雑記帳(新居)

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テニス観戦をインターネット放送でさらに楽しむ

2004-10-10 06:55:35 | テニス
管理人は、最近、インターネット放送でテニスを観戦することが多い。韓国ハンソルオープンの決勝も、そのインターネット放送で楽しんだ。韓国・中国のテレビ番組はインターネット放送もされており、それを見たわけである。ハンソルオープンの決勝は、シャラポワが出ているだけにアクセスが多かったのだろう、ティア4の大会にもかかわらず頻繁に画像が止まる厳しい状況だった。
(なお、その前週の中国オープンの決勝もネット放送で見た。セレナとクズネツォワという対戦だったので、コマ落ちなどなく快適に観戦できた。こちらは2時間20分フルセットの激戦でセレナの勝ち。中国は反米感情が強いらしく、場内はクズネツォワ応援一色でまるでロシアホーム状態だった。)

シャラポワはテニスの世界に出現した「史上最大最強の台風」だ。(ジャパンオープンの決勝では本物の台風が直撃してしまったが。シャラポワの試合の後に行われた男子の準決勝で、屋根を閉めていたにもかかわらず屋根から激しく雨漏りという珍事発生。)
今月の初め、そのシャラポワが中国・韓国・日本と大会に出場し、それと同時に空前のフィーバーが駆け抜けた。ジャパンオープンの観客動員は最多記録を大きく更新、女子決勝の土曜は前売り券が売り切れ、NHKも例年は決勝だけだったと思うがシャラポワの3回戦から放送という気合いの入り方だった。
それを一過性で終わらせないために、ジャパンオープンの賞金を増やしティア2に昇格、さらに韓国とも連携して中国・韓国・日本と大会が続く「アジアツアー」全体の発展という話まで検討されているらしい。
http://www.sponichi.co.jp/others/kiji/2004/10/09/01.html
シャラポワを最強台風と呼んだのは、台風に向かって風が吹き込むように、テニスの世界の外から人とお金をどんどん呼び込むからである。
で、アイドルの役割はシャラポワがみんな引き受けるので、ほかのロシア選手はとにかく勝て(意味不明)

それにしても、中国オープンはともかくとして(中国オープンはティア2なのでトップ選手が多数出場する)、韓国ハンソルオープンと日本ジャパンオープンはやはり普通の状況の大会ではなかった。
普通の大会は勝負の行方を楽しむものである。しかしこれらの大会はそうではない。シャラポワのために用意された舞台である。特にハンソルの方では、韓国および他国のVIPまでコートに駆けつけた。シャラポワに勝っていただかなければ困るのだ。
ハンソルオープンではベスト4がそろったあたりで、ジャパンオープンでは浅越が早々に敗退した時点で、残った面子からしてシャラポワが負ける気は全くしないという大会となってしまった。
そしてどちらの大会も、期待通りにシャラポワ優勝、決勝はいずれも虐殺ショーだった。もちろん管理人もそれで満足したわけだが。特にハンソルオープンでは、決勝の相手のDomachowskaも若い選手でまずまずかわいかった(と思う)ので、これでシャラポワの虐殺ショータイムというのは結構萌える。

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