雑記帳(新居)

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ブレークダウンしてみる(2)

2009-02-22 04:18:10 | テニス
(2009/2/23)必須大会の扱いの修正および2/23付けのデータに変更
(2009/3/1)必須大会の扱いの再修正および抜かしていた大会があったので追記

ブレークダウン2人目は、当面ディメンティエワとポイントで一番競り合いそうな相手、ヤンコビッチです。

Jelena Jankovic's Ranking points breakdown (2009/2/23)
* shows points earned in 2009

Grand Slams
*Australian Open.R16 280pt
Roland Garros...SF 900pt
Wimbledon......R16 280pt
US Open..........F 1400pt

Year End Championships
Tour Championships..SF 530pt

Premier Mandatory
Miami............F 700pt

Best 2 of Premier 5 events
*Dubai.........R16 110pt

Best of other Countable Tournaments
Rome.............W 860pt
Moscow...........W 860pt
Stuttgart........W 600pt
Beijing (China Open).W 550pt
Indian Wells....SF 420pt
Dubai (2008)....SF 280pt
Los Angeles.....SF 250pt
Charleston......QF 220pt
Montreal........QF 220pt
Total 8460pt

Non-countable Tournaments
Berlin..........QF 220pt
Tokyo (Toray PPO).QF 220pt
*Paris (Indoor).SF 200pt
Olympic Games...QF 180pt
Bangalore.......QF 140pt
Zurich.........R16 2pt

今年に入ってからは、全豪4回戦、ドバイ3回戦で敗退と調子はよくないわけだが、昨年のドーハとドバイのポイントが消滅しても、現時点で計算対象外のベルリンがカウントに入るので、それほどポイントは減らない。
昨年1年まんべんなくポイントを獲得していることもあり、グランドスラムか必須プレミアで早期敗退がない限り落ちてこないということだ。

さて、この2人のエレーナで一番差がついているのは、去年のティア1のポイントである。ディメンティエワはこれらの大会での成績が悪い。そこで勝ち上がっていけば、ヤンコビッチは確実に抜けるしサフィナにも近づく。

ブレークダウンしてみる

2009-02-21 01:30:32 | テニス
(2009/2/23)必須大会の扱いの修正および2/23付けのデータに変更
(2009/3/1)必須大会の扱いの再修正

最近は、「この大会は必ずポイントに加えられる」という大会がいろいろ増えており、今シーズンからWTAツアーの規定が変わるので必須大会はさらに増える。以前と違って、ポイントの多い方から何大会といった単純な方式ではない。
とすると、絶対にほしいのが、各選手の獲得ポイントのブレークダウンである。男子テニスの場合は公式サイトにすでにある。女子にはないので、いろいろ面倒な計算をしなければならない。

ディメンティエワのをブレークダウンしておきます。
今季からプレミア大会の最上位4大会が必須、プレミア5の大会のうちポイントの多い方から2大会も必須である。現時点でそのあたりを考えようとするとなかなか計算が合わず、苦労した。

先頭に*をつけたのは今年の獲得ポイント

Elena Dementieva's Ranking points breakdown (2009/2/23)
* shows points earned in 2009

Grand Slams
*Australian.....SF 900pt
Roland Garros...QF 500pt
Wimbledon.......SF 900pt
US Open.........SF 900pt

Year End Championships
Tour Championships..SF 530pt

Premier Mandatory
Miami...........QF 250pt

Best 2 of Premier 5 events
*Dubai..........QF 200pt

Best of other Countable Tournaments
Olympic Games....W 706pt
Dubai (2008).....W 600pt
Berlin...........F 600pt
*Sydney..........W 470pt
Charleston......SF 390pt
Moscow..........SF 390pt
Luxembourg.......W 330pt
*Paris (Indoor)..F 320pt
*Auckland........W 280pt
Total 8266pt

Non-countable Tournaments
Tokyo (Toray PPO).QF 220pt
Istanbul.........F 200pt
Stuttgart.......QF 150pt
S'Hertogenbosch.SF 130pt
Montreal........2R 2pt

ドバイが去年の優勝600ポイントから200になるわけで、結局は400ポイント減少。痛い痛い。しかもドバイは今年からプレミア5の大会であるため、当分の間必須と同じことになる。
(なお、2009/2/23付けのランキングでは、大会開催時期が1週間ずれたことが理由で、2008年と09年の両方のドバイ大会が計算に入る)

ドバイ大会準々決勝

2009-02-20 01:11:08 | テニス
全くもって、なんだこれは…
準決勝決勝は見る気をなくしてしまったので、記事もありません。
(16)Kanepi d (Q)Vesnina 63 75
Razzano d (5)Zvonareva 76(7) 75
(6)V. Williams d (4)Dementieva 63 63
(1)S. Williams d (8)Ivanovic 64 64

一番びっくりしたのはラザノだな。完全にラザノを甘く見ていた。これは素直に「申し訳ありません」だ。あれだけ思い切り打った打球がどうして全部入ってくるのかな。

QFの4試合を見ていてふと思ったことには、各選手のフラットのボールの伸びが尋常でない気がする。ドバイはこんなに速いコートだったのか??去年見たときは特に何も感じなかったのだが。第2セットの中盤くらいまで、デメのフラットサーブすらろくにリターンされなかったくらいである(注)。姉妹の試合ではラリーが続く場面がほとんどなかった。そして、上位に残ったのは「飛び抜けて」一発の威力のある選手ばかりだ。
(注)エレーナのサーブは、昔とは全く違って、フラットのサーブが非常に多い(特に1stサーブはほとんどフラットだと思う)。とはいえほめられた代物ではなく、変化がかかっていないからコースを読まれれば普通は簡単に返されてしまう。ヴィーナスやセレナのような200km/hが出るわけでもない。

とりあえず、エレーナの7週間連戦はこれで終わり。やっと小休止、インディアンウェルズまで3週間近く休みだ。
初戦負けがある程度ある選手ならともかくも、トップ選手では考えられないような強行軍で、この7週間(ツアー5大会とフェド杯)で決勝3回、準決勝1回。疲労も限界だっただろう。特にこの大会の初戦は内容が悪かった。前にも書いたけれども、見ているだけでくたくたです、これは。
そして去年までのこの時期には考えられないような大きな成果を収めている。

筆者にとって、この日はこの大会の準々決勝とバレーボールの欧州CLが重なり、非常に大変だったけれども、来週は本当に「何もない」。今年に入ってから、大会がある時はいくつも重なって強行軍になるし、ないときは本当に何もないし、極端な観戦スケジュールになっている。

ドバイ大会第4日

2009-02-19 21:11:22 | テニス
ヤンコビッチまで消えた。
(16) Kaia Kanepi (EST) d. (3) Jelena Jankovic (SRB) 62 75

一方トップハーフはそれほどの波乱はなく、順当に上位シードが残っている。
イバノビッチのもたつきぶりはひどいが何とかここまでは残った。エレーナは案外と楽勝の3回戦だった。
ボトムハーフでベスト8に残ったのは、ヴェスニナ、カネピ、ラザノ、なんだこれは…ズボナレワ以外はもうめちゃくちゃだ。かたや準々決勝でヴィーナス対エレーナ。グランドスラムの準決勝とか決勝でもおかしくはない。
ブチ切れますよ本当に
これで同じベスト8ではたまったものではない。

今回のように、どうあがいても上位に進出できないドローになることはあるのだから、やはりポイントの観点でも前週のようなチャンスは確実にものにしなければならない。

ドバイ大会(第3日)その2

2009-02-18 22:00:39 | テニス
エレーナは何とかバマーに勝った。
(4) Elena Dementieva (RUS) d. Sybille Bammer (AUT) 75 62
しかし、正直なところ、なぜ勝てたのかわからない試合だ。今季もう20試合以上しているが、最悪の内容ではないだろうか。強く打てばすぐにミスするし、かといって普通に打っているだけでは簡単に返球される。よかったところをあえて探せば、ブレークされそうな場面でよいサーブが入りピンチ脱出、これが何回かあったことくらいか。
ヴィーナスセレナどうのこうの以前に、この内容では3回戦も勝てそうにない。

この勝利は、エレーナにとって、ツアーレベル通算500勝となる記念の勝利。
お祝いで、巨大なチョコレートケーキをもらいました!
これで少しは元気を出してくれるといいのだが。




思えば、この数字が50くらいの頃からエレーナを見ているのだなあ…