が難しいか?若干の図形データやグラフ、罫線の入った数字データなどがばらばらになってしまうから手の施しようがない、、、。若し、読んでやろう!下手な英文診てやろう!と思われる読者の方がおありであれば、喜んでお送りしたい。読まないが、読みたくないが、手元に持っておこう!それもありがたい。その場合、Eメールの添付書類としてお送りするので希望される方はメールアドレスをお教え願いたい。(E-mail address: baron24ese@goo.jp)

論文そのものは英文であるが、下記文章の中には「論文内容」のあらかたを紹介しているので、バリ島に興味をお持ちの方は是非ご通読願いたい。(お断りしておくが、この当日イラク戦争勃発、一ヵ月後にSARS騒ぎが始まった。また、スマトラ沖地震の発生など想像だにしていない頃であるから、若干の斟酌を願いたい)

尚、
すでにアメーバ時代からの読者には一部重複する箇所があるのでご了承いただきたい。来週中ごろから再び「バリ島ロングステイ」の考察に関する記事を書き始め、逐次投稿する予定である。加えて云えば、この「くだり」を明確にしておかなければ、「ロングステイ考察」の入り口と出口が見えないので、記事を読み進めていてぼんやりする読者もいるであろう。是非ぼんやりしないで、且つ、飽きずに懲りずに、バリ島の「ロングステイ考察」を通読願いたいのである。(まだあまり書いていない、今からが本番であるけれども・・・)

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*このところ、ランキングが下がりっぱなしなのである!最近押し忘れの方々が多くなった。押していただけない読者もおられるが、これは仕方がない。計算上、三人の読者のうち一人にクリックして頂ければ我輩はとっくにランキングトップになっている。せめて5位以内にはなってみたいものだ。四の五の抜きに清濁取り混ぜ是非以下のバーをクリックして先に進まれたい・・・

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<写真説明>
ウブドの別荘でおなじみ、MAS女史。本日はスーツ姿で・・・
バリ島観光専門大学MAPINDOの大教室入り口にて。セミナー当日、我輩の通訳兼秘書を務めていただいた。

彼女は場馴れしていて何かとゆとりがある!

セミナー開始前の「バリ美人爽やかショット」・・・

「・・・・・」

「なんですって?もう、これ以下のメール本文読まなくてもいい?」

「どうぞ、勝手にしてください」



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拝啓 db先生  2004年9月00日

数日考えましたが、一旦口を開いた責任は取らねばならず、たとえ無視なさろうとも「論文」はお送りしなければなりません。
したがいまして先日ご紹介いただいたアドレス宛、明朝9時までに「Word添付書類」として発信いたします。
受信方、何卒よろしくお願い申し上げます。
論文のタイトルは、
「日本人旅行者から診た今後のバリ島観光産業の行方について」
とし、
作成年月日は一昨年前2002年3月上旬。当論文は3月下旬にバリ島の某大学で開催されたセミナーのメインテーマとし、はずかしながら不肖小生が講師として招待をお受けし、約1時間45分のレクチャーに及んだ次第です。セミナー参加者は同学の学生、ならびに一般社会人参加者として現地ホテル協会会員ならびに地方行政職員などでした。
当セミナー開催の理由は、開催前年度(2001年10月だったか?)バリ島における爆破事件が起こり、その後急速にバリ島訪問者が激減した中、主たる外国人訪問者(一位=オーストラリア人、二位=日本人)である我が国の関係者からセミナー講師を選出したい、、、。等の意向が強く、当時、たまたま東ジャワ州の大学客員教授として現地に出入りしていた小生に(図らずも)白羽の矢が当たってしまったことが原因です。
又、図らずも、当セミナーの開催前日、不幸にも、第二次イラク戦争が勃発しました、、、。
セミナー招待を受けた機会にバリ島でフィールドワークを計画し、数ヶ月充電期間の後、昨年の秋口から始まる大学の新学期にあわせ、新たにバリ島の2大学と東ジャワ州の某大学の間を行ったり来たり、気楽に、しかし真面目に文化交流とレクチャー三昧を「楽しむ予定」を立てていたのです。
で、昨年の8月末までバリ島からスラバヤを中心とした東ジャワ、査証更新のため、時に数日シンガポールまで足を伸ばす。といった按配で、海洋性気候の快適な環境の中に身をさらし、昼寝つき読書三昧の日々、チンタラと気楽な数ヶ月を過ごしました。そうした中、8月に入り、事件が起こりました。83歳になる父親が急遽脳梗塞で倒れ、あわてて帰国し、現在に至っております。(未だ寝たきりとなったままですが、、、これも天の定め、世の順序、逆らえない自然の摂理に任せねばなりません、、、)
今一度「話し」をバリ島に戻します。
滞在中のその後、ご承知の通り、アジア世界を震源地とした「SARS騒ぎ」なども立て続けに起こり、観光立国(いや立州)であるバリ島は、そのつど大きな打撃を受け続ける、すなわち外国人訪問者の激減は直接的な観光産業(例えばホテルやレストラン、バス会社や航空会社)のみならず、その周辺産業から末端の一般地元住民まで、短時間に経済的影響を被り、グローバル世界における遠くの事件が、たちまちにしてバリ島のあらゆる産業に影響を及ぼすこと、身をもって体験致しました。
バリ人はもとより、図らずも現地滞在の日本人とも交流があり、さまざまな体験をいたしました。
日系人については、約10年前よりバリ島における現地定住者の数が増え続け、正式データ(?)にて約2千人近く(時に、実際にはその倍の数字=4千人とか?)の日本人長期滞在者が居ると聞きます。彼らの中には急ぎ帰国した人たちも居るそうです。面白いことに、外国各都市で長期滞在?している日本人は、その滞在地によって「一くくり」に出来る『共通性』がはっきりと認められます。似たような背景と目的を持った日本人が、「ある環境」を求め、海外に出向いているようです。書きたいが、今は、あまりにも直接的過ぎて、書けない話もあります。が、いずれ執筆の枝葉には、かろうじて役立つかもしれません。
さて、
論文の内容に触れておきます。
標記の論文は、
(1)海への憧れは、歴史的に考察しても日本人の血のなかに今尚脈々と流れている事実を考察し、
(2)もって、「海岸リゾート」好きな日本人の根強い人気に支えられ、リピーターの決して絶えることのない「バリ島人気」は今後も回復が約束される事、関連記事やトピックスを合せ示し、
(3)今は、耐え忍んで「待つ」、観光産業を目指す若者は、その間に、自己の知識と技量に磨きをかける事ユメユメ怠らないよう切磋琢磨を奨励する。
(4)しかし、近い将来のバリ島は、海外旅行客の観光目的地としてのみならず、『国際的な物流や人間移動の中継地点』になるべく、今、その準備に入らなければならない。これを今回のセミナーの最大研究目標として『力説』し、
(5)また、無謀にもバリ島をして全時代的な『農業立国(いや、立州か?)』に時計のネジを巻き戻す発想を掲げる一部の地元政治家や地方行政役人の声があるが、いまさら理論も実論もぶち壊しの『謳い文句』や、その場しのぎの選挙の票取り合戦はバカバカしいから一切耳を傾ける必要は無い、
(6)しかし、時に観光産業に於いても「自然破壊」に直結する動作(定住者以上のゴミ廃棄物の流出)には、真剣に対応する必要ありとし、民間と地方行政が適切なる「策」を講じておく必要ありと警告した。
(7)添付の統計資料の『解読と消化』を強く奨励し、実数値すなわちデータでの、事実掌握の重要性を叫び、グローバル世界における「観光・旅行産業の重要性」と将来に向けての『よりいっそうの工夫』を訴えました。
以上、たわいもない内容の論文でありますが、地元学生にとってはいささか難解すぎた嫌いがあり、むしろ全文を通して『熟読』していただいた方は、わずかに2名。そのお一人は、バリ島における唯一の国立大学農学部の教授!この先生は、過去のバリ州行政府の「異常なる観光産業擁立」には反対する人物でしたが、小生のバランス感覚を高く評価していただいたようです。
もうお一人は米国出身の男性旅行客が読んでくれました。すでに40歳代に入ったアメリカ人は水球の達人でオリンピック米国代表の経験があるとの事、したがって、みごとな容姿の持ち主! 在学中、水球の選手としてヨーロッパを転戦していた折、ヨーロッパのファッション業界から声がかかり、10年近く男性ファッションモデルとして、ヨーロッパ諸国を渡り歩き、軟(ヤワ)な仕事をしていたようです。
友人としては高く評価できる好人物の男性ではあります。が、小生、すでに「今、この年」になってしても、(できる限り?)このような輩とは一緒に行動したくない。ともに街を歩きたくない。事実、彼はしょっちゅう白人女性やその他各種女性外国人滞在者(日本人女性からも)からか?デートのお呼びがかかり、定宿のホテルを抜け出し、しばらくしてまたホテルに帰って来くる、そんな優雅な生活を繰り返していた様子です。
実は彼、知る人ぞ知る「著名人」でして、バリ島とジャワ本島の、潮の流れの速い海峡を「泳ぎ渡った」遠泳記録保持者であります。たまたま滞在ホテルが一緒となり、毎朝バイクを駆ってクタ海岸に出かけ、一日もトレーニングを欠かさない、上品でハンサムで知的なアメリカ人男性でした。数年前まで東京で「英語教師」等の経験があるからして日本人有名人ならびに日本人国際スポーツマン(たとえばプロ女子テニスの人、、、)などの知人も多くいるようでした。
当掲示板を開かれる中に、彼を、すでにご存知の方が居るかもしれない。
もちろん、彼も論評をしてくれました。
A)まず、面白く読めた、と。
B)こんな世界の観光旅行産業のデータを集約した資料、はじめてみた、と。
C)2~3箇所、英文としてどうしても直しておいたほうが良い箇所がある、と。(あらためてその箇所を教えてもらうことになっていて、互いにそのまま放置し、残念ながら今日に至っています)
D)何か、英文で執筆しないか!そうしたら、是非読ませてほしい!等とも激励?がありました。が、英文執筆など小生にとって大変恐ろしく、一生かかっても出来ないであろう代物です。
彼の人生観、「世界の旅人」に徹しており、何も物理的な欲のない人物です。世の中にこういう人間がいるであろう事、想像はしていましたが実際にであったのはこれが初めてです。
ま、彼には何かと「勝ち目」なく、たいへんに「恐れ入り」ました! というすっきりした気分です。アメリカパスポート所有者として彼に対して勝ち目がないのではなく、彼の人間として持ち合わせている全てに対しての評価です。こんな連中(複数扱い)、ほんとうに稀に存在します。もう15年若かったら、対抗意識が湧き上がったか?と、思いますが、今の私はそうとうに「達観」可能です。そういう意味で、私も欲のない人間かもしれないし、あるいは別の次元、別の価値観で、まだ闘争精神が存在している可能性もあると考えます。
いずれにしても人生、まだまだ楽しくやって行きたいものです。

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9 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
好きなタイプ。 (Duke akiorei.)
2005-05-28 09:03:13
前に拝見したことがありました。このタイプは飽きません。
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履歴書。 (Rei67)
2005-05-28 09:28:02
バロン男爵の履歴書のいっぺんを拝見しました。

大変立派な経歴の方ですね。

私は貴方の熱烈なファンですので勿論、ランクは一番上を期待してます(ブログを探すのも手間がかかりません)、低迷には責任を感じるこの頃です。

少しばかり感じることを言わせていただくと、やっと、この頃ブログを売り込む姿勢が見えてきましたね、ブログのクリックは徹底的にお願いと売り込みが必要ですよ、頑張ってください。毎回楽しく拝見してます。
返信する
ほんとうに・・・ (エセばろん)
2005-05-28 09:38:14
「いい女」です。

ナカナカの才媛(すでに人妻です、この場合も才媛というのかな~)で、顔立ちもどちらかといえば「まるがお」、バリ女性そのものです。

素顔もきれいですよ。

しかし女房にはしたくない。頭よくてうるさくて先が読めて結構怖い女です。

ところでチョッと、ゆめゆめ誤解なきよう!

いえいえ我輩、けっして男尊女卑ではありませんが、ただただ面倒なことが嫌いでして、、、。

とにかく一緒にいても退屈しないし恥かかない。

そんなスタンスで、彼女と一緒にバリ島をうろうろする。立場と位置関係さえしっかりしてればこのMAS女史、なかなか役に立ちます。

一度機会作ってDukeにご紹介しましょう・・・

でも、彼女は日本語ぜんぜんできないし、今からも日本語しゃべるつもりもない様で、まるっきり『西』を向いてる人間です。

いるんですね~・・・

日本人を相手にしないインドネシア人が・・・

何かと群れる日本人、頼りない日本政府、バリ島では結構ヒンシュク買ってますです。

我輩自身も、自分自身、あらためて注意し姿勢を正します。
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再度、厳重注意!! (エセばろん)
2005-05-28 09:41:39
>>少しばかり感じることを言わせていただくと、やっと、この頃ブログを売り込む姿勢が見えてきましたね、ブログのクリックは徹底的にお願いと売り込みが必要ですよ、頑張ってください。毎回楽しく拝見してます。



上記コメント、ありがとうございます。

売り込むつもりはないけれど、そのようにお感じになっておられる事、よく理解できました。

即、反省し、

あらためます!

ありがとうございます。
返信する
経歴?ダメな経歴です・・・ (エセばろん)
2005-05-28 09:46:01
恐れ入ります。

経歴はどう見るか?

金儲けの出来ない、いわゆる出来損ないの「人間」でして、世が世なれば『乞食』一歩寸前、物乞いだけはしないよう自己管理し、日々、厳重注意しています。加えていまだ性懲りもなく「恥の上塗り人生」をとぼとぼ歩んでいる次第です。

あらためてご指導宜しくお願いします。
返信する
ランキングについて・・・ (エセばろん)
2005-05-28 09:56:10
正直言ってあまりこだわっていません。

では何故に、ランキンチャートにのせているか?

このチャートから「我がブログ」を覗いて頂ける方が多いのです。

しかし、

ブログ張っている人の年齢層が若く、さりとて同じ年齢層のブログを検索して見ても、なんだか人生固まった方々が多く、調子がイマイチ合いません。

しかしランクが上下すると、気になりますし、気に障ります。

だから、(私流?に)押し付けがましく「ランキングの話」を記事にしたのです。

反応が見たくて・・・

ま、決して良い反応は出ないでしょう。

ほとんどの人に対してかなり嫌味な記事ですから、、、。

さて、

解決方法として、

来週あたりから「週2~3度」の投稿にしようか?と思っています。

ま、

遅ればせながら、人生の「大きなイヴェント」が終わって早1週間、張り詰めていた気分がようやく元に戻りそうですので「この際」あらためて落ち着いて行動します。

年甲斐もなく、度重なる「無礼」の数々、お許しください。
返信する
http://blog.goo.ne.jp/tiara2003/ (ティアラ)
2005-05-28 10:18:30
以前ご投稿して頂いた英文の論文ですが、しっかり、私のPCのワードに保存してあります。ただ、日本語も理解不足の私が、英文なんてとんでもなく難しくて、それでも知らない単語が出てくる度に、辞書で調べて、全文目を通しました。今回、このように、翻訳した論文を載せて頂いてありがとうございました。頭が良くないので、ようやく少しですが中身が見えてきました。



バリ島という州を「海外旅行客の観光目的地としてのみならず、『国際的な物流や人間移動の中継地点』になるべく、今、その準備に入らなければならない。」と考えておられるところ、なるほどと感動いたしました。難しい事などわかりませんが、観光目的だけではいけないのではないかとは、常々感じておりました。でも、じゃ、それをどうするかと言われても何も出来ないのですが、いまだに、バリ島で仕事がしたいと思う人達が観光客相手の仕事しか頭にないような気がします。いや、それしか仕事がないのでしょう。私個人の見解ですので間違っていたらすみません。これは、あくまでも理想ですが、老後のロングスティは別として、長期滞在の目的として、農地開拓や土木・建築関係の仕事で、日本の技術を伝授できる場があればいいのにと思います。

男爵さまが仰っている、『国際的な物流や人間移動の中継地点』と中身がずれていたらすみません。

いずれにしましても、大変難しい事である事は理解できます。でも、このように立ち上がって発言してくださる方がいらっしゃらないと、何も始まりません。とても、ありがたいことだと思います。

こんなすばらしいセミナーの講師をされた男爵さまを尊敬し、今後の「バリ島のロングステイ」の考察の展開に期待致しております。
返信する
Unknown (ティアラ)
2005-05-28 10:23:08
タイトルにURLを入れてしまいました。もう本当にいつもこんなことばかりで、すみません。私を売り出しているわけではありませんので(笑)

返信する
私は未熟モノで… (hanabinoko)
2005-06-03 00:59:15
こんなことしかいえませんが、

「いずれにしても人生、まだまだ楽しくやって行きたいものです。」

ただただ、このフレーズが好きです。
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