Kuznetsova 2-0 Dementieva (6-3, 7-5)
やはりあのサーブではGS優勝は無理だ。本日のディメンティエワの第一印象である。
一方のクズネツォワは、ストロークが恐ろしく速いし打球が重そうだ。微妙にボールの質は違うようだが印象はセレナに近い(サーブもセレナほど速くないが)。あれが立て続けに入ってきたらダベンポートでもエナンでも吹き飛ぶだろう。このクズネツォワと完治したウィリアムス姉妹の試合など見てみたい。壮絶な打ち合いになりそうだ。
ディメンティエワのサーブはある人曰く「マシュマロサーブ」、モーレズモ・カプリアティにはそれなりに効果を発揮していたけれども、クズネツォワには全く意味がなかった。ディメンティエワのサーブ全部をクズネツォワは強打で返しにかかった。もちろんミスも多かったけれども、入ったらほとんどエースものである。かろうじてラケットに当ててもその後で結局クズネツォワに決められる。
試合の最初から最後までディメンティエワの流れには全くならなかった。「クズネツォワがポイントを取るか、クズネツォワがミスするか」がほとんどだった。
それでも、ディメンティエワも全仏の決勝よりはずっとよい試合だったと思う。第2セットには、クズネツォワの強打をしのぎ、わずかなチャンスを生かして、第3,7ゲームと先にブレークした。一度でもこのリードを生かすことができていればと思うが、今日のクズネツォワの試合内容から考えれば、たとえ第3セットに持ち込めたとしてもデメが粘り通すことができたとは思えない。
結局、ディメンティエワは、いずれも、先にブレークした直後のサービスゲームで最初のサーブをダブルフォルトし、ブレークバックを許した。勝負を決めた第2セット11ゲームのブレークも、ディメンティエワに15-30からダブルフォルトが出ている。結局は最悪の場面でダブルフォルトが出てしまった。
表彰式の途中、クズネツォワのスピーチの前で黙祷。ずいぶん中途半端なところでするものだと思ったのだが、なんとこれはディメンティエワの提案だった。スピーチで黙祷を呼びかけるなんて…さすがエレーナ姫だ。
やはりあのサーブではGS優勝は無理だ。本日のディメンティエワの第一印象である。
一方のクズネツォワは、ストロークが恐ろしく速いし打球が重そうだ。微妙にボールの質は違うようだが印象はセレナに近い(サーブもセレナほど速くないが)。あれが立て続けに入ってきたらダベンポートでもエナンでも吹き飛ぶだろう。このクズネツォワと完治したウィリアムス姉妹の試合など見てみたい。壮絶な打ち合いになりそうだ。
ディメンティエワのサーブはある人曰く「マシュマロサーブ」、モーレズモ・カプリアティにはそれなりに効果を発揮していたけれども、クズネツォワには全く意味がなかった。ディメンティエワのサーブ全部をクズネツォワは強打で返しにかかった。もちろんミスも多かったけれども、入ったらほとんどエースものである。かろうじてラケットに当ててもその後で結局クズネツォワに決められる。
試合の最初から最後までディメンティエワの流れには全くならなかった。「クズネツォワがポイントを取るか、クズネツォワがミスするか」がほとんどだった。
それでも、ディメンティエワも全仏の決勝よりはずっとよい試合だったと思う。第2セットには、クズネツォワの強打をしのぎ、わずかなチャンスを生かして、第3,7ゲームと先にブレークした。一度でもこのリードを生かすことができていればと思うが、今日のクズネツォワの試合内容から考えれば、たとえ第3セットに持ち込めたとしてもデメが粘り通すことができたとは思えない。
結局、ディメンティエワは、いずれも、先にブレークした直後のサービスゲームで最初のサーブをダブルフォルトし、ブレークバックを許した。勝負を決めた第2セット11ゲームのブレークも、ディメンティエワに15-30からダブルフォルトが出ている。結局は最悪の場面でダブルフォルトが出てしまった。
表彰式の途中、クズネツォワのスピーチの前で黙祷。ずいぶん中途半端なところでするものだと思ったのだが、なんとこれはディメンティエワの提案だった。スピーチで黙祷を呼びかけるなんて…さすがエレーナ姫だ。
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