knock knock

押し出されてイギリス生活開始。外人の旦那と娘と戦いながら、、、独り言発していhます。。。BGMは!CNBLUE。

明暗

2015-06-15 21:45:06 | 生活独り言
イギリスで暮らす外国人という共通点より知り合った私たち、、、、

インドネシア人のデビーが、素敵な台所がある家に引越したのをきっかけに、彼女の家でランチをすることに。。。。
集まったのは、、、

ずっと世話になりっぱなし、、、日本人のNさん。
最近、こちらに引っ越して来た、、、日本人のRさん。
韓国人 ヒョンジョン
スペイン人 マリア
イタリア人 セレナ


お料理が大好きなデビーは前日よりインドネシア料理を仕込んでくれ、私たちの到着を喜んでくれた。

ソフト麺のような物の上に、野菜をトッピングして ピーナツドレッシングをかけるインドネシアスタイルのサラダ。
ココナッツなどと一緒に炊いたご飯の横に、シンガポールヌードル?のようなものを加えるインドネシアスタイルのご飯。。。。など、、、、
嬉しそうにインドネシア料理を説明してくれたデビー。インドネシア料理の正直な感想は、、、、わたしはナシゴレンが食べたかった、、、、に落ち着き、、、、ちょっと想像していたものとは違っていた。
ピーナツドレッシングはわたしには甘すぎて受け入れられず。。。ごめんなさいーーーデビー!!





ベジタリアンなセレナは、豆とフェタチーズのサラダを。
Rさんは手作りハンバーグを丸くしてつまみ易くした物を。
マリアはスペインからお母さんが送ってくれるという、、、本場のスペインハムを!
Nさんはチョコレート。
わたしはスナック菓子と辛めのディップソース。

デビーが用意してくれた食卓はもっともっと豪華になった。

イギリスに来て3年目のわたしたち、、、、ちょうど同じ頃にイギリスに到着し、、、、同じように母国を語り、、、、
お互いのたどたどしい英語だが顔を合わせるとちょっとホッとするような、、、、
どうしたって英語がネックではあるのだが、、、それでもお互いの平和と成功をサポートしあっているという感じ、、、、


いろいろな状況にいる私たちであるのだが、3年目に突入して、、、それぞれの人生の明暗がくっきりと出始めていたのにはびっくり、、、、


スペインには仕事がないと、イギリスでなんとか道が開けないかとギャンブルするような感じでイギリスに渡って来たマリア。。。。
スペインでは建築家として働いていたちゃんとした彼女、、、、彼女のイギリス生活はイギリス人家庭に住み込み、子どもの世話をする仕事から始まった。
しかし、そのイギリス人の複雑な家庭事情は、真面目なマリアには受け入れがたい事ばかり、、、、
しかし、そこで暗くなって止まってしまうのではなく、別の仕事を手に入れなければ!!!と、何度も何度も面接を通ってやっと手にいれた新たな仕事、スーパーの量り売りカウンター。
その仕事のローテーションはかなり変動が多く、朝早かったり、、、、週末だったり。。。その上にボランティアでの建築関係の仕事を積極的に受け入れ始めたマリアはかなり忙しい人となり、、、、
今までのように定期的に会うことは無理で、時々のメッセージ交換する関係となってしまった時期もあった。
そんな中、マリアは一人のお客さんと仲良くなった。同時に新しくできたイギリス人の彼と一緒に暮らし始めた。
そのお客さんは定年退職した英語の先生。お子さんはすでに巣立ち一人暮らし。しかし先日、長年世話をしていた犬も亡くなり、、、、一人寂しい先生はマリアを生徒として受け入れ、マリアの時間に合わせて無料英語授業をしてくれるという。
マリアが捕まえたイギリス人の彼はマリアの転職活動に協力。彼の知り合いが持って来てくれた仕事をマリアに紹介し、マリアはスーパーのカウンターを無事卒業。
スペインでの建築家としての仕事は手に入らなかったのだが、転職先はいきなり銀行勤務へ!!!スーパー勤務とちがって、月曜から金曜までの仕事である。
給料もぐんと増え、彼との生活はますます安定し、、、、マリアの笑顔はますますキラキラ!!!!

ラッキーカラーが赤なのか???スペイン人だから赤なのか、、、?
赤を着るマリアはハッピーオーラがにじみ出ていた。


あれ???
出会った時はとても元気だったイタリア人のセレナ、、、、、、
彼女はイタリア人の旦那さんが博士号の勉強のためイギリスに来ることになり、彼にくっついてきた。早いものでもうすぐ旦那さんの博士号は修了。
さて、、、旦那さんはこれから求職、、、となる。今後どこに住む、、、どうする、、、、すべて未定。
セレナ自身は、ソーシャルワーカーとして、ホームレスの人の援助をするような仕事を主についていたのだが、ホームレスの人の援助、、、、、この仕事が簡単で楽しいわけもなく。。。。
仕事をゲットしては続かずに辞める、、、、その後ブラジルに旅行、、、、、イタリアに一旦戻り、イタリアから旦那さんが拠点を置くイギリスでの求職活動。福祉関係の仕事をゲットし、イギリスへ再入国。二度目の仕事も同じような領域の仕事で、、、、話しを聞く限り、、、、楽しいものではなく、、、、救われるのは土曜、日曜、月曜とが休みであるということぐらい、、、、キャリアを変えようか、、、、子どもを扱う施設で働けるような資格を取り直すか、、、、
セレナ本人も悩みまくり。資格を取り直さなければいけないのはわかっているのだが、、、、旦那さんがどこで仕事をゲットするかわからないから、、、、イギリスで資格を取るのがいいのかわからないから始められないと。。。。
今の仕事、、、辞めたくてたまらないセレナの口からは、、、、普段、マイナス思考( 現実的! ) のわたしもびっくりなほど、、、、マイナス思考発言がいっぱい飛び出す。
負のオーラがもやもやと絵に描けそうなセレナ、、、



つらくてもとにかくがんばったマリアに神様はご褒美を出したのか、、、、
それともセレナが携わる仕事というのは本当につらくて大変な仕事なのか、、、、そのつらさには終わりはないのか、、、、(また)1年たたずに辞めるのが正しい結論なのか、、、、




3年前はみんな同じ様に戸惑っていた。。。。
みんなが、先の見えないトンネルにいきなり放り込まれた感じだったのに、、、、