エコプロダクツ2007に行ってきました。新聞に折り込みチラシが入っているのを見て、ふんふん、(社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会が後援しているんだよねぇ・・・なんて思っておりましたところ、
出展している環境教育のブースの受付の人員が不足しているとのことで、ヘルプのメールがやって来て、1日だけ急遽お手伝いに行ってきました。
どちらかと言うと、消費者教育の活動には縁のない私でしたが、こういう活動を熱心に行うグループの皆さんの「熱さ」には頭が下がります。
環境教育に長期的に関わった、神田女学園と神奈川県立海老名高校の皆さんと同じブースでした。周囲には大学のサークルや研究所なんかのブースもありましたよ。
資源循環型社会も温暖化防止も、民間企業・行政・そして民生(家庭)レベルでの努力をもってして、環境負荷が軽減できるものだと思いますが、民生レベルってまだまだ努力の余地ってありますよね?
ブースに立ち寄った方とはできるだけ話をしようと接してみたのですが、非常に皆さんアツイ! アツすぎるよ・・・
とても印象的だったのが、メーカーに勤務する若い男性のお話でした。
我々が、容器包装を少しでも簡素化したり、分別廃棄しやすいもの、詰め替えしやすいものにしてマーケットに送り出しても、それをきちんと分別してくれていなかったり、詰め替え用の商品を継続購入してくれなかったりしては、努力もしがいがない、製造コストの負担しがいがないと。社会的責任とは言え、ちょっと寂しそうだったです。
分別・廃棄系のエコアクションは、容器包装リサイクル法の施行以来、行政主導のルールで定着しつつあるのかもしれないと思っていたのですが、行政ごとにルールが異なっていますからね。
私も松戸から東京に引っ越してきて、「燃えないもの」については、樹脂製品をリサイクルのマークがあるものとないもので分別しなくてもいいので、楽と言えば、楽なんですが、何だかなぁと思ってしまいます。
自治体が有している、焼却炉の性能なども異なれば、ゴミ処理の方法も違ってくるのですよね。
出口は違えど、入り口(購入時)のエコアクションはどうでしょう?
資源の循環型社会を作る上で、鉄則は、Reduce(発生抑制)・Reuse(再利用)・Recycle(資源化)ですが、そして環境負荷の高い消費商品はRefuse(拒否する)ことも必要ですよね。環境負荷の低い商品を選択したり、過剰包装のものを簡易包装にしてもらうとか、いらないノベルティグッズはもらわないとか・・・・
レジ袋を、布製の「エコバック」に変えて買い物をする人も増えてきました。私も、使っています。でも、鞄が変わると忘れることもあります。薄手のものを複数枚持っておくといいのかなぁと思ってたりしています。
マイ箸を持つ人も増えているようですね。私はまだです。近々、「マイ箸宣言」したいと思います。
ゴミの減量化で、気に入っているのが、この7年ほどずっと使っている優れもの、インクカートリッジ式の蛍光ペン。
【R】プロパス カートリッジ6色 水性 詰替式 筆記幅4.0mm
万年筆のようにインクだけ書い足せるので、蛍光ペンヘビーユーザーのワタクシでもわりとゴミは最小限に抑えているという妙な自己満足感はアリ。
来週以降、年末に向けて、少しゆっくりできそうですので、エコバックとマイ箸袋を作ってみようと思います。クローゼットの中のミシンが久しぶりにウナリそうです。
環境問題を解決するには、大きな施策とともに、小さな取り組みを大勢で長く続けることが必要だと思います。メーカーや運輸系の民間企業で開発される技術や努力は、限界かと思える中でも足取りがとまることはありません。
私たちの暮らしの中でも、心がけ次第で定着できることはまだまだありそうです。
続けることが可能なものを、1つでも2つでも増やしていきたいものです。
皆さんも取り組んでいらっしゃいますよね?
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