雑記帳(新居)

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デメ準決勝進出

2005-09-09 00:36:23 | テニス
全米オープンで、なんとエレーナがダベンポートに勝ってしまった!!
Elena Dementieva(6) d. Lindsay Davenport(2) 61 36 76(6)
昨年のこの大会の準決勝カプリアティ戦の再現のようだ。激しいアップダウン、そしてもつれにもつれた最終セットとなった。最終セットタイブレークも、5-2エレーナリード→5-6ダベンポートリードでしかもダベサーブ→8-6エレーナというとんでもなく劇的な試合だった。この勝ち方がエレーナの真骨頂!
グランドスラムでは昨年の全米以来の準決勝進出である。GSベスト4以上がこれで4回、そのうち3回が全米だから、やはり相性のよい大会なのだろう。

はっきり言って今大会のエレーナには全く期待していなかった。何も期待できなかった。去年は1回戦負けを何度となく食らいながらも、当たれば何か波乱を起こすと期待を抱かせてくれた。今年はそれがなく、上位相手には順当に負けてしまう。チャンスと思われたローランギャロスとかロスの大会でも、ランクでは下位の選手に負けている。
筆者は、ここ2週間ほど新しいマシンの立ち上げにかかりきりで、しかもTBSが手を引いたため今回の全米は地上波放送皆無となり、今大会には注意力自体が全く向いていなかった。
エレーナは1回戦から例によってダブルフォルトを連発し、3回戦のチャクベタゼ戦ではなんと19本の出血大「サービス」(wだった。当然ながら、4回戦の今期好調シュナイダー相手で消えると思っていた。そのシュナイダーに勝ったときも、相手のミスに助けられたと思われ、ダベンポート相手には虐殺されるとしか思えなかった。

期待しないと勝つんですね。エレーナは。
そのためには、本当に何も期待しない無の境地にならないとだめらしい。

次は、やはり今シーズン絶好調のピエルス相手だが、どうなるものか。しかし、少しでも欲が出ると負けるのがエレーナだ。


シャラポワもベスト4までは順当に残っているので、1年ぶりのロシアンファイナル希望。しかしシャラポワは、準決勝がキム相手なのできわめて厳しそうだ。