不安

明日、、、明日、、、、明日、、、、ずっと後回しにしていたアルムットのお見舞い。
なぜこんなに動けないのか、、、

言い訳としては、、、駐車場だ。
自分の駐車場があったらもっと気軽に運転していたと思う、、、
それでもやっと運転。アルムットを訪ねた。

ランチタイムは避けたつもりだったが、、、
アルムットはランチのデザートを食べている時だった。
倒れてから脳の手術を受けた彼女は1人暮らしが不可能となり、現在の完全介護の老人ホームへ。
ふらふらな彼女はベッドから出る事ができなくなっていた。

ベッドにいるだけ。。。。

私が編んだソックスは履いてないらしい。。。
ずっとベッドにいるから始終裸足なのかなあ、、、
ベッドにいるだけの彼女だ、、、もう洋服はいらない。靴もいらない。お化粧もアクセサリーもカバンも帽子も何もいらない。

「　舌がこんなふうになってきたら、、、味覚が変わっちゃって、以前のように甘いものは楽しめないのよ、、、」

アルムットが見せてくれた舌👅、、、舌の根本が真っ暗だった。。。。


自分が倒れた時の話しをまたしてくれた。
亡くなっている旦那さんが助けに来てくれない事を不思議に思っている。
かと思えば、、、
いきなり、最近のヨーロッパの洪水や、イギリスで起こった女の子殺害事件の話しをしたり、、、
手足が痛くてずっと足を立てた状態でいると、、、寝る時もベッドの上で体操座りしている感じ、、、
クリスマスには介護してくれている人に休みをとってもらいたいから実家に戻りたいと、、、

いや、、、あなたの住んでいた広ーーーいお家は、もう賃貸になってるんだよ、、、


「　私、、、まだここにいるのよ、、、」


アルムットだけではない、、、同じ老人ホームにいるご老人、、、1人部屋で寝ているだけで、テレビがつけっぱなしになっていたり、、、失うのは悲しいのだが、、、こんな風に生かされているというのも、、、

私の父親は、亡くなる2日前に母親に「　ありがとうございました」とお礼を言ったそうなのだが、、、翌日は台風で母親はお見舞いにいけず。その翌日の早朝に亡くなった。。。自分の終わりというのは、、、わかるものなのか、、、？？


「　お母さんに会いに行ってあげて。」


アルムット、、、そうだよね。
ありがとう。
私のお母さん、91歳になろうとしてるけど1人で頑張ってるの、、、
日本行きもなんとか実現させないと、、、


アルムットと2時間。戻ってきて待っていたのは、縦列駐車地獄ーーーー
どなたかテクニックを教えていただきたいーーーー