元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
チゴユリ・2~開花
イヌサフラン科(←ユリ科)チゴユリ属の「チゴユリ(稚児百合)」。草丈は10~15センチで笹のような葉の下にひっそりと咲くので、気を付けないと見過ごしてしまう。花被片の長さは1センチほどで6枚あり雄蕊は6本。秋に濃紫色の液果が出来る。
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オニイタヤ・1~蓮生寺公園
蓮生寺公園の水辺に生育する「オニイタヤ(鬼板屋)」。ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉高木で雌雄同株。ひとつの樹に雄花と両性花が咲く。ここにオニイタヤがあることは秋の黄葉で知っていたが、枝が高く花を確認したことがなかった。この日はたまたま望遠レンズを持っていたので、何とか花らしきものを撮ることができた。同じカエデ属でもイロハカエデなどとは様子が違う花で、残念ながら雄花と両性花の区別までは確認できなかった。オニイタヤはイタヤカエデの一種で、この仲間にはアカイタヤ、イトマキイタヤ、エンコウカエデ、エゾイタヤ、タイシャクイタヤ、ウラジロイタヤなどがある。“板屋”の名前は、大きな葉が良く繁り、板で葺いた屋根のように見えることに由来している。
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