昨日は、夕方から消費者対応研究会の若手幹事さんと、
(株)JTBモチベーションズの
木下浩二氏を訪問させていただきました。
私は、この研究会を通じて昨年より、消費者対応部門で
■「ES(従業員満足)」を高めるにはどのような「仕掛け・仕組み」「組織・個人間でのやりとり」が求められているのかを把握し、
■最終的にCS(顧客満足)を高めるために、企業において、CSの源泉:ESを高める「体制づくりの進行度」「文化の醸成度」を測定する
という現状把握・診断テストを作ろうという試みを続けています。
難しくて、なんじゃらほい、意味わかんなーいという声が聞こえそう(苦笑)。
人それぞれ何に重きを置くかはまちまちですから、そもそもそんなこと無理なんじゃないか?
もう、何度もそんなところに戻ってはヒントを求めて立ち上がるの繰り返しです。
仕事でもないのに~
使命です・・・
(勝手な思い込み)
でも、いいんです・・・
それがエネルギーで、さまざまな出会いもあるのでぇ~♪
テストの作成には精度の高い項目が必要で、この項目作りに実務者の「やる気」「自発性」の視点を活かすのに、多少煮詰まっていたところ、研究仲間であり大先輩のUさんが木下氏の講座に参加し、そこから交流が生まれアドバイスをいただいています。
JTBモチベーションズさんが開発された、
MSQというテストによると、私たちのやる気は
11の因子(モチベータ)に支配されているとのこと。
ホームページや本にも紹介されていますが、引用し、ご紹介させていただきます。
■適職・・・・・仕事自体が好きか、自分にあっているのかという仕事の適性への志向性
■人間関係・・・職場での人間関係の円滑さや協調、交流への志向性
■自己表現・・・仕事における自分の考え、発想、個性の実現への志向性
■環境適応・・・仕事の状況の変化に自己を適応させ困難や障害を乗り越える適応への志向性
■環境整備・・・仕事を進める上で、手順が明確であることや、社会整備、立地をいった職場環境への志向性
■業務遂行・・・職場において業務を遂行することを重視し目標を達成する志向性
■期待・評価・・職場で、上司や周りから寄せられる期待、信頼、評価への志向性
■職務管理・・・職務内容への理解度、仕事を進める上での主導権への志向性
■プライベート・・家族や親しい人からの仕事の理解、また仕事と余暇のバランスといった仕事以外の生活への志向性。
私たちががどんなモチベーターに動かされているのかはこちらのテストで簡易的に知ることができます。→
こちらからどうぞ(ダイジェスト版)
私も半年前にこのテストをやっていて、自分自身を動かすものについてはわかっていました。
ちなみに、私のテスト結果のレーダーチャートはあまり偏りがなくバランスのとれたものでした。
そんな中でも、特筆するなら、私が最も高いのは、予想どおり「自己表現」続いて「環境適応」「業務遂行」そして「期待・評価」となりました。
低いのは「環境整備」、驚くことに「人間関係」「適職」についてはあまり執着がないようです(苦笑)。
「適職」というのは「適職」であることは信じて疑っていないので「もわっ」としているのかもしれません。「人間関係」がいまいちでも、あるところまでは仕事ができるかもしれません。
私の傾向を自分でどう理解しているかというと・・・・
多少ハード面が弱かったり、業務が混乱している状態、何らかの下地がない状態でも、自分の考えや主張が「よい」ものだと確信があれば、うだうだ言わずに、とにかくやるべきことを達成する。期待されていると知り、評価が得られればまた頑張っちゃうよ~♪
っていう感じ。
そういうモチベーションスタイルだということが何となくわかっていました。
多くの方が、肌で感じ、無意識に実践していることも多いと思いますが、
このスタイルは人によって皆違う訳ですから、自分のスタイルを知り、相手のスタイルを知れば、仲間レベルではお互いのやる気を高めたり、補いあう働きかけをして、いい関係を築いていくということもできるでしょう。
上司部下との関係であれば部下のやる気を引き出す施策(仕掛けや仕組みづくり)を打ち出すことやFace to Face のコミュニケーションを実践できるでしょう。
そして高い業績(顧客満足度)を上げていく・・・・
11月末に、そんなことを学ばせていただくセミナーを企画しています。
また、ES(従業員満足)はもたらされるものと考えがちですが、ESは自分の「やる気の素」を知り、自家発電することもできると考えています。
そういうことができる人間こそが、個人の裁量・権限の大きさに差はあれど、お客様に対して自発的によいと思うことをしようという接客要員になるのではないかと思います。
私が、「ESがもたらされる組織か否か」「自家発電できる組織か否か」を診断するテスト作りたいと言った時、「それだ!」と賛同してくださったのは2名で、他の人にはなかなか理解が得られませんでした。
それでも私の「見えないものを何とか形にしたい」という思いは抑えきれずに沸いてくる一方で、困っていました。
今もなお、皆がまだ迷いながら、この課題に取り組んでおり、「言いだしっぺ」の私には心苦しいのですが、同席した若い幹事の皆さんが、「何とか形にしていきたい」と思い、ひたむきさを受け継いで一緒に作り上げようという意欲を高めてくれたことはたいへんうれしいことでした。
研究会としては、エニアグラムやエゴグラムも学んでいますが、木下様はMBTIのご指導もされるということでした。あつかましくも、ご教示いただけるようにお願いし、今後の活動の広がりを空想しながら、青山界隈を歩く、誠に充実した時間でした。
「ない」ところから何かを創造するのは困難なことですが、これも、今の自分のワクワクするもののひとつなのでしょう。
皆さんも、
テストを試しにどうぞ。何か新しいものが見えてきたり、実感することがあるかもしれません。
お役に立てたら今日もぷちっとお願いします。
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