金を失う道 更新記録&雑記帳

 拙HP「金を失う道」の更新内容です。

ED70 汽笛カバーの試作

2017年10月01日 18時55分07秒 | 16番 車両
パンタ台はちょいとお休みして、気分転換のために汽笛カバーの自作を試みることにしました。


やっぱり、購入品ではイメージが違い過ぎるためです。

さて、元々製品に付いていた汽笛は、直径が1mmもあり、すでに存在感のある太さなのですが、これはこれで使用することにします。

そのこと(カバーを薄く仕上げたい)と、曲げを簡単にすることの二つの理由から、カバー素材として0.1mmの板材を使うことにしました。

しかし、0.1mmの板材が手元にありません。

勿体ないのですが、パンタ台へと用意していたチャンネル材を開いて利用することに。

まず、汽笛を包み込むようにしてU字曲げをして、裾を外側に曲げ、フランジというか取付脚にします。


ラジペンとヤットコを駆使して、なんとかそれらしく整形します。


案ずるより生むが易しで、意外とそれらしくなりました。

で、取付脚を削って小さくしてゆきます。




おおぅ!  いいじゃん。


と、1個目は良かったのですが・・・・

2個目の取付脚を削りかけたとき、


取付脚が千切れてしまいました。 写真で判るように、既に2回失敗しました。

なので気を取り直して、もう一回、作り直します。 あー、チャンネル材が勿体ない~。

気を落ちつかせるため、次は写真を撮りながら。
ここで簡単に手順を御紹介。

まず、汽笛を包み込んでU字曲げをします。


そして、更にラジペンでここまで絞り上げます。


次に、U字曲げ状態まで戻しながら、両側の裾をアバウトに開きます。


次に、先端が平らなタガネ(左側)で一方の取付脚を押さえながら、先端が平刀状のタガネ(右側)で他方の取付脚を扱いてゆきます。


厚さが0.1mmしかないので、手でタガネを押すだけでなんとか整形ができます。


でも、このときの扱き加工で、おそらく取付脚の根元に応力集中が起こり、千切れやすくなっているのでしょうね。

そこで十分注意しながら扱きを進め、取付脚の根元に直線状の折り筋を現出させます。


取付脚が千切れないように、少しずつ削っています。

でも、このまま作業を続けるとまた取付脚を千切ってしまいそうな、嫌な予感がしましたので、今日はこのへんで終わりにします。


次はカバーの長さを合わせ、カバー先端の筒形製作に挑戦してみようと思います。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿