ヒーリングスペース ブルーローズ

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サイレント 内なる統合 ケース1

2024-01-18 16:13:34 | ツインレイ ツインソウル

前回の記事のわかりやすい形として、私のクライアント様の具体例を書いてみたいと思います。

 

この方は男性、40歳、一見すると、仕事ができるとても明るくポジティブなイメージの方でした。

この方のツインレイとは長いサイレント状態です。

 

この男性Aさんは、生育歴の中で両親から暴言、暴力を受けてきていました。特に、暴言を吐く母親に恐怖心を抱き、何とかその母親の機嫌をそこねないようにいつも心を砕き、いつしか心身は臨戦体制になって緊張がとれなくなっていました。

彼は自分を守るために、幼い時に既に別人格を創り出していたのです。

 

成長して出会った彼のツインレイの女性Bさんは、彼とは正反対で、わがままで、やりたい放題、彼をずっと可愛く振り回すような無邪気な人でした。

 

彼は困惑しながらも、そんなBさんと過ごす時間が楽しく、自由奔放な彼女が羨ましくもあり、いつしか、彼女と結婚したいと考えるようになりました。

 

彼自身が幼い時に封印していた本質のエネルギーは、まさに、Bさんが現しているような天真爛漫な、自由なエネルギーでしたが、それに彼自身、その時は気づいてはいなかったようです。ただ、彼女を見ていると呆れながらも、楽しかったのです。

 

彼女の中に、幼い時そうであった自分の本質を見ていたのでしょう。

 

ところが、彼が母との関係性の中で創ってしまった別人格は、それとは正反対の、「傷つかないように、自分を過剰に守ろうとする臨戦体制の人格」でした。

 

その別人格は、彼が彼女と親しくなればなるほど、楽しくなればなるほど暴れ出しました。

臨戦体制の別人格は、自由奔放なエネルギーと近づき、本質を思い出してしまったら危ないと危機感を持ってしまったのです。

そして、別人格は、自分の居場所がなくなることを恐れて、彼女とより親密になることを無意識に回避しようと仕向けてしまいました。

 

結果どうなったかというと、彼女の方から、違う人と付きあいたいから別れたいと言われてしまい、彼は失恋してしまったのです。

 

普通に考えると、自分の別人格がビームを送って、彼女が逃げるように仕向けるなどと考えれないと思いますよね。

 

彼自身が、その分離のメカニズムに気づくはずもありません。

 

彼女が逃げて失恋した、自分を捨てた彼女が悪いとずっと思い続けていたのです。

まさか、自分が彼女を遠ざけてしまったとは全く考えれない状況の中で、何とかしたいとご連絡をいただきました。

 

セッションの中でそのメカニズムに気づいた時に、彼自身が一番感じた事は、「自分の中の対立が、外に反転して映し出されていただけだ」というシンプルな答えだったようです。

 

そして、その内なる対立を創ってしまった奥には、母との間の深い心の傷があった事にも改めて気づかれたようでした。

 

彼の中にある「いつも、ビクビクして自分を守らないといけない臨戦体制の別人格の自分」と、本質の「自由奔放な自分」の対立によって、ずっと苦しんできていた事、臨戦体制になればなるほど、そちらに振り子が傾けば傾くほど、目の前には、自由奔放な、マイペースな人がら現れる事、それに振り回されながら、反面憧れながら、近づこうとすると、相手から傷つけられてしまうという、理不尽な人生であったことを実感されたようでした。

 

自分の中の内なる対立を終わらせて、どちらがいい、悪いではなく、正反対の自分のエネルギー、その矛盾も含めて、まるごと自分なんだと理解した時に、現実は変わっていきます。

 

彼と彼女はまだサイレント状態ですが、内なる対立が終わり、自分の両極な側面も、これで良しと受け入れていった時、それが、本当に腑に落ちた時に、サイレントの学びは終わると思います。その日が今から楽しみです。

 

 

 


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