私の役目

「 もう私は先に寝るよー」

トイレで作業を続ける娘に一言残して、自分はベッドへ。

娘、、、
授業時間内では仕上げられなかった課題を作成中。
小さな穴が空いた数枚の板に、ワックスを塗る作業。
イヤホンで何か音楽を聞きながら、すでに完成日から遅れているのは承知で、作業を続ける。

友達の多くは収納家具のような大物を作り上げ、すでに提出済み。
娘は携帯できるボードゲームを製作中。
クラスの中、一番、小さい作品らしい、、、


提出日に提出できなかった作品がどう評価されるのか、、、

？？？？？


3月21日が作品発表会との事。
どんな作品発表会となるのか、、、


美術大学に進みたいと絵の学校に通っていた自分を思い出す。
夜遅くに元気が湧き出て、学校の宿題ではなく絵の学校の宿題に集中。
大好きだった生物の先生に白衣をもらい、その白衣を作業着とした。
もちろん、耳にはイヤホン。
聞いていたのは、、、、



ブルーススプリングスティーン



そして何度も母親が、早く寝なさい！と階段下から気にしてくれていたっけ。
今では、それが私の役目となった、、、