唇がヒリヒリする。
以前中国(成東)出張へ行った
知人から土産にもらった
賞味期限ギリギリの麻婆豆腐
の素が棚から出てきたので
作ってみることにした。
箱に説明が細かく書かれて
いるが全て中国語なので
工程途中でミスジャッジを
してしまいそうだ(・・;)
挽肉を炒めるところまでは
問題は無かったが麻婆の素
を入れた時にトロミもなく
物足りない気がしたので
素を二袋投入した。
これが明らかにミスジャッジ
になった(゚o゚;;
ネギと豆腐を入れ、片栗粉を
溶いて入れるとだんだんと
麻婆豆腐らしくなってきた。
が、味見をしたらあまりの辛さに
身体が退けぞって反射的に怯む。
とりあえず麻婆丼にして
みて食べようとしたが
舌が痺れ胃がチクチクして
食が進まない。
勝浦の坦々麺を食べた時も
食べ始めから三分後には
痺れて味が分からない感覚に
陥ったが、今回はこれを超えた。
翌日に麻婆麺にしてもひと口
食べて諦めざる得なかった。
昔 中国留学生の方から
麻婆豆腐の伝説を聞いた記憶
が残っている。
人は死ぬとあの世に行くまで
の間に長いトンネルがあると
いう。
トンネルの途中にお婆さん
が鍋を持って立っており、
彼女が麻婆というお婆さん
らしい。
麻婆の鍋に入っている食べ物
の味を再現したのが麻婆豆腐
という話だ。
死者はこの麻婆豆腐を食べて
あの世にいく訳だが、「甘く
感じれば天国、辛く感じれば
地獄」かどうかは
麻婆に聞くしかないか…。