今日は、大学のホームカミングデーで、
さつき会で映画上映をする企画のサポートをしました。
タイトルは、
「ぼけますから、よろしくお願いします」
先輩の、信友直子監督の作品です。
映画にあふれるやさしいまなざしはもちろんなのですが、
娘との共同作品をまさに作っていく、その道のりがとても良かったです。
認知症になった母を抱える家族、
でも、少し「引いて」見ることで、監督がおっしゃっていたように、
すこしほわっとあたたかい、そんな気持ちにさせてくれるところがすごいです。
だれもが通る、通り道のできごとなんだと。
終了後に監督のメッセージを伺う時間もありました。
「介護は、親の最後の命懸けの子育て」
思わず、止まりました。
確かに、そうなのかも。ほんと、そうだわ。
20年後、夫も私もどうなっているんだろう。
認知症だった父の姿も浮かびました。
ともすれば、暗くなりがちなテーマが、さわやかな感動に近い気持ちを導いてくれて。
親子の、夫婦の愛情が素敵な映画でした。
お手伝いできた機会にも感謝です。(自画自賛だけど、チームワークの良いサポートチームでした!)
11月1日は信友監督のお父様の100歳の誕生祭だそうです。
https://peatix.com/event/1672413/
90過ぎてからお裁縫するって、すごすぎますよね。
今日の写真は、先月リモートワークに出かけた清里の美しが森で。
道端の花がとても愛らしく見えました。
飾らない日常が大切、と感じる今でした。