朝、バルコニーに洗濯物を干していると、共同住宅の庭に写真をとりに出かけた夫が、何かやっている。夫の頭上では、ブラック・バードと私が呼んでいる鳥が、数羽、ぎゃアーギャーと騒いでいる。
あわてて降りていくと、夫は、折った枝とその枝に糸で絡まった鳥を持って帰ってきたところだった。大慌てで、糸を切り、足に絡まっている糸を解いてやった。私たちは、大の写真好きなので、記念撮影をして、放してやった。私のカメラは、ちょうど電池切れで、焦って、バタバタ。
写真は、すでに糸を取ってから、・・・。絡まっている状態を取っておくべきだった。
それが、釣り糸などではなく、普通の縫い糸なのです。しかも、すぐに切れそうな粗悪品。それでも小鳥にとっては、命にかかわる脅威だった。人間は、やはりもう少し、物を捨てる時は、注意しなければいけないと思った。
この鳥は、先日我が家の共同住宅の敷地内で、卵からかえった鳥と同じ種類で モッキンバード(Tropical Mockinbird;日本語では、マネシツグミ?)で 夫が、カラスと呼んでいる 黒い鳥(Great-tailed grackle;ムクドリモドキ?)の次にどこにでもいる鳥です。