Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

熱いのか?

2009-05-05 23:46:07 | しごと・キャリアのこと
今日・明日の仕事に追われないで、仕事に集中できるってステキです。GWに仕事って案外、気持ちいいです。

連日、ブログを更新しているのですが、長年の読者は、ひょっとしてお気づきかもしれませんが、久しぶりに「毎日更新」企てています。

暇なんじゃなくって、「思うこと」あってでございます。

さて、

先日、同じ講師仲間と久しぶりに飲んでいたおり、個々のパーソナリティに話が及んだ時に、「はるさんは熱いからなぁ・・・」って話になりました。

たまに言われます。

「熱い」って。

本人は、常時、自覚ないんですけど、多分、根っこには暑苦しいもの持ってると思うんです。でも、近年、公私ともに意識的に押さえてきた部分なんです。

ん、熱かろうが、冷たかろうが、そんなんどっちでもいいって?

そ、そですよね・・・

4月は新人研修でしたので、多少、元来のキャラクターで暑苦しく巻き込んでいく必要があった訳でして、それを見た研修会社の営業担当の方の目が「点」

「はる講師、前に立つとが変わるんですねって・・・」

この「熱いキャラ」が本人としては「素」なのか、楽と言えばラクです。

本人は、全く「熱い」意識はないんですが、研修受講生が、食いつきのいい時って、やはり自分の中でスイッチ入っていることには気づいています。

先日、お付き合いのある会社の社長を早朝まで拘束し、お酒も飲まずに、熱弁を振るってしまいました。

ヤッチマイマシタ・・・
ソレッテカルクカンキンデスカラ・・・

社員の方のことを思えばのことでした。

「産業カウンセラー」も「キャリアコンサルタント」にも、組織に介入できる力は必要です。

どちらも、スタンスや人間観は微妙に違うのですが、どんな立場で発言するかを冷静に判断する必要は常日頃感じ、最初は葛藤したりもしましたが、

広く人材育成に当たる立場としては、資格に縛られるなんてのはナンセンスです。

職場生活や仕事を通じて成長している実感を持って仕事に取り組めることは、企業を強くすると思うからこそ、働く人の支援に軸足を置くことを「良し」と考えています。

「働く人」と自分自身が「働く人」として幸せになる。

今は「それでいいんだ」と思っています。

ホントにすごい順位になってしまいました!

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社会人の基礎力

2009-04-05 12:01:37 | しごと・キャリアのこと
新人に関わる研修も、土日こそ休みですが、月曜日からしばらく連続します。
すでに、3日間の研修を終えていますが、

皆さん元気があって笑顔がいいです!

その一方で、

「いまどきの若い者は・・・」とは、太古から言い古されてきた言葉であります。

時とともに、便利になっていく世の中でゆとりを持って、横つながりを中心に育ってきた今の時代の新人は、知らないことも多いのはいたし方ないことじゃないんでしょうか・・・・

でも、「知りたい」「学びたい」という欲求は個人差はあれど間違いなくあると思っています。

それは、すごく感じます。

本音で話せば、自分たちに足りないことや不安なことを補ったり、解消したりしたいと思っているのは確かです。

私は、就活で苦労した覚えがないので、最近の新人の方が下地がしっかりしているように思えることが多々あるんですけど。

受け入れる側の環境が厳しいということで、即戦力として期待すれば物足りないのは確かですが、すぐには戦力にならないのが新人であり、

一日も早く戦力化できるかは、本人の努力だけではなく、育て方にも大きく因ると思います。

忙しい仕事の中で、彼らを育てる「育て力」にたくましさが必要と思います。

私自身、新人研修に関連して、新人育成研修をさせていただくこともあるのですが、昨年、そんな中で出会って「うーん」と唸ってしまったHPがあります。

早くも学生時代から社会人の準備がなされているのですね。
社会人となったいい大人から見れば、見慣れた文字が並びますね。

社会人基礎力

経済産業省が明確にし、高めていこうという3つの基礎力と12の要素です。HPから引用させていただきますと・・・

1)前に踏み出す力
・主体性・・・物事に進んで取り組む力
・働きかけ力・・・他人に働きかけ巻き込む力
・実行力・・・目標を設定し、確実に行動する力

2)考え抜く力
・課題発見力・・・現状を分析し、目的や課題を明らかにする力
・計画力・・・課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
・創造力・・・新しい価値を生み出す力

3)チームで働く力
・発信力・・・自分の意見をわかりやすく伝える力
・傾聴力・・・相手の意見を丁寧に聴く力
・柔軟性・・・意見の違いや立場の違いを理解する
・状況把握力・・・自分と周囲の物事との関係性を理解する
・規律性・・・社会のルールや人との約束を守る力
・ストレスコントロール・・・ストレスの発生源に対応する力

大学の方で、このような力をつけるような体系的な取り組みを始めているようですね。

つまり、社会人として何が大事かということを知った新人がこれから増えるであろうと考えられる訳ですが、問題なのは、私たち先輩社会人が、この3つの力と12の要素をどう考えるかいうことです。

私は、文字上は理解でき、その大切さを自分の仕事の中で語ることはできても、力を持ち合わせているかというと自信持てないって要素がいくつかあります。

世の中の垢にまみれた今となっては素直になれないものもあり、もはや自分を変化させるには努力が必要・・・(汗)

簡易診断もありました→こちら

若手のこれらの要素が一定レベル以上にあれば、日本の職場ってまだまだ活性していくものだろうと思います。

新人の皆さんが、失敗を恐れずに、どんな困難にも負けずに、前に一歩づつ進んでいくことを応援しています。

もしも、先輩や上司が疲れていても、その意欲と笑顔で火を着けていくことを願っています。

そんな皆さんを支援していくところに自分の「出番」があると思う日々です。

久しぶりにクリックお願いします。


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どんな気持ちで行うか

2009-04-01 19:53:20 | しごと・キャリアのこと
いよいよ新年度スタートですね。
私も、来週が新人研修のピークであり、15日までは新人がらみの研修が連日入っています。

さて、今年も発表されましたね。
新入社員の大きな傾向は、エコバッグ型だそうです。詳しくは→こちら

すでに、3月に新人研修を済ませておりますが、確かに折り目正しいっていうのは思う節があります。

耐久性があるとは、お疲れ気味の先輩・上司が待つ会社の中においては、何とも頼もしいではありませんか!

その企業や業界によっても雰囲気に違いはあるし、十羽ひとからげ的に論じることはしたくありませんが、

良さは認めながら、いつの時代も知らないことを理解させ、足りないものを身に着ける支援は必要で、

加えてゆとり世代といろんな点で融合していく努力が迎える側にも必要です。

さて、

私自身は、接遇・マナー系専門の講師ではありませんが、昨年1年間様々な研修を経験してきて、

社会人として新人に教えられるビジネスの基礎的な姿勢やマナーの部分が案外豊かになってきていることを実感します。

中でも、キャリアコンサルタントとなり、「仕事って何なんだ?」的な小さな哲学の旅に自分が出かけたこと。

そして、様々な職業を理解したり、階層を理解したことが大きいと思っています。

しかし、

私の接遇研修は正直言って美しくないです・・・

忙しい仕事の中で、別に「エレガント」である必要もないですし。

接遇の理想と忙しいビジネスの現場での実際を踏まえて臨機応変に動ける考え方や判断の「肝」を暑苦しくインストールしているかもしれません。

新人には考え方、基本動作の意味を理解し、体得させる中で、自信を持って先輩・上司・お客様の前に立てるようになる為に練習することは大事だし、

それゆえ

「体育会系」のノリも必要だと思っていますし。

加えて、

そんな中で、いつも言葉を添えなければならないのは、

「先輩や上司ができていなくても新人の皆さんは習ったことを実践していきましょう」

というひとこと・・・(苦笑)

接遇って「道」のように極めていくものであり、良し悪しの決定権は相手にあるし完璧ってないと思いますが、

それはそれとして、

基本動作や言葉遣いにしても、社会人として年を重ねてもできていない人って多いのは確かなのです。

いやできなくなっている・・・。

でも

大事なのは「どんな気持ち」で言葉を遣っているのか、誰に対して「どんな気持ち」で振舞っているかということ。

「ことの本質」を理解し、些末なことは動きの意味を教えて、実際に一緒に動きを覚えていただく、

それが楽しくもあり何度もやってみたくなるそんな時間を新人の方と一緒に過ごしていきたいと思っています。

個人的には、失敗も成功も両方体験する行動や発言の積極性を引き出したいと思っています。

目指すは

「考え方と行動をリンクさせる『体育会系仕立て』の新人研修」です。

先方のリクエストにより微調整はなされますが、それが『私らしさ』なのかと思っています。

いろんな講師の方に出会い、たまに比較してブレそうになる時もありますが、今のところ「これでいいんだ」と思っています。

「これでいいんだ」と繰り返しています。

久しぶりにクリックお願いします。


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隣人の仕事

2009-03-15 14:01:19 | しごと・キャリアのこと
今日は朝から晴れ。ふとんを干して、洗濯をして、

で、

確定申告の仕上げです・・・・(苦笑)

青色申告なので、複式簿記で帳簿を作成し、最終的には決算書を作らないとならないのですが、微妙なところで数字が合いません。

仕分けが間違っているのはわかっているのですが、未だ見つけられません。



会計ソフトに入力しながら、売上の内容や、経費となるレシートを見て、たまにしみじみしたりしています。

特に、売上の入力の際に、お客様の会社名を見ると、どんな研修だったかとか、何があったかとか記憶が甦ってきます。

私は、研修にうかがう時に、お客様の会社の商品・サービス、マーケット動向、企業理念、その職種に必要な行動特性などを、良く理解して臨みたいと思っています。

特に、今までは特定の業界で過ごしてきた自分が、幅広い業界に渡って研修の時間をいただくことになったのですから、今までの経験だけで仕事などできません。

経験は大切ですが、陳腐化もすると思います。

大切なのは、お客様の変化する環境に、お客様の興味と自分の経験と研鑽の結果をいかに馴染むものにしていくかだと思っています。

そして、昨日と違う気持ちで、明日を迎えていただくことだと思っています。

製品創りの現場にいる方、安全な輸送に関わる方、人命救助にあたる方・・・・

今までの自分が身を置いてきた仕事環境では、語られる使命とは異なる話を聴いたりもします。

お客様から教えていただくことだってたくさんあります。

勤め人時代にいつも感じていたことなのですが、

今、自分の会社の組織でおきている構造的な問題を、一人で変えるのは難しく、また慢性化した問題を変える為のヒントは、その組織の中では気づきにくく、変えるエネルギーも沸いてきにくいということ。

だから、異業種、異文化、異年齢の人と会って、さまざまな違いの中から気づくとか、そんな人たちに承認されて自己肯定感を持って新しい行動を引き起こしていく

そんな好循環を、時と場所と人を変え、自分自身が作り出さなければ、私自身が腐ってしまうということ。

キャリアコンサルタントとしても、「仕事理解」ということがとても大切なだけに、もっといろんな仕事やそこで働く人を知りたいと思っています。

多面的に仕事を捉えることで、お客様とお客様の間の仕事の価値の共有が、人と人、人と組織、組織と組織をつなぎ続けるつなぎ目になっていけるのではないかと思うからです。

そこに、自分の成長も予感します。

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「好き」で生きる人(2)

2009-03-10 19:54:51 | しごと・キャリアのこと
1つ後輩のKちゃんも、そうなんです。

もともとバレーボール選手だったので、彼女が入学した時に、バレー部の私は勧誘にも行ったのですが、彼女は首を縦に振らず、「ライフル射撃部」に入りました。

で、ゼミで合流。

性格はおっとりで、体育専攻とは思えないスローリーな彼女・・・

ゼミの教官が、授業では水泳の指導教官なのに、彼女は、水泳がメチャメチャ苦手だったです。

そんな彼女が、正直スポーツクラブに就職したのは意外でした。
しかも、スイミング担当って・・・

何年かして、彼女は会社を辞めて、フリーのアクアエクササイズのインストラクターになりました。

アメリカから最新のプログラムを紹介したりワークショップの講師をしたり、頑張っていました。

ある年、彼女の年賀状には「今、人生で一番勉強しています」と、とても力強く書いてありました。

彼女は昨年、理学療法士の国家試験に合格し、今、病院に勤務をしています。
若い時の試験勉強とは別の苦労があったと思います。

38歳からのプロフェッショナルなキャリアチェンジです。

彼女から学ぶのは、最初はたいして好きでも、得意なことでもなかったことでも、誰かの何かの為に仕事をよりよいものにしていこうと思えば、

そのことが知らないうちに得意になり、無意識のうちに好きになっているんだってこと。

自分の興味の深堀りは、誰にも遠慮などいらない。

確か、おばあちゃん子だったなぁ。

今年の秋、先生の還暦のお祝いの時に彼女に会えることを楽しみにしています。

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「好き」で生きる人(1)

2009-03-09 13:30:19 | しごと・キャリアのこと
土曜日の夜は、いろんな意味で有意義だったです。

私の大学の恩師は、東京で学会がある時に、全国に散らばった学会参加者と東京にいる教え子に声をかけて呑む場を設定してくれるのです。

金沢に帰省しても、研究室に顔を出せない私には、そういう時には努めて参加しようと思っています。

今回は、1つ上の男性の「T先輩」と15年ぶりに再会できました。

私の大学のゼミの特徴は、卒業生の多くが健康医学関連の研究者となります。しかし、T先輩は全く異なる目標を達成した尊敬できる方です。

T先輩は、高校が同じで、小・中・高とサッカーで活躍して全国大会にも出場していました。

高校では理科系のコースで、理工系の大学にも合格していることを知っていました。

でも、最終的に教育学部で体育を専攻する道を選びました。

その後、私は同じ学部・学科・ゼミの後輩となりました。

私のゼミでは、コンピュータのC言語のひとつであるFORTRANのプログラミングのマスターが研究活動で必須なのですが、私が、ゼミに入った時には、彼は先生から難易度の高い統計解析を任されて、よく徹夜でプログラムをいじっていました。

苦手な英語書籍の翻訳も毎日コツコツ頑張りました。

サッカーの練習には、ほとんど行っていませんでした。

卒業して、大手のソフトウェア会社の関連会社でSEになり地元に残りました。

年賀状のやりとりはずっとしていて、結婚して、すてきな家を建て、子供が生まれてと思っていたら、その数年後、念願だった自動車会社の開発部門にSEとして転職したと知り、非常に驚きました。

建てた家をあっさり手放して関東の方へ・・・・。

そこから、7年、自動車づくりから距離を置いたシステム開発業務に携わっていたとうかがいましたが、

この2年は、エンジンやミッションの設計システムの開発に携わり、それが完成し、いよいよ自分たちの作ったシステムで作ったモノが巣立っていく喜びをかみ締めていると。

この話を毎年送られてくる「文集」で、知った時に本当にうれしく思いました。

第一希望でもない大学で、本当に、自分のやりたいことジャストフィットしないまでも、大きく決めた方向性の中で、今の自分の関心の赴くがままに没頭しながら、結果的に転職できる確実なスキルの蓄積をしていく。

そして、転職してからも、思った仕事ではないけど、7年間腰をすえて、そして得た自分の理想に近い仕事。

大企業の中で、不本意な仕事でも決して腐らず自分をワクワクさせることを忘れないこと。

学生時代に乗っていたバイクも車も今の会社のものでした。

転職の時期が、31歳でしたから、その判断もよかったし、奥様の思い切りも素敵です。

子供は3人、住宅ローンもあろうが、「パパは、夢を追いかけているぞ」って感じが、最高です。

今できることに注力し、タイミングを逸せずに、夢を叶えること。

好きなことを諦めずに、ほしいものを手に入れ続ける、もの静かで、控えめな人柄のそんな先輩がかっこいいです。

山手線のホームでお互いに敬礼をして別れました。

その仕事が「好き」ってホントに素晴らしい。

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苦くて甘い今

2009-03-06 11:57:33 | しごと・キャリアのこと
昨日は朝から、胃の具合が悪く、朝から栄養補給は必要とはわかっていても、ちょっと自信がなく・・・。

新幹線に乗る前に、朝食を買い求めようにもそんな時に限って、「カツサンド」とか「てんむす」しかなく、胃薬を忘れて心配な1日でした。

結局、研修中はさすがに痛みは忘れられるものの、帰宅後も胃痛は収まらず、夜9時にはベッドに入り、本を読みながら眠りについておりました。

読みたい本はたくさんありますが、最近は「働く」って何なんだと考えられる本を選んでは読んでいます。

先日、アンジェラ・アキの「手紙」を聴きながら、大人になった僕が、「苦くて甘い今を生きている」と言っている歌詞に妙に共感してしまいました。

確かにそうだもん・・・

個人的な「甘い味」だけを追い求めようとすれば、周囲との不協和音が生じ、でも、決して利己的ではなく、誰かの役に立つ自分の信じることを迷いなくできれば、プロセスに味わう苦味も自分の喜びになるだろうし。

自分以外のことを変えることは残念ながらたやすいことではありませんが、

変えたいと思えば、相手を巻き込む本気さや、誰かの胸を打つひたむきさみたいなものや、本当に率直に相手と正対する潔さみたいなものって必要だよなぁ・・・って思うんです。

しかも、ハンパない感じっていうか、でも、自分以外の人への優しさがあったりで。

自分が影響を受けて、行動変容に至ったのも、そんな人たちとの出会いだったと思います。

満員のNHKホールで「手紙」を歌う、中学生たちは何を思って涙するのか?

感動の大合唱は→コチラ

未来の自分に何が待っていようとも、自分の声を信じ、今を生きていこうという決意か・・・

振り返れば、学生の頃は、選択肢も少なく、経済的に自立した今と比べれば自由とは言えなかったと思います。

時間の自由や責任の小ささという点では、自由は大人になってからよりははるかにあったけど。

大人になっていったん自由の意味を知った後に感じる不自由さは確かに違和感はありますが、それが現実。

不自由な中に、誰かと共に自分らしく生きていく自由を自分で見つけていく。

涙しながら歌う中学生から改めて考えたことです。

しかし、今日も、胃薬は苦いです。

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選ぶ話題

2009-03-03 21:26:22 | しごと・キャリアのこと
先日、企画させていただいたセミナー「メンターを知ろう」の中で、講師の株式会社統合共育研究所の大野雅之先生が、こんなことをおっしゃっていました。

◆元気のない大学生が語っていること◆
お金・(特定の)友達のこと・遊び・就職への不安・リスク回避・その他

◇元気のある大学生が語っていること◇
夢・目標・(広い)人間関係・感謝・リスクへの挑戦・その他

◆元気のない組織が語っていること◆
業績・予算(定量的)・合理性重視の議論・社内他部署・上司・過去
組織で起きていること⇒失敗の回避・マイナス情報化隠し・異質性の排除・社内事情の優先

◇元気のある組織が語っていること◇
思い・志(定性的)・人間重視の議論・顧客・市場・競合・未来
組織で起きていること⇒失敗を学習・マイナス情報の開示・異質性の積極的な取り込み・お客様事情の優先
  
私は、お客様企業のある元気のない組織と、「元気のある組織が語っていること」を半年にわたり、話してきました。

自分1人で変えられないこと(制度・上司・給与)には眼を向けず、自分の言動や考え方を変える選択を自発的にした結果として「さわやかさ」が、周囲に感染していくことを感じます。

一人ひとりのつながりを強いものになって清々しいチームが作られています。

今、自慢したいくらい輝いています。

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雇い止めに思う

2008-12-18 11:58:03 | しごと・キャリアのこと
連日、新聞やニュースで報道されている、メーカーの製造現場を中心に派遣社員としてお仕事をなさっている方々の、派遣契約期間途中での、契約の打ち切り「雇い止め」について。

誠に残念です。

痛み入ります。

私は、派遣社員として3年ほど働いていた時期があるのですが、初めての派遣の職場でこの「雇い止め」を経験しました。

しかも、1週間前に、派遣先から「派遣期間の延長をお願いします」と言われていたのに。

幸いにして、別の派遣会社からの仕事で次の派遣先が決まりましたので、問題なかったのですが、その時のことを思い出します。

地方出身で、地元に雇用の場がなく、職を求めて故郷を離れ、まじめに働いて仕送りをしている人だってたくさんいるでしょう。

だから、地元に帰れなくて、住む場所がない・・・・。
この秋、地方に出張した時に、私は恥ずかしながらその実態に初めて気づきました。

私は、「雇用」は社会的責任だと思っています。
私は、以前から各企業が公表しているCSR報告書が立派なものであることと別に、このような問題は多少冷ややかに批判的に見ています。

派遣先・派遣元企業の責任の擦り付け合いは迷宮入りのゲームです。
人材派遣の職種の範囲が拡大し、製造業に及んだ時に既に予想できたことことかもしれません。

若年層のホームレス化が進んでいるとのことです。
ネットカフェにも泊まれないためです。

しかし、人手が足りない業種・業界は、あいかわらず人が足りません。

金融に大きく左右され、経済のグローバル化が進んだ今、国内で対処療法的にすぐに効き目のある手段はないように感じられますが、

少なくとも、今回仕事を失った方々が工場の外の仕事に「キャリアチェンジ」するための支援は必要だと思います。

これまでは工場で働いていた人が、その他の仕事を理解するには情報が必要でしょう。

研修講師としても、キャリアコンサルタントとしても、今の段階では、無力です。

でも、職業訓練でお役に立てる機会があったら、いつでも出動します。

どうか、政治家の皆さん、
失職した方々が希望や意欲を失わないために、私は要りませんので、定額給付金をそこに投入してくださいませんか?

すべての人の働く能力の向上と働く機会のために。

そして、その先にあるその人自身の考える幸せのために。

あなたのクリックで今日も元気。



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一人で抱えているお悩みをアクションラーニングで解決!

2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
月に1度、アクションラーニングによって、個人が抱える問題を対話で解決する会を開催しています。
アクションラーニングでは、問題を持つ方が問題解決できるのはもちろんですが、グループメンバーも提示された問題を自分のことのように考えながら、チームビルディングや自らのコミュニケーション力向上やリーダーシップなどについて振り返り、学ぶことができます。
◆最新のスケジュール◆
確認・お申込みは、告知サイト「こくちーず」より⇒コチラ