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ハナイカダ・1~日差し

 ソメイヨシノがあっという間に散って、公園の池や小川ではその“花筏”が良い風情を見せている。花筏と言えば4月下旬の弘前公園のお堀が有名だが、私はまだ行ったことがない。リタイア後にゆっくりと訪れてみたいと思っている。
 写真は小山内裏公園“鮎道”で見られる「ハナイカダ(花筏)」。“花筏”と言っても桜とは無関係で、ハナイカダ科(←ミズキ科)ハナイカダ属の落葉低木。葉の上に咲く雄花雌花を舟の船頭に見立てて名付けられている。花期は4月下旬で今はまだ蕾。春の日差しを浴びて葉にその影を映していた。
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ワダソウ・1~開発予定地

 毎年、開花を楽しみにしている「ワダソウ(和田草)」。ナデシコ科ワチガイソウ属の多年草で草丈は7~8センチ。長野県の中山道にある和田峠で多く見られたので名付けられており、早春に茎の先端に直径1センチほどの花を咲かせる。夏には葉腋に閉鎖花をいくつか付ける
 さて南大沢3丁目の開発予定地では去年までワダソウが見られたが、ついに重機が入って開発が始まった。コナラやイヌシデなどの雑木林が無くなり、ワダソウやスミレが咲いていた野原はブルトーザーの轍が残っている。残念ながらそこにはワダソウの姿はなく、ヒトリシズカアメリカスミレサイシン(パピリオナケア)が、わずかながら咲いていた。
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