抵抗について

前回 願望と抵抗について書いてから何人かの方からご質問をいただきました。抵抗とは私たちの人生の中で「こんな風になりたくない」もしくは「こんな風になりたいけどなれない」という側面を見せてくれる事象に対しての反応のように感じます。

子供は親の無意識を演じるーとよく言われますが、パートナーもまた自分の無意識を演じてくれます。関係性がうまくいかない場合、相手が見せてくれる側面が自分自身が抵抗してきたものであるからだと思います。

私たちはその事を認めたくないので抵抗してきたものに対して さらに抵抗してしまう為、悩みは拡大します。何故なら抵抗は手放さない限り拡大してしまうという特徴を持っているからです。

もし自分自身が抑圧された感情を溜め込んで成長した場合、必ず身の回りに全く真逆に見えるような感情を爆発させる人が存在するようになります。ほとんどの場合、その人は、自分自身の内にある抵抗を見せてくれてるだけなんだという捉え方が出来ない為に その相手に嫌悪感を覚えます。そうなるとますます関係性は悪化しますね！

人生の中で抵抗してきたものに戦いを挑んでも勝ち目はありません。鏡の存在として受け入れ自分の一部と思えたら流れが変わりますよ