いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

バーディバディ -1

2012年10月18日 | バーディバディ
お試しで第1話を観てみたら、とても面白かったこのドラマ。
よくよく見ると、監督は「タムナ」の方ではないですか!
そして制作は「宮」「タムナ」のグループエイト。

両作品とも大好きだったので、バーディバディも楽しみです。

《あらすじ》

韓国の片田舎、元気いっぱいの小学3年生ソン・ミスは、
父親譲りの体力と運動神経で毎日野菜の行商をお手伝い。

ある日、テレビで見た女子プロゴルファー、パク・セリに魅せられ、
ゴルフの魅力にとりつかれる。
偶然出会ったゴルフ講師からゴルフボールを一球だけもらい、
スイングの真似事をしていると、家の物置で1本のゴルフクラブを見つけた。
ミスの母さんは、昔ゴルフ場のキャディをしていたのだ。
簡単な手ほどきを受けただけのミスは、ゴルフボールをナイスショット!
ゴルフは金がかかるスポーツだと知っている父は渋い顔。
ソン家はけして裕福な家庭ではないのだ。

それでもゴルフスクールで習ってみたいミスは、
友達と一緒に夜の山へマツタケ狩りに出かける。
「がんばればレッスン代の10万ウォン稼げるよ!」
そうそうに逃げ帰った友達をしり目に、必死でマツタケを採るミスは、
足を滑らせて崖から宙づりになってしまう。
頼みは、木の根に絡まった一本のクラブだけだ。
必死でグリップを握り、こらえるミス。
探しにきた両親に助けられ、九死に一生を得た。

「これさえ握っていたら、絶対に生きられると思って離さなかったの。
オンマ、わたし、ゴルフ習いたいの」

ミスの想いの強さを知った母は、ゴルフスクールの掃除婦をして
彼女にゴルフを習わせてやることにした。
「掃除婦の子にゴルフが似合うかよ!」
とバカにした子を殴ってしまったミス。
母は、そんなミスを優しく諭す。
「掃除婦の子って本当のことじゃない。
ゴルフはね、他人と戦うスポーツじゃない。
自分自身と戦うものなのよ」

懸命に練習するミスのドライブショットにはますます磨きがかかり、
信じられない飛距離を出すようになる。

お金が無くてコース練習に参加できないミスを
不憫に思った母は、ゴルフ場の警備員をしているゴンスクの父に頼んで、
こっそり早朝にコースをまわらせてもらうことにした。

母に支えられ、ミスのゴルフ修行は続く。
時は流れ、12年後。
成長したミスは、念願のプロテストに挑戦することになる。

時を同じくして、ゴルフリゾートオーナーの娘、ミン・ヘリョンも
プロテストを受けるため、アメリカから帰国してきていた。
母との確執の中、父を探すためにゴルフを続けてきた天才少女だ。

片田舎に突然現れた謎の男、ジョン・リー。
アメリカンスタイルのバイクにまたがり、
ドレッドヘアで廃校になった小学校の校庭を歩く男……。

道案内したミスの弟、テガブのいたずらで、
飲めない焼酎を飲まされたジョン・リーは、彼の部屋に寝かされていた。
寝ぼけまなこで用を足し、誤って戻った先はミスの部屋。
「あ、あんた一体誰よ……ど、泥棒!」

出会いは最悪だったが、
翌朝ジョン・リーはミスの練習を見ていて、
フォームのアドバイスをしてやる。
実は彼は、ヘリョンの専属コーチとなるため招聘された人物だったのだ。

ゴンスクの父が横領罪収賄容疑でゴルフ場を首になると聞き、
ミスはオーナーのもとへ直談判に向かう。
乗り込んだ会長室には、ミン・ヘリョンがいた。
会長に談判中、現れたジョン・リーに目を丸くするミス。
ミスの直訴は即却下されたが、側近の秘書室長に再調査の約束を取り付けた。

専属コーチ契約を簡単には受け入れないジョン・リー。
廃校にキャンピング・カーを置かせてもらい、ひとまず返事は保留?
「彼はいくらお金を積まれたって、気に入らないことはやらないわ」
ヘリョンはそんな彼に満足そう。

翌朝、キャンピング・カーに雨あられとゴルフボールが降ってきた。
ミスが日課にしている打ち込みの練習のせいだ。
ボールを拾いに来たミスは、ヘリョンとジョン・リーの前で
パワーショットを見せつける。
「なかなかやるな、肉まん娘」
「飛距離はいいわ。でも精度はどうかしら?」
ミスの打ち込んだラインを寸分たがわずなぞる精密ショットを
みせつけるヘリョン。

育った環境もゴルフのスタイルもまるで正反対の
ふたりの少女は、生涯の良きライバルとなる……のか?

(つづく)

とても楽しいドラマ。気分がスカッとしますね!

イェーイ!元気いっぱいチンパンアガッシ最高!



少女時代のミスを演じたジヒちゃんも、すごく魅力的です。
(明日ハイのヘリちゃんです。相変わらずガッツのある娘だ)
こんな根性があって、才能がありそうな娘だったら
何としてもゴルフを習わせてやろう、と思うでしょうね。
まさに親子鷹という印象でした。
スポ根ものにはこうした背景がないと面白くないよね~。

成長したミスを演じるユイちゃんは確かに顔がパンパン。
いや~、若さっていいなぁー!
はち切れそうな瑞々しさがまぶしいです。
「肉まん娘」というあだ名は、彼女だからついたのか、
もともと台本にあったのかは知りませんが、すごくぴったりです。
かわいいんだから気にしないで~。

幼いころの自信満々な性格や、猪突猛進な素直さも
引き継いでうまく表現していると思いますね。

対するライバルヘリョンさんは、ある意味屈折した天才。
どうもまだ見ぬ父を探すために、ゴルフを続けているようです。
お母さんの思い通りの娘を演じてやってんのよ、ってとこですかね。
反抗心は隠そうともしませんが、ゴルフは好き……なのかな?
微妙なところですね。

でも、ジョン・リーを見ている表情はやっぱり幼くて、
彼女も初々しい若さを感じさせる素敵な女の子です。



飛ばし屋ミスと、精密機械ヘリョンの対決が
これからの見ものとなるんでしょう。楽しみ楽しみ。

たぶんジョン・リーに恋をするんだろうなぁふたりとも。
すでにヘリョンは彼のこと好きみたいだもんね。

しかし!物語の主題は、恋よりなにより、
彼女たちの成長譚であってほしい。
自身の才能を開花させ、苦しみ、悩み、
ライバルと競い合いながら、さらなる成長を重ねる少女たちの
スポ根サクセスストーリーが観たいんだー!

恋があっても、スカッとさわやかなやつにしてほしいです。
恋と勝負なら、勝負をとる主人公たちであってほしい。
好きな人とライバルが溺れてたら、
迷いもせずにライバルを助けちゃうふたりであって欲しいの……。

この気持ち、わかっていただけるでしょうか?

なんだか「エースをねらえ!」を読みたくなってきました。
宗像コーチのことはアレだけど、
なんかああいう感じの作品になって欲しいな、と思っているのです。

全20話。
この勢いが続くのなら、最後まで楽しく観られそう。
レッツトライ。


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