私の好きな言葉であり、自分自身がとても疲れてしまった時に支えとなる言葉が「全ての出来事は癒やしに向かっている」という言葉です。一見理不尽と見えたり大きな障害と思える出来事の中に実は自分自身のトラウマや浄化されていなかった感情を浮上させる働きがあるように思います。そして自分に試練を与えてくると思う相手も、もっと深い深層心理のレベルから見たら自分を助けるためにあへて憎まれ役をしてくれているのかもしれません。
私たちは生まれてくる前に人生の大きなイベントと登場人物を決めてくると言われています。憎まれ役そのものも 私たちが契約してお願いしているのかも知れません。
私自身 一番最初に親密になって生活を共にしたパートナーはいわゆるDVの常習者でもあり精神的にも深い病を抱えていた方でした。その方との生活はまだ若かった私にとっては地獄のような苦しみでしたが、その中で自分自身は、相手を理解しようと思う一心で心理学の世界や目に見えないスピリチュアルな世界に足を踏み入れました。
彼との出会いがなければ今の私は存在しなかったと言えます。本当の愛というのは実はとても深遠なもので、後にならなければ真価は解らない…全ての出来事は癒やしに向かっていたのですね。