義母の49日、叔父の49日が過ぎ、年度末を乗り越え、長男の結婚式も無事、収めることができました。
ぼちぼち、模型に復帰しようかと思います。
工作は、今年に入って何一つしてきませんでしたが、実はヤフオクで一つの拾い物をしております。
出品写真を見た段階から、鉄道模型としての価値を持たないことを承知で落札したものです。
この角度で見ると、なんとか“模型”としての価値があるようにも思われますが・・・
落札の動機は、まだよく理解していない天賞堂の模型を学習したいこと、在籍する同社製EF81の破損ギヤや同じくEF57のギヤボックスを補う部品取りにならないかと思ったこと、更には、ボディを例えばKATOの足回り(別途入手を計画)に載せて再生できないかと思ったこと、など、いろいろです。
勿論、ダメもと、という気持ち(覚悟?)はできていましたので、届いた“ブツ”を見ても、費用対効果を疑うことはしませんでした。
しかし、・・・
パンタはグシャグシャ。
ボディは、傷だらけ。 というより、激しい腐食が。
先台車も片方ありませんし。
反対側面の腐食は、・・・
磨きだし程度では修復不能な荒れようです。
大きすぎる凹み変形も。
この段階で、ボディの再利用は諦めました。
と、いうことで中身を見て行きます。
まだ、多少の期待感が残ります。
こちら側のギヤボックスが欲しかったので、期待はちょっと膨らみました。
バラして行きます。
バラして行きます。
どんどんバラシます。
どうやら、ギヤボックスに関しては、OK!と判断しました。
写真奥(EF57)の片側台車と入れ換えて、モーターを両軸のキヤノンモーターと載せ替えることで、「L型伝動」改め、現代の「コの字伝動?」によるスムーズな走りを吹き込んでやることができるのでは?と思っています。
ただ、まだ未確認なのですが、こいつに付いていた平ギヤは、EF81の破損ギヤの代用には向かないかも知れません。
現状では、年度末のバタバタで棚上げにしていた仕事が満載なので、そちらも片付けてゆかなければならないし、放置状態のED70も再開してやりたいし。
そんなことでこいつの処理は当分、先になりそうなので・・・
また眠りについてもらうことにしました。
まー、でもこのEF58も、エラク大変な虐待にあっていたんですね。
哀れです。
なんとか、一つでも多くのパーツを、レール上を快走する別の車両へと移植してやり、こいつから「好運な拾い主に拾われた」と思われるように頑張りたいと思っております。
とにもかくにも、天賞堂の一つの模型史に触れることができました。
それだけでも、大金?を投じて落札した価値があったものと思っている次第であります。
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