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2012ウィンブルドンのドロー出ました

2012-06-23 00:14:00 | テニス
ようやく、今季の主要大会で初めてと言っていいくらい、シャラポワとセレナ・クビトバが反対側の山に入った。ボトムハーフが幾分激戦区の印象があるが、比較的バランスのとれたドローと思われる。
さて、今大会、前哨戦に全く出ない上位選手が多いこともあって、優勝候補の名前を挙げるのが難しい。今季の成績、過去の実績(特に芝で)を考慮して、三つ星といえるのはシャラポワだけだが、現在のシャラポワにとって、芝のコートで勝つのが最も難しいと思われる。相手のサーブを上からたたいてリターンで優位に立つのが、全仏での勝ちパターンだったが、球足が速くバウンドの低い芝では容易にはその形にならないだろう。
全仏オープンの後にも書いたが、今季は、前哨戦できっちり勝った選手しか本番でも勝てない、という流れになっている。少なくとも、前哨戦で早期敗退した選手は、クビトバ含め優勝の可能性はほとんどないと思っている。
1/8
シャラポワにとっては、セレナとは反対側の山に入ったとはいえ、なかなかの厳しいドロー。まず2回戦での対戦がほぼ確実のピロンコバが最初の関門。3回戦はおそらくラザノ。4回戦は誰が来ても危険は少ないと思われるが、QFは、ケルバー、クリステルス、マカロワあたりの誰になっても容易な対戦ではない。厳しい試合が予想されるラウンドとそれほどでもないラウンドが交互にあり、やっかいなドローでもある。

2/8
ここの台風の目はなんと言ってもクリステルス。さらに、今季大躍進で安定感のあるケルバー、芝では強いマカロワ、若手最有望のMcHaleと入っている。優勝に絡むとまではいえないが、誰が勝ち上がるのか予想が非常に困難な激戦区である。

3/8
2回戦でいきなりラドワンスカ対ヴィーナスという対戦がほぼ確実。ラドワンスカが勝つ可能性は高いと思われるが、クレーとは勝手が違うのも確かだ。この対戦で勝った選手がそのままベスト4まで進出する可能性が高い。前哨戦のバーミンガムで優勝したウダンは、ベスト16まで残るかもしれない。

4/8
芝での有力者が少なく勝ち上がりの候補を挙げられない泥沼区画。あえて言えば、リーナが最有力ではあろう。ストーサーが芝では全く役に立たないのは周知の事実。
森田はここに入っているので、またまたまた大チャンスドローなのだが、それを毎回生かせない。

5/8
順当ならセレナが勝ち上がるに決まっているのだが、とにかく最近のセレナの場合、問題は自分自身の中にあるので、読めない。セレナ本来のテニスができれば、シャラポワだろうがクビトバだろうがアザレンカだろうが、特に芝のコートでは問題にする相手ではない。しかし全豪でも全仏でも、自滅のような形で予想もしない相手に敗退している。3回戦のジェンジーとの対戦あたりが特に要注意。

6/8
全豪オープンの後、クビトバは不安定なパフォーマンスが続いている。全仏でもベスト4には進出したものの、50位以内の選手と一度も対戦しなかったもので、内容はとうてい納得できない。しかし、ほかに芝で力を発揮しそうな選手も見当たらず、よほどのことがなければベスト8には進むだろう。準々決勝でセレナとの対戦となったら勝てそうにはない。

7/8
昨年ウィンブルドンでベスト8に入ったバルトリとPaszekがこの区画に入った。ウォズニアッキ対Paszekは1回戦最大の注目の対戦。さらにVinciもいる。バルトリが勝ち上がる可能性が最も高いと思われるが、芝での実力者揃いの最大激戦区。

8/8
アザレンカにとって、ベスト8進出まで問題はないだろう。しかし、準々決勝以降は至難の対戦が続くことが見込まれ、優勝はきわめて困難と思われる。順当に進んだ場合、QFバルトリ、SFセレナ、決勝シャラポワとの対戦が予想される。
伊達はこの区画に入ったが、初戦に勝てば2回戦はおそらくイバノビッチと対戦。何とも微妙。

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