営業と経理の二刀流に挑む‼️

硬い話題を柔らかくどうでもいい話を真面目に語ることをモットーに書いています。

謎が解けた後の謎

2019-05-11 10:52:56 | ビジネス
大型連休の影響もあって

決算業務がスケジュールより

も遅れている。上場企業は

次々と決算発表を始めており

歯ぎしりする思いだ。

ギリギリ(-。-;


部下の社内会計士と決算を

整理していく中で貸倒引当金

設定の議論になった。

税務会計による貸倒引当金

は法廷繰入率によるものだが、

当社は金商法の計算を行って

いる。金商法は貸倒実績率から

算出する。今回の決算では幸い

にも?計算対象期間に貸倒がな

かったので金商法で計算すると

引当金額がゼロになる。二人して

しばらく唸っていたが、部下が

会計六法を広げて調べ出した。



「分かりました!」と意外と

静かな声。

部下の指す六法のページには

ゼロには出来ない旨が記され

ていた。100パーセント回収

が出来る債権ではない限り、

引当金を設定する必要がある

訳だ。ただし、ゼロに出来ない

場合にいくら設定すれば良い

のかまでは記載されていない。

謎が解決してさらに新たな謎

を発見したみたいだ。

これに関しては監査法人に

相談することにした。


コメント
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