〈あらすじ〉
アランの存在は、天界のふたりがホンリョン(ムリョン)を捕えるための餌である。
ホンリョンもそれはよくわかっている。
しかし、自分を滅ぼせるものは唯一ムヨンだけである。
彼は私を殺せるだろうか?
ムリョンは、兄がそうできないこともわかっている。
そのムヨンは、ウノの持っていた扇が気になり、そっと部屋に忍び込んだ。
悪霊を滅することができるその扇は、特別なものだ。
ムヨンが扇とともにしまわれていたかんざしを手に取ると、
眠っていると思われたウノが、はっしとムヨンの手をつかんだ。
「何をしている」
「このかんざしはお前の物か?」
ふたりの闘いが始まった。
手だれのムヨンに一歩も引かないウノの武術はなかなかの実力だ。
「あの扇は誰にもらった?かんざしも同じ人物が?」
「かんざしはアランが死んだ時持っていたもの。
お前は死神なら死の状況を知っているはずだ」
「知らぬ。死神は死んだ後に現れるもの」
「ではその瞬間、まわりに誰がいた?」
「誰もいなかった」
「嘘だ!」
ウノが声を荒げると、気づいて起きてきたアランが声をかけた。
「ふたりとも、何しているの!」
ムヨンは煙のように消えてしまった。
なぜムヨンがウノのもとへ現れたのか、アランは不思議に思った。
扇とかんざしは、師匠がくれたものだ、とウノは言った。
それには確かに、天帝のしるしが描かれているのだが。
ウノは、アランの死について調べる手がかりは、イ・ソリムの部屋にあると考えた。
生前、彼女の唯一の世界だった居室。
そこに必ずや手がかりがあるはずなのだ。
アランが市場を歩いていくと、ジュワルが彼女を待っていた。
「わたしに聞きたいこととはなんだ?」
アランは意を決して尋ねた。
なぜ、顔も気質も知らぬイ・ソリムと婚約したのか?
それはただの政略結婚だったと、ジュワルは言う。
しかも、彼女の家から望まれた話だった。
「イ・ソリムの願いだったのかも……」
「それはない」とジュワルは断言した。
自分同様、彼女が心を寄せる理由など、何一つないはずだ。
しかしウノは見てしまった。
イ・ソリムの日記には、ジュワルに恋をした彼女の心が記されていた。
「偽の心臓のドキドキに騙されちゃったわ。わたしっていったいなんなんだろ?」
アランはぼんやりと、市場を歩いてゆく。
偶然彼女の姿を見つけた巫女が、アランをつけて行った。
ウノは、なかなか帰らないアランを心配していた。
そこへ突然射られた矢文が。
何者かが、アランを誘拐したという。
顔色を変えたウノは、思わず走り出していた。
アランは、巫女と一緒に拉致監禁されてた。
大監の命令で捕らわれたのだ。
ふたりを殺そうというのが、悪漢どもの計画である。
ウノはアランの監禁場所へ単身乗り込んだ。
男たちに打ちかかるウノだが、アランを殺すと脅されて、手も足も出ない。
「使道!わたしは平気だってば!知ってるでしょ!
平気なんだから、こんなやつらやっつけてよ!使道!お願いだから!」
アランは泣いて叫ぶ。
ウノが無抵抗に殴られているところへ、
隠れて様子を見ていたジュワルが短剣を投げた。
胸を刺され、倒れる仲間を見て動揺した悪漢たち。
ウノはその一瞬のすきをついて、反撃に出た。
「お前たちがいると足手まといだ、行け!」
アランと巫女を逃がして、ウノは格闘する。
女ふたりは必死に逃げるが、山の中、女の足ですぐに追っ手に捕まってしまった。
「こいつを殺せ!」
巫女に切りかかった男の前に、身を投げ出したのはアラン。
切り殺されるアラン。悲鳴をあげる巫女。
そしてふたりを追いかけてきたウノは、男どもを倒し、追い払う。
「アラン!アラン!」
倒れているアランの鼓動を確かめたウノは、思わず彼女に口づけをする。
動かない体に、息を吹き込む。
何度かそうした後、アランの目があいた。
「使道……なんのつもりよ?……」
「息をわけてやった、はやく気づくように」
ウノは嬉しそうに言う。
「……わたしの力が戻ったら……ただじゃおかないからね……」
「お前は体の力が抜けると重いからな」
「許さないから……」
アランは今度は、気を失ってしまった。
部下の不穏な空気を察して、ウノの助太刀をしたジュワルは、すべてを見ていた。
そして怒りに身を震わせるのだった。
ウノと巫女は、意識のないアランを部屋へ運んできた。
アランの正体を知った巫女は、混乱しつつも事態を受け入れようとする。
「死んだ友人が生きて戻ったと思えばいいだろう」
「友人、ですか……」
友人でなければ、恩人だ。アランがいなければ、巫女は死んでいたのだから。
ムヨンは、すべてを知った。
結界を張り、人を殺して魂をくらい、悪霊を作り出しているのがムリョンだということ。
そして、彼女を滅ぼせるのは自分だけだと、ムヨンもわかっている。
夜半、アランが目を覚ますと、かたわらに使道がいた。
「大丈夫か?」
「わたしは平気だって知っているでしょ。使道は大丈夫?いっぱい殴られて」
「そんなに殴られてない」
「そう?痛いところはない?」
「大丈夫だ」
といいつつ、ウノはわき腹の痛みに顔をしかめた。
「大丈夫なんだったら……」
アランはそういって、使道の腹に拳を突き入れた。
「お、おい、何するんだよ」
「許さないって言ったでしょ」
「あ、あれはただ、お前が早く気づくように息をわけただけさ」
「今後はやめて!ほっといたってそのうち気づくから」
「わかったよ」
アランは真剣な顔だ。
「殴られないで。あんなやつらに」
そして、「ありがとう」とウノに礼を言った。
「いいさ」とウノも笑顔になった。
アランが部屋に戻ると、ウノが新しく仕立ててくれた服を持ってきてくれた。
「俺の胆がいくら太くても、血だらけの服を着た幽霊なんかみたくないからな」
優しいウノの心遣いが、うれしくて、少し悲しい。
2か月後には、天にかえってしまう自分だから。
着替えたアランの美しさに、ウノは見入ってしまう。
「どう?ほれちゃった?」
「な、なに?」
「わかってるわ。わたしの美しさは別格だもんね。せっかくだから散歩しよ」
ふたりは、夜中の散歩に出かける。
残り少ない日々をいつくしむように。
天帝は、思い出している。
幼かったウノとの縁。
彼が病に倒れ、死にかけていた時、母は恨みに身をまかせ、息子をかえりみなかった。
母の憎む相手は、チェ大監その人だった。
水を飲みたいと請いながら、幼いウノは一度死んだ。
その命を戻してやったのは、ほかならぬ天帝その人だった。
「これから先の余分の生は、そなたのものではない。
いつかこの縁を、思い出す時がくるだろう」
こうして撒いた小さな縁の種が、めぐりめぐって芽をふくのだ。
ウノは、服を片付けていて結界の護符を見つけた。
「これ、確かにみたわ。チェ大監のところで」
ふたりは巫女に鑑定を依頼した。いったいなんのための護符だろうか?
骨の墓も大監の仕業?アランを殺したのも、あいつだろうか?
ウノは、こっそり大監の屋敷に潜り込むことにした。
「気を付けて」
アランは心配そうに、ウノを送り出した。
大監の屋敷、その離れ。
ウノは核心に近づいてゆく。
ホンリョンは、何者かが侵入した気配を感じ取り、地下の隠れ家に身をひそめた。
そして在宅していたジュワルも敏感に反応し、ウノの侵入を見咎める。
「そこで何をしているのです!」
(つづく)
ああもう!じれったいったら!
なんていうんですかねー。
突然の人工呼吸には、そんなにキャーってならなかったんですよねー。
だって人工呼吸だし。
その行為自体より、「息をわけてやった(ニコッ)」っていう、
ウノの下がり眉気味の笑顔にズキンときましたよ。
アランは殺されても死なない体で、刺されたってどってことないとわかっているのに、
それでもアランが刺されたりするのがイヤで、
一瞬でもはやく生き返ってほしくて、思わず無駄な努力をしてしまうウノのいじらしさ。
恋する男ってかわいいわねぇ。
普段、胆が太いとか言ってる男がこういうことするから、よけいにかわいい。
それをアランは「やめて」って言っちゃうのよね~。
別れるしかないふたりなんだから、って。
恋愛に関しては、女性の方が現実的かもね。
アランが意識を取り戻して、見守っていたウノが目を覚まして会話するシーンがあるでしょ。
あそこがもうじれったさの最高潮なんだ。
部屋の空気圧がね、めちゃめちゃ高くなってるはずだと思うんですよ!
なんかもう、見ている方がね、
なんでハグしないんだーーーーーーーー!と叫びだしそうになるんですよ!
あそこはさ、
お互い目が覚めて見つめあったら抱擁するしかない場面ジャン?
それっくらいふたりの恋する気持ちは高まってるはずなのに、
なぜにそのままか!
もうずっとこんな微妙な距離感ばっか!どうして我慢できるの、あなたたちは。
見ているわたしの二の腕がじりじりしたわ。
しょうがないから孤独に座布団ギュってしたさ。
この時はじめて、でっかいぬいぐるみの存在価値がわかりましたね。
こーゆー時に必要なものなんだよ、あれは!
もうわたしがふたりをまとめてギュってしてあげたい。
……わかってますよ、よけいなお世話だってことは……。
さて今回、
ウノと天帝の縁が明らかになりました。
ウノは一度死んだ子だったんだ。
かわいそうになぁ。
お母さんからは放っておかれてさ……。
でも扇やかんざしは、この時あげたものではないよね?
大きくなったウノに、天帝は接触したことがあるのでしょうか?
ウノが師事した師匠の正体は?
たぶん、天帝本人なんだろうな~。
ムリョンがあんな風になったのは少なくとも400年くらい前からで、
天帝としては、策を練っていたわけだ。
さすが不老不死の神さま。
計画スパンの長さが半端ないす。
ちょっと偉そうにしつつもアランにメロメロなウノがほんとにかわいい。
夜の散歩シーン、いいよね。
そしてそこでも当然、手もつながないふたりがもどかしいのでした……。
ええいっイライラするっ!
アランの存在は、天界のふたりがホンリョン(ムリョン)を捕えるための餌である。
ホンリョンもそれはよくわかっている。
しかし、自分を滅ぼせるものは唯一ムヨンだけである。
彼は私を殺せるだろうか?
ムリョンは、兄がそうできないこともわかっている。
そのムヨンは、ウノの持っていた扇が気になり、そっと部屋に忍び込んだ。
悪霊を滅することができるその扇は、特別なものだ。
ムヨンが扇とともにしまわれていたかんざしを手に取ると、
眠っていると思われたウノが、はっしとムヨンの手をつかんだ。
「何をしている」
「このかんざしはお前の物か?」
ふたりの闘いが始まった。
手だれのムヨンに一歩も引かないウノの武術はなかなかの実力だ。
「あの扇は誰にもらった?かんざしも同じ人物が?」
「かんざしはアランが死んだ時持っていたもの。
お前は死神なら死の状況を知っているはずだ」
「知らぬ。死神は死んだ後に現れるもの」
「ではその瞬間、まわりに誰がいた?」
「誰もいなかった」
「嘘だ!」
ウノが声を荒げると、気づいて起きてきたアランが声をかけた。
「ふたりとも、何しているの!」
ムヨンは煙のように消えてしまった。
なぜムヨンがウノのもとへ現れたのか、アランは不思議に思った。
扇とかんざしは、師匠がくれたものだ、とウノは言った。
それには確かに、天帝のしるしが描かれているのだが。
ウノは、アランの死について調べる手がかりは、イ・ソリムの部屋にあると考えた。
生前、彼女の唯一の世界だった居室。
そこに必ずや手がかりがあるはずなのだ。
アランが市場を歩いていくと、ジュワルが彼女を待っていた。
「わたしに聞きたいこととはなんだ?」
アランは意を決して尋ねた。
なぜ、顔も気質も知らぬイ・ソリムと婚約したのか?
それはただの政略結婚だったと、ジュワルは言う。
しかも、彼女の家から望まれた話だった。
「イ・ソリムの願いだったのかも……」
「それはない」とジュワルは断言した。
自分同様、彼女が心を寄せる理由など、何一つないはずだ。
しかしウノは見てしまった。
イ・ソリムの日記には、ジュワルに恋をした彼女の心が記されていた。
「偽の心臓のドキドキに騙されちゃったわ。わたしっていったいなんなんだろ?」
アランはぼんやりと、市場を歩いてゆく。
偶然彼女の姿を見つけた巫女が、アランをつけて行った。
ウノは、なかなか帰らないアランを心配していた。
そこへ突然射られた矢文が。
何者かが、アランを誘拐したという。
顔色を変えたウノは、思わず走り出していた。
アランは、巫女と一緒に拉致監禁されてた。
大監の命令で捕らわれたのだ。
ふたりを殺そうというのが、悪漢どもの計画である。
ウノはアランの監禁場所へ単身乗り込んだ。
男たちに打ちかかるウノだが、アランを殺すと脅されて、手も足も出ない。
「使道!わたしは平気だってば!知ってるでしょ!
平気なんだから、こんなやつらやっつけてよ!使道!お願いだから!」
アランは泣いて叫ぶ。
ウノが無抵抗に殴られているところへ、
隠れて様子を見ていたジュワルが短剣を投げた。
胸を刺され、倒れる仲間を見て動揺した悪漢たち。
ウノはその一瞬のすきをついて、反撃に出た。
「お前たちがいると足手まといだ、行け!」
アランと巫女を逃がして、ウノは格闘する。
女ふたりは必死に逃げるが、山の中、女の足ですぐに追っ手に捕まってしまった。
「こいつを殺せ!」
巫女に切りかかった男の前に、身を投げ出したのはアラン。
切り殺されるアラン。悲鳴をあげる巫女。
そしてふたりを追いかけてきたウノは、男どもを倒し、追い払う。
「アラン!アラン!」
倒れているアランの鼓動を確かめたウノは、思わず彼女に口づけをする。
動かない体に、息を吹き込む。
何度かそうした後、アランの目があいた。
「使道……なんのつもりよ?……」
「息をわけてやった、はやく気づくように」
ウノは嬉しそうに言う。
「……わたしの力が戻ったら……ただじゃおかないからね……」
「お前は体の力が抜けると重いからな」
「許さないから……」
アランは今度は、気を失ってしまった。
部下の不穏な空気を察して、ウノの助太刀をしたジュワルは、すべてを見ていた。
そして怒りに身を震わせるのだった。
ウノと巫女は、意識のないアランを部屋へ運んできた。
アランの正体を知った巫女は、混乱しつつも事態を受け入れようとする。
「死んだ友人が生きて戻ったと思えばいいだろう」
「友人、ですか……」
友人でなければ、恩人だ。アランがいなければ、巫女は死んでいたのだから。
ムヨンは、すべてを知った。
結界を張り、人を殺して魂をくらい、悪霊を作り出しているのがムリョンだということ。
そして、彼女を滅ぼせるのは自分だけだと、ムヨンもわかっている。
夜半、アランが目を覚ますと、かたわらに使道がいた。
「大丈夫か?」
「わたしは平気だって知っているでしょ。使道は大丈夫?いっぱい殴られて」
「そんなに殴られてない」
「そう?痛いところはない?」
「大丈夫だ」
といいつつ、ウノはわき腹の痛みに顔をしかめた。
「大丈夫なんだったら……」
アランはそういって、使道の腹に拳を突き入れた。
「お、おい、何するんだよ」
「許さないって言ったでしょ」
「あ、あれはただ、お前が早く気づくように息をわけただけさ」
「今後はやめて!ほっといたってそのうち気づくから」
「わかったよ」
アランは真剣な顔だ。
「殴られないで。あんなやつらに」
そして、「ありがとう」とウノに礼を言った。
「いいさ」とウノも笑顔になった。
アランが部屋に戻ると、ウノが新しく仕立ててくれた服を持ってきてくれた。
「俺の胆がいくら太くても、血だらけの服を着た幽霊なんかみたくないからな」
優しいウノの心遣いが、うれしくて、少し悲しい。
2か月後には、天にかえってしまう自分だから。
着替えたアランの美しさに、ウノは見入ってしまう。
「どう?ほれちゃった?」
「な、なに?」
「わかってるわ。わたしの美しさは別格だもんね。せっかくだから散歩しよ」
ふたりは、夜中の散歩に出かける。
残り少ない日々をいつくしむように。
天帝は、思い出している。
幼かったウノとの縁。
彼が病に倒れ、死にかけていた時、母は恨みに身をまかせ、息子をかえりみなかった。
母の憎む相手は、チェ大監その人だった。
水を飲みたいと請いながら、幼いウノは一度死んだ。
その命を戻してやったのは、ほかならぬ天帝その人だった。
「これから先の余分の生は、そなたのものではない。
いつかこの縁を、思い出す時がくるだろう」
こうして撒いた小さな縁の種が、めぐりめぐって芽をふくのだ。
ウノは、服を片付けていて結界の護符を見つけた。
「これ、確かにみたわ。チェ大監のところで」
ふたりは巫女に鑑定を依頼した。いったいなんのための護符だろうか?
骨の墓も大監の仕業?アランを殺したのも、あいつだろうか?
ウノは、こっそり大監の屋敷に潜り込むことにした。
「気を付けて」
アランは心配そうに、ウノを送り出した。
大監の屋敷、その離れ。
ウノは核心に近づいてゆく。
ホンリョンは、何者かが侵入した気配を感じ取り、地下の隠れ家に身をひそめた。
そして在宅していたジュワルも敏感に反応し、ウノの侵入を見咎める。
「そこで何をしているのです!」
(つづく)
ああもう!じれったいったら!
なんていうんですかねー。
突然の人工呼吸には、そんなにキャーってならなかったんですよねー。
だって人工呼吸だし。
その行為自体より、「息をわけてやった(ニコッ)」っていう、
ウノの下がり眉気味の笑顔にズキンときましたよ。
アランは殺されても死なない体で、刺されたってどってことないとわかっているのに、
それでもアランが刺されたりするのがイヤで、
一瞬でもはやく生き返ってほしくて、思わず無駄な努力をしてしまうウノのいじらしさ。
恋する男ってかわいいわねぇ。
普段、胆が太いとか言ってる男がこういうことするから、よけいにかわいい。
それをアランは「やめて」って言っちゃうのよね~。
別れるしかないふたりなんだから、って。
恋愛に関しては、女性の方が現実的かもね。
アランが意識を取り戻して、見守っていたウノが目を覚まして会話するシーンがあるでしょ。
あそこがもうじれったさの最高潮なんだ。
部屋の空気圧がね、めちゃめちゃ高くなってるはずだと思うんですよ!
なんかもう、見ている方がね、
なんでハグしないんだーーーーーーーー!と叫びだしそうになるんですよ!
あそこはさ、
お互い目が覚めて見つめあったら抱擁するしかない場面ジャン?
それっくらいふたりの恋する気持ちは高まってるはずなのに、
なぜにそのままか!
もうずっとこんな微妙な距離感ばっか!どうして我慢できるの、あなたたちは。
見ているわたしの二の腕がじりじりしたわ。
しょうがないから孤独に座布団ギュってしたさ。
この時はじめて、でっかいぬいぐるみの存在価値がわかりましたね。
こーゆー時に必要なものなんだよ、あれは!
もうわたしがふたりをまとめてギュってしてあげたい。
……わかってますよ、よけいなお世話だってことは……。
さて今回、
ウノと天帝の縁が明らかになりました。
ウノは一度死んだ子だったんだ。
かわいそうになぁ。
お母さんからは放っておかれてさ……。
でも扇やかんざしは、この時あげたものではないよね?
大きくなったウノに、天帝は接触したことがあるのでしょうか?
ウノが師事した師匠の正体は?
たぶん、天帝本人なんだろうな~。
ムリョンがあんな風になったのは少なくとも400年くらい前からで、
天帝としては、策を練っていたわけだ。
さすが不老不死の神さま。
計画スパンの長さが半端ないす。
ちょっと偉そうにしつつもアランにメロメロなウノがほんとにかわいい。
夜の散歩シーン、いいよね。
そしてそこでも当然、手もつながないふたりがもどかしいのでした……。
ええいっイライラするっ!
わかるわ~。もうおこちゃまみたいなカップル過ぎて
突っ込み満載よね!(笑)
ウノがアランを好きなのは結構バレバレなんだけど
アランは自分があと少ししかいられないってわかってるから
気持ちをSTOPしてる感じよね。
ま、そこもじれったいんですけど。
そうそいう、大きいぬいぐるみって高いけど抱き枕のぬいぐるみって結構安いよ。
購入を思案中ならぜひそちらをオススメします。(笑)
この性格は、イ・ソリムだったころの名残なのかも。
抱き枕のぬいぐるみいいねぇ。
ロフトでかわいいの見た覚えがあるな。
そろそろ寒くなってきたのでモフモフのがほしい。
思案します。