いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

魔王 第2話

2012年11月19日 | 魔王
もうこのドラマは1話観たらすぐに感想を書いておかないと、
どんどんいろんなことが明らかになっていくし、
ますます深まる謎もあるしで、大変です。
自分が混乱する。

カン・オス刑事のお父さんはただのホテルオーナーじゃなくて
政治家が本業なのね。
前回の様子だけではわからなかったです。

さて、ヘインはカン刑事に送られたカードに触れ、
犯人が活字を切り抜く様子や、皮の手袋やらを見てしまいます。
そして振り向くカン刑事の映像。
カードの送り主は、彼と関係のある人物なのでしょうか?

いや……スンハじゃないのか?違うのか?

ヘインがサイコメトラーだと知ったカン・オスは、
半信半疑で事件の証拠品をみてもらおうとするが、拒絶されてしまう。
「捜査は警察の仕事でしょう?
私は実験台ではありません」
彼女の能力を認めてくれた最初の理解者は、
12年前の少年刺殺事件で知り合った刑事。
今はオ・スンハ弁護士事務所の事務長をしているグァンドゥだった。


お!チーム長が知ってたのは、後輩のグァンドゥに教えてもらったからなのか。
そうなるといずれスンハも知るところとなるのでしょうね。
事務長さんは、スンハの黒い部分を全然知らないみたい。
どういう経緯でこの事務所に来たのか、知りたいところですね。

図書館で、スンハはヘインに声をかけます。

「この本は読みました?興味深い一説がありますよ。
evil(悪意)を逆さに読むとlive、生きるという意味になる。どうです?」
「私には……あんまり」
「そうかぁ、僕には興味深いんだけどな」


スンハのこと、ちょっといいなと思っている割には
あっさりしてるヘインですが、気になって後からその本を読むのね。
そこには「魔王」についての記述がありました。

悪魔の長、魔王サタンは、もともと天使だった。
ルシファーと呼ばれ、美しく皆に愛されていた彼の仕事は、
試練と誘惑を用いて人間の霊的成長を促すこと。
ところが次第に神と対立するようになったルシファーは……

ってとこでヘインは本を置いてしまうのですが、
ルシファーは堕天使となり、魔王となってしまう、というのが一般的なのかな?
いろいろ解釈はあるようなのですが、このドラマでは
「魔王=サタン=堕天使ルシファー」ということみたいです。

スンハがもともとは皆に愛される天使のような人物だったのだけど、
いまや魔王になっている、という暗喩ですね、きっと。

クォン弁護士を殺害したのは、軽微な罪で10年もの
禁固刑をくだされ、恨みをいだいていたチョ・ドンソプでは?
彼が事務所に入り込む手引きをした謎の男は、
弁護士とカン刑事にタロットカードを送りつけた男と
同一人物だと思われる。
黒い皮手袋をした、足の悪い男。


防犯カメラには、何者かがカードキーを拾って中に入った映像と、
皮手袋の男がカードキーらしきものを置いて行った映像が映っていました。

現場付近でチョ・ドンソプらしき目撃証言もあり、
刑事らはドンソプの行方を探しています。
彼は刑務所にいた頃から定期的に手紙を受け取っていたらしく、
謎の男との関連も疑われます。
一体ドンソプさんはどこにいるのか?

教会です!

前回、スンハが雨の中さまよっていたドンソプさんに声かけてたでしょう。
まさか殺しちゃったんじゃ……と疑っていましたが、
教会にかくまって世話してあげてたみたいなの。
スンハ……きっとたくらみがあってのことなんでしょうが、
教会で炊き出しのボランティアをしたり、経済的な支援をしたり、
善行を積んでいるようです。
表向きは。

強引な態度でサイコメトリーを依頼し、断られたカン・オスでしたが、
割れた鉢植えを植え直してあげたり、素直にあやまりに来たり、
悪い人じゃないことがヘインにも伝わって、
とうとうヘインは凶器をサイコメトリーすることになります。

ヘインはナイフを触って、ドンソプさんがクォン弁護士を刺しちゃうシーンを
見てしまうんだわよ。
もみ合っているうちにナイフが刺さってしまった感じがした。
過失致死っぽいよね。

てか、この時点ではサイコメトリー意味ないんじゃ?

ドンソプさんがあやしいのはわかりきってるし、
ヘインが見たものは証拠としては使えないんだし。
まずは、先入観なしでドンソプさんの身柄を確保するのが先じゃないの?
カン・オスもわかってないけど、こういう感応みたいなことって
すごく消耗するし、心にも傷を負いかねないわけじゃない?
最初、ヘインがむっとして断った気持ちがわかるような気がします。
いや、私はサイコメトラーじゃないので、ほんとのところは
わからないですが……。

カン・オスのもとに、再びタロットカードが届く。
今回は、「正義」と書かれたカード。
同封の手紙には、
「すべての要素はひとつの全体をなす。
ひとつひとつが密接につながって動く」
との切り貼りの文字があった。

翌日、警察署にチョ・ドンソプが自首してきた。
担当弁護士は、オ・スンハだという。
かつての師を殺害した犯人を弁護するスンハの思惑とは?




ここで2話は終わります。

カン・オスは、なんとなくスンハをうさんくさく感じてるのね。
クォン弁護士への電話について、彼の言い分と
まわりで聞いていた兄の話が食い違うから。
「10時にかけなおすように言われました」というスンハと、
「そんなこと言ってなかったぞ」というお兄さん。
彼としては、もちろん兄の話を信用したいし、
スンハがなにかと嫌味っぽいことを言うので気に食わない。

ヘインが微妙にスンハに対しては浮かれてるっぽいのも
カチンと来てるんではないでしょうか。
気配りベタなくせに、刑事らしく勘は鋭いです。

「すべての要素はひとつの全体をなす」
この手紙はどんな意味なのでしょうか?

あれですね、高校時代の友人で、
今も仲良しの金貸しのあんちゃん、彼も要素のひとつなのですよね?
なんだか変な咳をしていましたが、これも何かの伏線?


あまりいい人ではないけど、なんか憎めない人。

彼が電話かけて「金返せや」と追い込みかけている女性の娘に、
前回出てきた変な男の人が接触してます。
あの引き出しにタロットカード持ってた人。
ひとりぼっちの娘ちゃんにお人形あげてたよ。
この人もやっぱり要素のひとつなんでしょうか?

も、どんだけ人々をつなぐ糸が張り巡らされているのか……。
おそらくスンハが仕組んだと思われる要素と、
まったく偶然の要素の見分けがつかなくて、
どっち?どっち?どうなるの?と、気が気ではありません。

スンハくん、孤独な魔王かとおもいきや、
お兄さんが訪ねてきてちょっとびっくりしました。
お兄さんは結婚していて、嫁は有機農園のオーナー、子どももいるようです。
そして、スンハが欲しそうにしていたという写真を
持ってきてくれています。

「1枚しかないんだぞ。これ見て兄さんのこと思い出せよな」
と、兄さんが言ってるということは、かたっぽは兄さんですよね?!
あの向かって左側の黄色いの人でしょ?
て、ことは右側だれ?

スンハ自身?



10代のスンハなのでしょうか?
ごめん!わからない~!
眉毛が面影あるような気もするし~。

わたし、人の顔が苦手なんですよ。
実はあの刺殺された少年の顔も、よく覚えてない。
はっきり映った?

なんにせよ、スンハはこの写真を涙ぐみながら燃やしてしまいます。
なぜ?なぜなの?
過去の自分は死んだ……ってこと?

だいたい、わたしの予想では殺された少年はスンハの兄で、
スンハはその復讐を……とか言ってたのに
兄さん生きてるし。
なんか幸せそうだし。
あの刺された少年は誰なの~?
わからなーい!

スンハがヘインに近づいていくのも計算ずくなんでしょうか。
教会の奉仕作業は、彼の方が先にやってたことだけど、
ヘインがいつか来るのを見越してたの?
それとも、これは偶然?
ヘインに向けるスンハの笑顔は本物みたいですが。



とにかく謎ばかりでモヤモヤしますね。
カン・オスと後輩の女性刑事のかけあいが、
ちょっとほっとする息抜き場面です。
彼女は先輩のこと好きだね、きっと。
なよっちいミス・ポリスも好きだ。

まだたった2話しか観てないのに、けっこう物理的にしんどい。
なんかこう……羊羹を棒のまま食べてるような感じ。
せめてどこかに栗が入っていてほしい。
ジフニの水泳シーンはフォームきれいだったけど、
それが栗かと言われると、そうではないような気がする。

う~ん。まだ2話だからか。
消化不良にならないように、じっくり観なくては。


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