ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

今、できること。

2020年02月10日 22時48分32秒 | Weblog
 マスクが店頭から消えました。次いで、消毒液が消えました。
 いずれも感染症対策の定番商品です。
 それがなくなってしまったら・・・。
 武漢の医療関係者は自分が着用するマスクもなくなり、無防備な状態で治療に当たるという状況に陥っているという情報もあります。
 これは私たち日本の近未来の姿になるかもしれません。

 ただ、マスクは何も商品化されたものを買う必要はありません。
 キッチンタオルや不織布でも代用できます。
 ネット上には作り方を教えてくれるサイトがたくさん紹介されています。
 既に、キッチンタオルの会社の株価が上昇しているという話も聞きました。
 
 また、消毒液もいいのですが、もっと自分の体に付着している細菌を信じるという方法もあります。
 そもそも石けんで手洗いしても、細菌は落とせてもウィルスは落とせません。
 この細菌がウィルスから私たちの体を守ってくれているという研究もあります。
 咽喉部分はまさにその部位です。
 ですから、過剰な手洗いで細菌を殺すだけ、ウィルス感染のリスクは高まることになります。

 先日、私が学校にいた頃の上司に会いました。
 彼は、全校がインフルエンザの大流行中に、私の学級だけがなぜか誰一人として罹患者がでなかったことに、どんなマジックがあるのかと当時も、そして今回も言っていました。
 何か特別なことは何もしていません。
 いえ、他の学級は担任が先頭に立って「手洗い・うがいをしっかりしなさい」と徹底して指導していましたが、私は「しておきなさい」程度。きちんとできているかまではつきあっていませんでした。
 もしかすると、そのてげてげ加減が、子どもたちの体に付着していた細菌を落とさずに済んだのかなと思います。

 冷静に対処です。
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新型コロナが私たちに問うていること

2020年02月09日 21時33分28秒 | Weblog
 新型コロナウィルスの世界的大流行、アメリカでのインフルエンザの大流行の状況は、映画「復活の日」「感染列島」を彷彿させます。毎日、まだまだ感染者も、死者も増え続けています。医療関係者の粉骨砕身の尽力、科学者による懸命なワクチン研究が全世界総がかりで行われています。
 とはいえ、1か月前と今の中国の状況をみるにつけ、流行のピークはまだ先に推測されていることから、これから1か月先に明るい展望を持つことはできないし、仮に武漢周辺が落ち着くとしても、全世界に拡散したウィルスはそれぞれの地で新たな流行を起こしかねません。ウィルスの囲い込みがどれだけできるのか分かりません。いつ日本が「武漢」化するかもしれません。そうなってほしくはないですし、そうさせてはならないとも思います。

 そういった意味でも、「病気のことはお医者さんの仕事」の矮小化するのではなく、やはり社会のありようの問題として、とらえていくことが必要だと思います。ここまでの経過を見ていて、下記の点は指摘しておきたいと思いますし、それを維持・発展させていく必要があります。

 一つめは「民主主義の徹底」です。これは小学校の社会科で習う三権分立などの基本的なことを徹底するということです。権力は分散させなければなりません。そのためにも情報の透明性は最低条件として担保されなければなりません。
 これまでも述べてきたように、中国は病気の発生から現在に至るまで情報統制の姿勢は一貫してくずしていません。病気を最初に指摘した李医師を拘束しただけでなく、彼が亡くなった時にその死亡情報を操作しただけでなく、今は追悼集会に関する情報すら統制しようとしています。初動の遅れに対する批判が政権批判に向くことを極度に恐れた対応をしています。「人民戦争」という言葉を用いて病気との対決姿勢を鮮明にしても、基本情報を隠蔽・改ざん・秘匿するようでは戦前の日本の大本営発表と同じです。
 その意味では、日本も極めて危うい要素を持っています。安倍政権は、都合の悪いことを隠蔽・改ざん・秘匿・ごまかし続けています。それが明確にならなくても、小学生の学級会みたいな明確な言葉のやりとりができない、意味不明なやりとりしかできないようではだめです。
 
 二つめは「社会的セーフティネットの構築」です。社会保障制度の維持にかかる費用が莫大なものになり、日本を赤字にしている「戦犯」みたく言われますが、私からすれば、防衛予算より保障社会予算の確保が重要だと考えます。もちろん戦闘機1機分の費用でなんて単純なことは言いません。限定された予算をどう使うかという思想性の問題・国家観の問題です。経済的に言えば費用対効果を問うという言い方でもいいかと思います。
 戦闘機が真に必要な場面より、今回のような流行性疾患への対応がより多発していますし、広範な問題です。こういった予算的な面から考えることも可能ですし、国民皆保険制度等で相互扶助のシステムを持っているからこそ、国民は安心して診察を受けることもできるわけです。
 アメリカでは保険は個人の問題です。高額医療を受けられない低所得者にとっては病院に行くことすら夢のまた夢。だからこそ、毎年約12000人が死亡しているのです。
 
 いずれにしても、「民主主義の徹底」と「社会的セーフティネットの構築」は、こういった緊急事態に対すると対応の基本的な姿でしょう。

 あまり、真面目に考え過ぎしましたかo(^-^)
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今の武漢の姿は、2月末の日本の姿になっているかもしれない。

2020年02月08日 22時25分30秒 | Weblog
 今年の正月早々1月3日の時点で、武漢の保健委員会は、肺炎と診断された 44人のうち 11人が危篤状態にあると発表していました。
 中国で「SARSと似た謎の感染症」が香港にも入ってきたことから、香港政府は警戒レベルを上から2番目の「厳重」に引き上げ、香港保健当局は、空港に到着した乗客の体温をチェックするため、空港に体温チェックのための赤外線画像システムを設置しました。香港と本土を結ぶ高速鉄道の駅では、体温チェックの担当者を増加させていました。

 支配者階級では病気に対する情報と危機感を共有していたのでしょうが、それが報道レベルに乗ることは許されず、個々人が発する病気に関する情報は当局の要請によって握りつぶされました。
 「謎の感染症」の発見者である李医師は、発信したが故に当局に取り調べを受けた上に、発信した情報は削除されました。そして、亡くなってもまた、まだ「生きている」とされたりしました。そして、未だに「有害な情報を厳重に抑え込む」として病気の拡大に関する情報には制限が加えられ、むしろ病気が沈静化しつつある等の「前向き」な情報を前面に押し出そうとしています。
 これってアリですか? そんな状況ではありません。中国という国は中国人民の命と健康よりも国家体制の堅持が優先されています。その結果、中国人民の命と健康は極度に脅かされ、結果として全世界に拡散した病気は、世界を震撼させています。

 WHOの病気に対する対応もおかしいです。中国当局によるロビー活動の成果なのでしょうか。
 テドロス事務職長の中国当局びいきな言動・対応には、詳細な情報を有しない私たち一般市民も疑念を持たざるをえません。医療関係者から「事務局長辞任」を求める声があがるのも当然です。

 こんな対応が続く限り、病気が沈静化することは期待できません。
 
 冒頭、正月の中国の状況を紹介しましたが、1か月跡の今、全世界がたいへんなことになっています。
 後1か月の後、今の中国の姿が「感染者数№2」の日本の姿になっていないことを祈るばかりです。
 
 ちなみに、今日、所用で鹿児島中央駅に行きましたが、どう見ても行き交う方々の2割もマスクを着用していません。
 クルーズ船の発症者は鹿児島に上陸し、あちこち行っています。
 「新型肺炎」としての認知がなされないままに、キャリアが拡大していることは十分に想像しうることですが・・・
 ぞっとしました。
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抗 HIV-1薬の投与で新型肺炎が治癒したことが意味すること

2020年02月06日 22時37分58秒 | Weblog
 タイでインフルエンザとHIV-1用の薬を患者に投与したところ、劇的な改善が見られたということが報道されていますが、これは日本国内においても国立国際医療研究センターにおいてもHIV-1用の薬を投与したところ改善傾向が見られたという報道がありました。
 
 実は、今回の新型コロナウィルスのタンパク質は、 SARS と最も近い祖先を共有しているため、その2つのウイルスのタンパク質をコードする配列を比較したところ、新型コロナウイルスから、SARS ウイルスにはない、以下の 4種類のタンパク質の挿入が見つかったそうです。
 「GTNGTKR」(挿入1) 「HKNNKS」(挿入2) 「GDSSSG」(挿入3) 「QTNSPRRA」(挿入4)
 
 これらの配列は SARS ウイルスのタンパク質に存在しなかっただけではなく、コロナウイルスの他の種にも見られないものだったそうです。これらのタンパク質は「エイズウイルス」のものです。

 エイズウィルスのタンパク質を持つならば、HIV-1用の薬が効果を示すことはだれもが理解できるところです。

 科学者たちは「これは自然進化的に偶然そうなったものではないか」とウィルス進化を根拠にしていますが、そうでなければ、人為的に操作されたものでしかないことになります。
 この事実を発見したインドの科学者たちは「ウイルスがこのような独自な挿入を短時間で自然に獲得することはほとんどあり得ない」と考えています。

 ちなみに、武漢には中国のウィルス研究の最高峰である「武漢ウィルス学研究所」があります。
 偶然の進化? それとも・・・?!
 
 きな臭さを感じるのは私だけではありません。
 「もしも・・・」の物語を考えることは、決して飛躍した発想ではありません。
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現代の「魔女狩り」が始まるのか?

2020年02月03日 23時31分22秒 | Weblog
 習近平指導部は今日、政府としての対応の誤りを認めました。
 「今さら」です。
 情報操作を行い、中国国民だけでなく、世界各国に病気を拡散させてしまいました。
 WHO等に対しても「ロビー活動」を行い、対応を遅らさせました。
 渡航禁止措置をとった国々に対して強い批判をしました。
 「今さら」です。

 習近平政権は決意で述べたように、国内の病気を徹底的に押さえ込んでもらわねばなりません。短期間に。
 中国国民の生活の安心を確保してもらわなければなりません。
 世界各国に与えた経済的損害を償ってもらわなければなりません。

 真摯に対応していれば、こんなことは言いません。
 そうでないから、こんなことを言いたくなります。


 「中国人は入店お断り」なんて馬鹿げた案内を掲示した店が物議をかもしています。
 なんとも恥ずかしいことです。人種差別です。
 人を十把一絡げにしてとらえること自体が人権にもとることです。
 ヨーロッパでは「東洋人は・・・」と言われています。
 「入店お断り」と掲示した店主はこれをどう思われるんでしょうか。

 既に、拡散しているウィルスです。「症状のないキャリア」がうろうろしているんです。
 とすれば、「マスクをしている方のみ入店可」と書くべきではないでしょうか。
 すべての人がキャリアだという前提に立って対応すべきです。

 こんな「中国人は入店お断り」なんていうのは、どこか社会的ヒステリー症状であり、これが高じた時に、周囲を魔法で惑わせているとして殺害等された「魔女狩り」、近代で言えばヨーロッパでの「ユダヤ人だから・・・」と大量虐殺につながったホロコーストを彷彿させます。
 
 誰しも命は惜しいし、病気にはなりたくありません。
 患者数は拡大し続けていますが、まずはインフルエンザと同様の対応をきちんとすべきです。
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