雑記帳(新居)

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ドバイ大会準決勝

2008-03-01 07:25:19 | テニス
今大会の準決勝は2試合とも2時間半を超える大激戦。これがあるからLiveでの観戦・録画行程は大変だ。2試合くらいならまだしも、1日1コートで4試合とか5試合という日程のときは一大事である。しかし、Liveだからこそこのような試合を余すところなく楽しめる、逆に言えば、このような試合が続いてこそLiveの意味があるのだ。

Dementieva 2-1 Schiavone 5-7, 7-5, 6-2

スキアボーネはエナンを倒してここまで勝ち上がってきている。その好調さはこの試合からも十分うかがえた。打球の種類がとんでもなく多いしコントロールも正確。高く弾むスピンと低いスライスの組み合わせが絶妙で、相手のミスを誘う。相手にとっては、無理に攻撃してもミスするし、かといってスキアボーネのペースにあわせてラリーを続けてもスキアボーネに先に攻撃されてポイントを取られる。
ディメンティエワは、最初2ゲームは連取したものの、その後はスキアボーネの術中にほとんどはまりかけた。それでも、無理に攻め急がず、相手のペースにあわせながらもねばり強くチャンスをうかがった。最後には、ディメンティエワが粘りもあるハードヒッターの本領を発揮、スキアボーネを突き放した。
とにかく極端に長いラリーが多い。これほどラリーが続く試合は滅多に見られない。両者とも走りまくって拾いまくり、足にはダメージくらいまくりだったわけだが、先に大きなダメージを受けたのはスキアボーネの方だった。動こうとしても反応が遅れ、あるいは踏ん張りが聞かず、早い段階でミスをする。そのような場面が第2セット終盤から目立って増えた。
第1セットは、両者の間を何度か大きく流れが行き来した。第10ゲームでディメンティエワがServing for the Setを迎えた。ところがここで、サーブで弱気になる悪いパターンに陥って、このゲームを落とす。結局第1セット終盤はスキアボーネが4ゲームを連取し、7-5スキアボーネ。
第2セットも序盤は、スキアボーネはラブゲームでキープ、デメは苦労して何とかキープで、スキアボーネの流れが続いているかと思われた。ところがこの後第3ゲームをデメがブレーク。この後、このセットはほとんどブレーク合戦になる。それでもデメが追いつかれては突き放し、第1セットと同じく、第10ゲームでディメンティエワがServing for the Setとした。そして、ダブルフォルトも絡んでまたしてもこのゲームを落としてしまう。しかし、スキアボーネも正確なショットを第1セットほど続けることはできなかった。ディメンティエワが第11ゲームを再びブレーク、その後の12ゲームをキープして、3度目のServing for the Setでようやく1セットをものにした。
第3セットは開始から4ゲームをディメンティエワが連取。このあとは両者ともキープが続いた。結局このリードをデメが守りきった。

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