こんにちは。
今年2回目のブログ記事は「霜柱」がテーマです。
年初のお散歩途中、近所でみかけた「霜柱」
小さい頃、庭にできた霜柱をサクサクと踏んだその音や質感も憶えています!
関東で育った人には、思い出ある人多いんじゃないかな。
でも最近あんまり見かけなかった気がします。うちの庭にはなかなかできない気もするし。
受け売りで恐縮ですが、広辞苑の定義によれば
寒冬、土中の水分が地表にしみ出てきて凍結し、細い柱状群となって上方に成長するもの。この際、多くは表土を押し上げる。関東地方の赤土に顕著。
だそうです。
英語でも霜の柱 「frost columns」 あるいは 「ice needle」ですって。
霜柱は、東北などの寒い地方よりも、関東ローム層でできやすいという話も聞きました。
できる条件として、
1)最低気温 0℃以下
2)大きい土の粒と小さい土の粒がある
3)土が柔らかい
4)土に適度な水分
などが必要とのこと。
地表面近くの水分がまず凍り、凍っていない地中の水分が、
土の粒の間を毛細管現象で地面に向かって上った後に、表面でまた凍結。
徐々にこの繰り返しで、土の中を水が上昇し、氷の柱ができていく・・・
土を押し上げるその氷の力も、不思議が詰まっている気がします。
そして、土の表面は0℃以下でないと凍らないけれど、
土の中の温度は、水(液体)が毛細管現象で動くためには0℃以上でないといけない。
この微妙な温度の違いがないと、霜柱はできない。
だから、寒すぎる地方ではなくて、関東あたりがちょうどいいってことなんでしょうね。
そんな偶然の条件が重なると、あのフカフカ、サクサクの霜柱ができるってこと。
なんだか、みんなに教えたくなりませんか?
ドキドキ、ワクワクの不思議がいっぱいの世界を知り、
子供たちの可能性が広がりますように。。。
今年はそんな思いを込めて発信していきたいと願っています。