6月以降ビアンカは極端に不安定になり、ほとんどまともに動作しなくなった。いったん引き払った巨大なノートマシンのマリナに再び環境を戻して作業を行っていた。マリナも2度の焼死という悲惨な経験をしたマシンだが、どのプログラムを動かしたら危険なのかははっきりしており、それさえしなければ安定に使える。また、大きく鮮明な画面はマリナの最大の利点である。
いったんは、ビアンカの稼働自体ほとんどあきらめた。しかし、Pentium M 755を使わないのはもったいないため、Pentium M用のマザーボードとキューブ型の小さいケースを調達し、ビアンカからごっそり中身を移植して「偽ビアンカ」をでっち上げようとたくらんだ。
ところが、ビアンカから臓器移植を試みようとした際、とんでもない場所に施工不良があったことが判明した。その部分についてきちんとねじを締め直した後、解体したものを全て元に戻したところ、ビアンカは元気に復活してしまったのである。残念ながら振動には相変わらず弱く、しかも一度ハングアップするとしばらく再起動すらしない。しかし、変に移動さえしなければ暑くても安定稼働できるようになった。
そうなると、買ってきたマザーとケースが逆に浮いてしまう。マザーもケースも今の基準で言えばそれなりに高い代物だったため、これも使わないともったいない。結局Pentium M 760を買い足してまるまるマシンが1台増えてしまった。
新しいマシンには、「ルル」という名前を久しぶりに復活させることにした。先代のルルと同様、極小編成で、動いているのかいないのかわからないくらい音も熱も出さないマシンである。
ルルのCPUは定格2GHzだが、2.25GHzであっさりと安定に動いている。まだ限界が見えていないけれども、これ以上FSBを上げるとほかの拡張ボードとかオンボードデバイスの動作が怪しそうなので、ここまでにしておく。現在ユリア(旧アリーナ)は2.24GHz動作としているため、Pentium 4以外では、うちの部隊の最高クロックである。
いったんは、ビアンカの稼働自体ほとんどあきらめた。しかし、Pentium M 755を使わないのはもったいないため、Pentium M用のマザーボードとキューブ型の小さいケースを調達し、ビアンカからごっそり中身を移植して「偽ビアンカ」をでっち上げようとたくらんだ。
ところが、ビアンカから臓器移植を試みようとした際、とんでもない場所に施工不良があったことが判明した。その部分についてきちんとねじを締め直した後、解体したものを全て元に戻したところ、ビアンカは元気に復活してしまったのである。残念ながら振動には相変わらず弱く、しかも一度ハングアップするとしばらく再起動すらしない。しかし、変に移動さえしなければ暑くても安定稼働できるようになった。
そうなると、買ってきたマザーとケースが逆に浮いてしまう。マザーもケースも今の基準で言えばそれなりに高い代物だったため、これも使わないともったいない。結局Pentium M 760を買い足してまるまるマシンが1台増えてしまった。
新しいマシンには、「ルル」という名前を久しぶりに復活させることにした。先代のルルと同様、極小編成で、動いているのかいないのかわからないくらい音も熱も出さないマシンである。
ルルのCPUは定格2GHzだが、2.25GHzであっさりと安定に動いている。まだ限界が見えていないけれども、これ以上FSBを上げるとほかの拡張ボードとかオンボードデバイスの動作が怪しそうなので、ここまでにしておく。現在ユリア(旧アリーナ)は2.24GHz動作としているため、Pentium 4以外では、うちの部隊の最高クロックである。