ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

恥ずかしい話 ~箱根駅伝の弊害~

2015年01月07日 23時50分50秒 | Weblog
 全国民的なイベントになってしまった箱根駅伝ですが、実は関東地区の大学対抗の大会でしかありません。
 日本一を決めるのは熱田神宮~伊勢神宮間の全日本大学駅伝です。

 さて、駅伝やマラソンなど長距離走には、もう30年以上の関わりを持つ年になってしまいました。
 でも、自分に関係のない人が走ったり競ったりすることには興味はあまりありません。当然、駅伝やマラソンの中継も、テレビのある自宅だけです。妻が興味あるので(なぜか早稲田贔屓ですが・笑)、テレビがつけっ放しなために、見ようとは思っていないのに大会の様子が目に入ってきます。

 そんな中で、大会運営上、どうしても「許せない」「いいかげんにしてはいけない」と思うことをいくつか指摘しておきたいと思います。

 ★その1★
 タスキを中継した直後、路上に倒れこむ選手、あれはやめてくれと言いたい。
 全国高校駅伝ほど参加しているチーム数は少ないとはいえ、コースとなる路上に寝転がるのは、後続のチームに対して失礼千万。礼儀を失しています。野球で言えば「走塁妨害」です。意地でも、這いつくばってでもコース外へ出るべきです。一生懸命走ったんだから仕方がないという方は、寝ころがったりしたやつのために、普通にスタートする権利を奪われ正当に競走するチャンスを失ったチーム・選手に対してどう説明するのでしょうか。
 あの姿を全国な純真無垢な小中高校生が見ています。コース上に寝転んだら区間記録を-1分にするなどペナルティーを課すぐらいは当然だと思いますが、いかがでしょうか。
 ★その2★ 
 以前も書いたけれど、基本、センターラインを割って走っちゃだめです。何回も見てしまいました。基本的なことです。コースの距離の計測・確認は毎回していると思いますが、その最短コースを割り込む姿が全国中継されています。これが認められるのであれば、全国各地のマラソン・駅伝大会では対向車線をどんどん走ってもいいですよね。
 ★その3★
 特に山登り・山下りの5・6区。応援はありがたいけれど、コーナーの内側での応援は辞めてほしい。選手はひたすら最短コースをとって中継点を目指します。特に、下りは時速20㎞オーバーのスピードで見通しの悪い中を走っていきます。旗の振り方によっては、わずか5㎝、10㎝で走りのバランスを崩すこともあります。応援する側は善意でしょうが、「小さな親切、余計なお世話」とはまさにコレ。選手の注意力をいたずらに消耗させるような運営は大会としては下の下ですね。
 大会運営の側としては、コーナーの内側での応援は控えてもらうよう走路員を配置すべきでしょうね。
 ★その4★
 いろいろと述べましたが、結局は大学生の「関東(地方)大会」なので、運営面がおろそかになるんだと思います。でも、全国中継によって、悪しき競技マナーを当然のようにしてしまう勘違いをさせてはいけません。
 関東地方の学生だけの勘違いだけならまだしも、全国中継ですからね、しっかりしてもらわないと困ります。

 こんなケチをつけるようになったのは、年をとってジィに近くなったから?
 
コメント
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