![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/73/b81aaab4b2c79d0f8830e34e00ffeef6.png)
もう楽しくって楽しくって、どんどん視聴が進んでいます。
このドラマは、完全パッケージでできあがっている作品だそうで、
タムナに続き、イム・ジュファン君にはおなじみのスタイルです。
視聴率に一喜一憂せずに撮れる反面、スポンサーの期待度はどうにも……。
評判が悪けりゃテコ入れ可能な、融通のきく作品のほうが好まれるのでしょうか?
それだけが理由ではもちろんないでしょうが、編成争いでことごとく負けて
買い取ってもらえず、お蔵行きを覚悟した作品だそうです。
そのせいなのかな、1話50分なのは。
撮ってあるのにずいぶんカットされているシーンがあるようで、
その分が、本編放映後におまけのようにくっついています。
タムナみたいに完全版DVDを出してほしいけど、
そういうファンの声も少なかったのかしら?
ハデス役の彼もいるのにねぇ。
しかしながら、そのおまけのような回想のような映像が楽しく、
過去を切り取って覗いているような面白さがあり、
いいアクセントになっていると思います。
《あらすじ》
チェウォン演出のAチームは、順調に作品を作っている。
対してジェホンのBチームは、まっっったく話が進まない。
嘆くパク・テイのために、ハデスはこっそり編曲をすることにした。
ジェホンもテイの父親が来ると聞いて、なんとかいいものを
作ってやりたいと思って困っている。
ミュージカル学科の新入生へのしごきが、度を超している。
真夜中にたたき起こされ、構内の階段を何度も往復させられるのだ。
反抗的なジェホンのせいで、同期のみながしごかれる。
スビン先輩の話も気になって、さすがに気がとがめたジェホンは現場へ。
幽霊を見て気を失ってしまったテイの姿に、
ジェホンはそのしごきを自分がすべて肩代わりすると宣言する。
13往復を22人分、を、13日間。
「役者の哲学なんてきれいごと言うな。スターになりたいんだろ?」
ソヌ・ヨン教授は、生徒たちを挑発する。
オ・ドゥリは、ここへきたのは寮に入れるからだとうそぶく。
ジェホンは、スターの基準は何かと逆に問う。
自分は、金を稼ぐために、ここへ来たのだ。
ソヌはジェホンを前に呼び、ここでみんなを喜ばせてみろ、と金を出す。
「俺は猿回しの猿じゃない」
「お前のいうスターと何が違うんだ。芸を見せて、カネをねだる。ほら、やってみろよ」
険悪な空気のふたりは、ヨンジュの登場で救われた。
路上でのスリの一件で、怖くなったヨンジュは、ジェホンを頼って大学まで来たのだ。
カモの男に怪我をさせてしまった。頭から血が出ていて、もしかしたら死んだのかもしれない。
ジェホンに本当のことは打ち明けられないけれど……。
「ね、一緒に逃げてよ~」
タレコミを信じた刑事はジェホンの母のところにまで押しかけている。
人様を傷つけたと聞いて、母はいてもたってもいられない。
借金取りに追われてるというヨンジュを、寮にかくまう友人たち。
彼女が伝えるすさんだ生活については、半分以上嘘だと思ってる。
夜中の大学に、ジェホンの母がやってきた。
ソヌ・ヨン教授の元へ連れて来られた母親は、教授に哀願する。
「ここは息子の非常口なんです、追い出さないでください、見捨てないでください!」
ジェホンは耐えきれず、母を無理矢理教授室から連れ出した。
「俺を信じてないだろ!なぜ追い回すんだ!もうほっといてくれよ!」
そんなことを言いたいわけじゃない。
でもどうしても、会えばこうして言い争いばかり。
母は息子にキムチを持って会いにきていたのに。
お互いを思い合っているはずなのに、すれ違ってしまう母と息子。
むきになって、友情の階段を上るジェホン。
必死で練習を重ねるチェヨン。
父のレコードを聴くテイ。
月は蒼い。
それぞれの夜。
(つづく)
オマケ「彼と彼女の事情」
ハデスとオ・ドゥリは、ある演技塾で出会っていた設定。
こっそり授業を見ていたハデスと、母親に連れてこられたドゥリ。
そ~っと彼女の様子をうかがうハデスを、カッと威嚇する。
ドゥリの二面性を目の当たりにしたハデス。
どちらも母親に問題あり。
う~ん、青春だなぁ!
みんな青春まっただなかって感じ!
青いね青いねー!いいぞいいぞ!
もうさー、泣いちゃってさー。
母の気持ちに共感したのか、息子の気持ちに共感したのかわかんないけど、
泣けてしょうがなかったよ~。
大学に行かせてくれたお母さんに、どんなに感謝しているかわからないジェホン。
お母さんを見捨てるわけじゃなくて、自分のために犠牲になった人生を、
また取り戻してほしいと願っているんだよね。
でも、ちょっぴりうっとおしいと感じていることも、また事実だと思うんだ。
子どもにとって、親ってそういうものだよね。
お互いに大事に思っている母と子なのに、口を開けばケンカをしちゃって、
本気でそんなこと言いたいわけじゃないのに、ついつい売り言葉に買い言葉。
せつないなぁ。
大事なお母さんも、ジェホンにとっては、悪かった過去の一部をなしているわけで、
振り切りたい、光の中へ走って行きたい、って気持ちもやっぱりある。
やばいことになって助けを求めてきたヨンジュのことだって、
もう自分には関係ないって言いたい気持ちがある。
でも無視できない。捨てられない。
それもやっぱり、今の自分を形作っている大事な要素だから。
そういうふたつの気持ちがいろいろ混じり合って、複雑な感じなんだろうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/5b/af25e5cda43bc3b165d1fd09c48080d1.png)
ジェホンの、過去を振り切りたい気持ちがわかるから、ヨンジュも意地悪をするんだね。
いいとこの坊ちゃん嬢ちゃんに混じって、あんた何してんの?
あんたもあたしとおんなじ、街の札付きじゃない、と言いたげな彼女。
ジェラシーだよね。
でも、ビョンゴンも(下心ありありとはいえ)親切で、テイも優しい。
きっと彼女も、わかってくれると思うなー。
大学生活、きついけど、ジェホンはすごくがんばってる。
慣れない場所で、慣れない人間関係の中で、一生懸命。
そういう姿を理解してくれてたオ・ドゥリの言葉がすごく嬉しかった。
一方、今日のソヌ・ヨンには、むかっときたわ。
学生の名前を覚えていないってどういうこと?
本気で生徒と向かい合う気がないんじゃないの?
そりゃもちろん、先生の言ってることは正論だよ?
でも、お母さんに対して失礼じゃないのさ……。
だらしなくお酒飲んでたくせに。
「カネをやるから、芸をしてみろよ」って、ジェホンを挑発してるよね。
カネのためだと言ったジェホンに、そうじゃないってことを教えたいの?
それともホントに意地悪で言ってるだけなの?
なんかまだ真意が読めないわ~。
本当は熱いものを持っているくせに、
斜に構えてぐだぐだしてるダメ男っぷりが気にくわないわ。
ダメ男ならダメ男に徹してればいいのに、
なんかいろいろ未練がましいところが、中途半端で鼻につくのよ。
元カノの姪っ子が誰か知りたいだけなのかもしれないけどさ、
やるなら本気で教えてやれってのよ!
あの子たち、もちろんまだまだ未熟なひよっこだけど、
あんたみたいな半分人生捨てかけたおっさんにバカにされる筋合いは無いわよ!
と怒りつつも、やっぱりちょっとかっこいいとか思っちゃう自分がイヤだ!
ぐだぐだのダメンズなのに、なんかすごく好きなのがイヤだ~!
若い人たちの不器用な情熱に触れて、
先生もきっと、かつての自分を取り戻していくんだろうけどさ。
入試の時から厳しかった守衛さんが、いい味出してる。
ジェホンをつりえさに例えるあたりは、長年学生たちを見守ってきたキャリアの長さを感じさせる。
ジェホンは若いし、反抗的だし、一筋縄ではいかないけど、
友人、先生、守衛さん、お母さん、いろんな人に助けられて成長していくんだね。
赤ジャージの幽霊先輩は、テイにだけ見えるのかな?
困った霊感少女だなぁ。
登場人物、みんな魅力的で好きなんだけれど、特にビョンゴン君がいい。
前回、練習室を取りに行くときもそうだったけれど、
彼の走りっぷりが小気味よく、弾けるような若さを感じるのです。
ちょっとのシーンなんだけど印象に残りました。
実は役者さんは1980年生まれだから、当時30才。
そのへんの実年齢が、とっちゃんぼうや的なビョンゴン君の味になっていると思うのですが、
意外に年がいっていて驚きました。
きたえていれば、30才でもあんな若々しい走りができるのね。
次回も乞うご期待。
このドラマは、完全パッケージでできあがっている作品だそうで、
タムナに続き、イム・ジュファン君にはおなじみのスタイルです。
視聴率に一喜一憂せずに撮れる反面、スポンサーの期待度はどうにも……。
評判が悪けりゃテコ入れ可能な、融通のきく作品のほうが好まれるのでしょうか?
それだけが理由ではもちろんないでしょうが、編成争いでことごとく負けて
買い取ってもらえず、お蔵行きを覚悟した作品だそうです。
そのせいなのかな、1話50分なのは。
撮ってあるのにずいぶんカットされているシーンがあるようで、
その分が、本編放映後におまけのようにくっついています。
タムナみたいに完全版DVDを出してほしいけど、
そういうファンの声も少なかったのかしら?
ハデス役の彼もいるのにねぇ。
しかしながら、そのおまけのような回想のような映像が楽しく、
過去を切り取って覗いているような面白さがあり、
いいアクセントになっていると思います。
《あらすじ》
チェウォン演出のAチームは、順調に作品を作っている。
対してジェホンのBチームは、まっっったく話が進まない。
嘆くパク・テイのために、ハデスはこっそり編曲をすることにした。
ジェホンもテイの父親が来ると聞いて、なんとかいいものを
作ってやりたいと思って困っている。
ミュージカル学科の新入生へのしごきが、度を超している。
真夜中にたたき起こされ、構内の階段を何度も往復させられるのだ。
反抗的なジェホンのせいで、同期のみながしごかれる。
スビン先輩の話も気になって、さすがに気がとがめたジェホンは現場へ。
幽霊を見て気を失ってしまったテイの姿に、
ジェホンはそのしごきを自分がすべて肩代わりすると宣言する。
13往復を22人分、を、13日間。
「役者の哲学なんてきれいごと言うな。スターになりたいんだろ?」
ソヌ・ヨン教授は、生徒たちを挑発する。
オ・ドゥリは、ここへきたのは寮に入れるからだとうそぶく。
ジェホンは、スターの基準は何かと逆に問う。
自分は、金を稼ぐために、ここへ来たのだ。
ソヌはジェホンを前に呼び、ここでみんなを喜ばせてみろ、と金を出す。
「俺は猿回しの猿じゃない」
「お前のいうスターと何が違うんだ。芸を見せて、カネをねだる。ほら、やってみろよ」
険悪な空気のふたりは、ヨンジュの登場で救われた。
路上でのスリの一件で、怖くなったヨンジュは、ジェホンを頼って大学まで来たのだ。
カモの男に怪我をさせてしまった。頭から血が出ていて、もしかしたら死んだのかもしれない。
ジェホンに本当のことは打ち明けられないけれど……。
「ね、一緒に逃げてよ~」
タレコミを信じた刑事はジェホンの母のところにまで押しかけている。
人様を傷つけたと聞いて、母はいてもたってもいられない。
借金取りに追われてるというヨンジュを、寮にかくまう友人たち。
彼女が伝えるすさんだ生活については、半分以上嘘だと思ってる。
夜中の大学に、ジェホンの母がやってきた。
ソヌ・ヨン教授の元へ連れて来られた母親は、教授に哀願する。
「ここは息子の非常口なんです、追い出さないでください、見捨てないでください!」
ジェホンは耐えきれず、母を無理矢理教授室から連れ出した。
「俺を信じてないだろ!なぜ追い回すんだ!もうほっといてくれよ!」
そんなことを言いたいわけじゃない。
でもどうしても、会えばこうして言い争いばかり。
母は息子にキムチを持って会いにきていたのに。
お互いを思い合っているはずなのに、すれ違ってしまう母と息子。
むきになって、友情の階段を上るジェホン。
必死で練習を重ねるチェヨン。
父のレコードを聴くテイ。
月は蒼い。
それぞれの夜。
(つづく)
オマケ「彼と彼女の事情」
ハデスとオ・ドゥリは、ある演技塾で出会っていた設定。
こっそり授業を見ていたハデスと、母親に連れてこられたドゥリ。
そ~っと彼女の様子をうかがうハデスを、カッと威嚇する。
ドゥリの二面性を目の当たりにしたハデス。
どちらも母親に問題あり。
う~ん、青春だなぁ!
みんな青春まっただなかって感じ!
青いね青いねー!いいぞいいぞ!
もうさー、泣いちゃってさー。
母の気持ちに共感したのか、息子の気持ちに共感したのかわかんないけど、
泣けてしょうがなかったよ~。
大学に行かせてくれたお母さんに、どんなに感謝しているかわからないジェホン。
お母さんを見捨てるわけじゃなくて、自分のために犠牲になった人生を、
また取り戻してほしいと願っているんだよね。
でも、ちょっぴりうっとおしいと感じていることも、また事実だと思うんだ。
子どもにとって、親ってそういうものだよね。
お互いに大事に思っている母と子なのに、口を開けばケンカをしちゃって、
本気でそんなこと言いたいわけじゃないのに、ついつい売り言葉に買い言葉。
せつないなぁ。
大事なお母さんも、ジェホンにとっては、悪かった過去の一部をなしているわけで、
振り切りたい、光の中へ走って行きたい、って気持ちもやっぱりある。
やばいことになって助けを求めてきたヨンジュのことだって、
もう自分には関係ないって言いたい気持ちがある。
でも無視できない。捨てられない。
それもやっぱり、今の自分を形作っている大事な要素だから。
そういうふたつの気持ちがいろいろ混じり合って、複雑な感じなんだろうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/5b/af25e5cda43bc3b165d1fd09c48080d1.png)
ジェホンの、過去を振り切りたい気持ちがわかるから、ヨンジュも意地悪をするんだね。
いいとこの坊ちゃん嬢ちゃんに混じって、あんた何してんの?
あんたもあたしとおんなじ、街の札付きじゃない、と言いたげな彼女。
ジェラシーだよね。
でも、ビョンゴンも(下心ありありとはいえ)親切で、テイも優しい。
きっと彼女も、わかってくれると思うなー。
大学生活、きついけど、ジェホンはすごくがんばってる。
慣れない場所で、慣れない人間関係の中で、一生懸命。
そういう姿を理解してくれてたオ・ドゥリの言葉がすごく嬉しかった。
一方、今日のソヌ・ヨンには、むかっときたわ。
学生の名前を覚えていないってどういうこと?
本気で生徒と向かい合う気がないんじゃないの?
そりゃもちろん、先生の言ってることは正論だよ?
でも、お母さんに対して失礼じゃないのさ……。
だらしなくお酒飲んでたくせに。
「カネをやるから、芸をしてみろよ」って、ジェホンを挑発してるよね。
カネのためだと言ったジェホンに、そうじゃないってことを教えたいの?
それともホントに意地悪で言ってるだけなの?
なんかまだ真意が読めないわ~。
本当は熱いものを持っているくせに、
斜に構えてぐだぐだしてるダメ男っぷりが気にくわないわ。
ダメ男ならダメ男に徹してればいいのに、
なんかいろいろ未練がましいところが、中途半端で鼻につくのよ。
元カノの姪っ子が誰か知りたいだけなのかもしれないけどさ、
やるなら本気で教えてやれってのよ!
あの子たち、もちろんまだまだ未熟なひよっこだけど、
あんたみたいな半分人生捨てかけたおっさんにバカにされる筋合いは無いわよ!
と怒りつつも、やっぱりちょっとかっこいいとか思っちゃう自分がイヤだ!
ぐだぐだのダメンズなのに、なんかすごく好きなのがイヤだ~!
若い人たちの不器用な情熱に触れて、
先生もきっと、かつての自分を取り戻していくんだろうけどさ。
入試の時から厳しかった守衛さんが、いい味出してる。
ジェホンをつりえさに例えるあたりは、長年学生たちを見守ってきたキャリアの長さを感じさせる。
ジェホンは若いし、反抗的だし、一筋縄ではいかないけど、
友人、先生、守衛さん、お母さん、いろんな人に助けられて成長していくんだね。
赤ジャージの幽霊先輩は、テイにだけ見えるのかな?
困った霊感少女だなぁ。
登場人物、みんな魅力的で好きなんだけれど、特にビョンゴン君がいい。
前回、練習室を取りに行くときもそうだったけれど、
彼の走りっぷりが小気味よく、弾けるような若さを感じるのです。
ちょっとのシーンなんだけど印象に残りました。
実は役者さんは1980年生まれだから、当時30才。
そのへんの実年齢が、とっちゃんぼうや的なビョンゴン君の味になっていると思うのですが、
意外に年がいっていて驚きました。
きたえていれば、30才でもあんな若々しい走りができるのね。
次回も乞うご期待。
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