宮之城線跡の取材は薩摩大口駅まで終わっているのですが、先週末、伊佐市の下鶴遺跡で、弥生時代中期前半(2,200年前)とみられる武器形青銅器の一種である「銅戈」の一部が見つかったことが報道されました。
県内では初めての出土例ですが、北九州では見られても南九州では非常に珍しいものだそうです。
なんで、鉄道話に遺跡の話が出てくるかというと、実は、この下鶴遺跡の上を宮之城線跡が走っているのです。
誤解のないように付け加えておきますが、宮之城線跡は、写真の広い道路ではありませんよ。中央に青い衝立が見えますが、その辺りを走っています。
作業の関係上、道路になっている宮之城線跡はそのままにして、そのすぐ近くを発掘しています。
もしかすると、発掘作業の状況によっては、今後、線路跡まで発掘対象にもなるのでしょうか。
南日本新聞の記事もぜひご覧になってみてください。
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