No Limit～地面にヘディング ＠3

結局、ＧｙａＯの配信ペースには追いつかず、マイペースで観てます。
一気見するようなドラマというよりは、疲れた時の癒やし系。
無条件にきゃーって言いたいときに観るのがおすすめです。


〈あらすじのようなもの〉

念願のプロ選手になったチャ・ボングンだけど、
スター選手ドンホのおまけだろ？ってバカにされて悔しそう。
２軍だから試合にも出れないしね。
おんなじようなみそっかす選手（１軍外国人？）と仲良く？なります。

ヘビンは、なんとかボングンを一流選手にしてあげたい、
ふたりでマンＵに乗り込んでいきたい！と、奮闘。
監督に猛アピールします。陰の努力だね。

すれ違い気味だったふたりだけれど、
「わたしの選手」「俺のエージェント」と、互いを認め合うのでした。

（つづくよ）

あのさー、なんなのこのドラマ～！

文句はちょこちょこあるわけよ！
なんてーか、テンポが悪いというか、もたもたしてるというかさぁ。

ボングンとオガムジャたんがオンマにペシペシはたかれてるシーンとかさ、
「ヘビンのことなんとも思ってないよね？」みたいにさぐり入れてるとことかさ、
もうちょっと会話のテンポがよければなぁ、と思うわけ。
それと、あと２秒ずつ、ワンカット短く切ればいいのにな、とか
わたしの好みもあるけど、だるい感じとかあるわけ。
監督とマネージャーの女性がやたら豪華な？飲み屋にいるシーンは
画面が間抜けな感じするよね、とかさ。

そんでボングンとヘビンの大事シーンはまたもや雨かよ～とかさ！

ところが、その雨のシーンがすごくいいんだよ！（当社比）


第１話、雨の中屋台を押しながら歩くシーンもそうだし、
第２話、噴水で濡れながら遊ぶシーンもそうだし、
これはねらって濡らしてるんだろうな、と思うんだけど、
個人的にすごいツボです。

もちろん、ドラマの感想には個人差があるので、
なんだそれ？とおっしゃる方もいるであろうと思いますが、
そのへんはどうかお目こぼしくだされ。
ユノ主演のドラマと言うことで、私自身のテンションも若干おかしいし。

ヘビンのこと、正直あんまり好きでもないんだけどさ、
（ボングンに好かれてるのにその幸運に気付かないでスンウなんかに粉かけてるところが嫌）
酔っ払うとなんかかわいいところがあるんですよ、この人。

いつも元気なボングンが、今回はちょっと卑屈。
「おまけで入ったって実力を示せばいいじゃない」という、
ヘビンの言葉はごもっとも。
とにかくチャンスをつかんでエージェントとしては立派に仕事をしたわけで、
今度はボングンががんばる番だよね。

ヘビンもボングンにチャンスを与えてもらおうと、
慣れない接待でがんばったわけだ。
仕事となると、なかなかの努力をするから、嫌いになれないんだよなー。

オガムジャたんとの掛け合いだと、なんかだるい感じになる間合いが、
ヘビンとボングンだとすごい、いい感じなんですよ！
ふたりのゆるーいゆるーい間合いが、絶妙にマッチング。

たぶん、ユノがオガムジャたんのアップテンポっつーか
テンション高めの演技について行ければ、あっちのコンビも
いい感じになるんだと思うんだけどねぇ。

ヘビンからの電話に出て、迎えに行って、トイレに入って、
外へ連れ出して、ヘビンが夢を語って、雨が降ってきて、
「ぬれちゃダメ。私の選手」
って言った瞬間に、なんかぐぐーっと盛り上がってきた気持ちが爆発しました。

だ、抱きしめたい！

なんでしょか、バカですねー。
ちぇ、ヘビン、ちぇっ、とか言いながら観てたくせに、
まんまと制作者の思うツボにはまっております。
私だったら思わず抱きしめちゃうけど、ボングンはそうせずに、
パーカーを着せかけてあげますの。紳士。

「ぬれるよ。俺のエージェント」
ボングンのセリフもキャーステキ！



オガムジャたん、好きなんですけど、
ボングンに化粧品プレゼントしちゃうあたりがちょっと違うし、
このシーンを見てしまうと割り込めませんね。
お姉さん的心境でボングンのこと好きなのかもしれないし。
ドンホと順調にくっついてくれればいいか……。
かわいそうだけど。

そうそう、スンウが悪いやつっぽいね、やっぱり。
ボングンがスンウの車に乗ってったのは、ビョルの病気のせいだったみたい。
でも、ひき逃げ事故を起こしたのは自分じゃないってボングンは言ってる。
たぶん、スンウは自分の起こした事故の濡れ衣を着せたんだね。
ヘビンもあんなやつほっときゃいいのに。

ボングンには、なんかいいお友達ができたようで、安心です。
外国人選手で、仲間はずれにされてる人みたいだけど……。
ハンサムだし、きっとプロ意識の高い、一匹狼なんだわ。
全然言葉がわかんないわりには通じ合ってて、ほほえましかったです。
ボングンがお留守番で、２階から手を振るところがかわいかったわ。



小学生か、おまえは！
ああ、でもこのかわいさがボングンなんだわー。