元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
アカネスミレ・1~ながいけの道
長池公園“ながいけの道”で見られる「アカネスミレ(茜菫)」。スミレ科スミレ属の多年草で、茜色の花弁が美しい。ここではタチツボスミレと一緒に咲いているが、この茜色が目印で見つけ易い。側弁に毛があり、花柄や萼片など全体的に毛が多い。今年は長池公園の他に上柚木公園の山道でもタチツボスミレノの群生の中に1株だけアカネスミレが咲いているのを見つけた。側弁以外に毛が無い品種のオカスミレを数年前から探しているが、なかなか見つからない。
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フイリゲンジスミレ・1~庭
拙庭の隅に生えている「フイリゲンジスミレ(斑入源氏菫)」。12年前に殿ケ谷戸付近の民家脇に咲いていて、当時は植物やスミレに全く詳しくなくその名前を見つけるまでに4年掛かってしまった思い出のスミレ。その後、そこでは見られなくなってしまい、偶然、園芸店で見つけたものを購入して庭の隅に植えた。こぼれ種で何株か増えたこともあったが、あまりに小さ過ぎて雑草取りの際に誤って抜いてしまうこともあり、今は1株がかろうじて残っている。隣に写っている葉は直径1.5センチほどだが、直径5ミリ程度の葉が出ていることもある。フイリゲンジスミレは中国東北部やシベリア原産で日本には園芸種として入ってきて、その後野生化しているようだ。
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