こんにちは。
この本、「ブループリント」(ニコラス・クリスタキス著)もとても面白かったので
ご紹介したいと思います。
私たちは通常、類似性よりも違いに目が行きがち・・
世界を話題にするときも、各国の違いにフォーカスするけれど、
人間全体の共通点には、意外と目を向けていない。。
そんな、気づきを与えてくれます。
そして、生物学と社会科学の交わりを議論し、
私たちが自分の内部に持つブループリントについて話題は展開していきます。
特に、普遍的特性として、「社会性一式(Social Suite)」を挙げています。
個人のアイデンティティや、交友、協力、社会的ネットワーク
パートナーや子供への愛情などは、人間の遺伝子に書き込まれているというのです。
動物の群れの行動や、
難破した船の乗客が無人島で営むコミュニティの分析、
人間が動物の一種であることを改めて認識する部分もありました。
「善き社会をつくるためのブループリント(青写真)」を
私たち一人一人が持っていることを認識しながら、
悲観的になりすぎず、ポジティブに考えていくべきなんだと思いました。
私の庭では、
第一弾のバラたちが終わり、遅れて咲くクレマチス(写真)やあじさいがきれいになってきました。
そろりそろりと夏が近づいている気配がしますね。