元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
沖縄番外編・13~ヒカゲヘゴ葉痕
ヘゴ科ヘゴ属の「ヒカゲヘゴ(日陰へご)」。その葉は3メートルを超える大きさで生い茂るが、背が高くなるとともに幹の下の葉は枯れ落ちていく。写真はその葉痕で、その横幅は7~8センチある。大きなヒカゲヘゴの幹を見るとこの葉痕がズラリと並んでいるのが面白い。
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沖縄番外編・12~斎場御嶽
沖縄本島南部の南城市のある「斎場御嶽(せーふぁうたき)」。御嶽(うたき)とは南西諸島に広く分布している聖地の総称で、ここ斎場御嶽は琉球開闢伝説にも現れる琉球王国最高の聖地とされている。
御嶽の中には6つのイビ(神域)があり、中でも大庫理(うふぐーい)、寄満(ゆいんち)、三庫理(さんぐーい)は、いずれも首里城内にある部屋と同じ名前を持っている。写真は三庫理で、岩の間を進むとその左には海が広がり、彼方に久高島(くだかじま)を望むことができる。
斎場御嶽からは中世から近世までの様々な資料が出土している。中でも特に注目されたのが金製を含む勾玉や、中国の青磁器、銭貨などが一括して見つかり、御嶽という聖地の更に気高い三庫理から出土した状況により、当時の琉球信仰を考えるうえで極めて貴重な資料になっている。御嶽のすべては男子禁制であり、国王であっても女装に改めて入らなければならなかったようだ。2000年12月に、首里城跡などとともに『琉球王国のグスク及び関連遺産群』としてユネスコの世界文化遺産に登録された。
御嶽の中には6つのイビ(神域)があり、中でも大庫理(うふぐーい)、寄満(ゆいんち)、三庫理(さんぐーい)は、いずれも首里城内にある部屋と同じ名前を持っている。写真は三庫理で、岩の間を進むとその左には海が広がり、彼方に久高島(くだかじま)を望むことができる。
斎場御嶽からは中世から近世までの様々な資料が出土している。中でも特に注目されたのが金製を含む勾玉や、中国の青磁器、銭貨などが一括して見つかり、御嶽という聖地の更に気高い三庫理から出土した状況により、当時の琉球信仰を考えるうえで極めて貴重な資料になっている。御嶽のすべては男子禁制であり、国王であっても女装に改めて入らなければならなかったようだ。2000年12月に、首里城跡などとともに『琉球王国のグスク及び関連遺産群』としてユネスコの世界文化遺産に登録された。
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沖縄番外編・11~フクギ
沖縄のあちらこちらで見ることができる「フクギ(福木)」。フクギ科フクギ属の常緑高木で、沖縄では防風林として活躍している。美ら海水族館近くの備瀬の海岸沿いにはフクギ並木が観光スポットになっていて、2万本にもなるフクギの並木道の中を歩くと心身ともにリフレッシュしパワーももらえるようだ。今回は残念ながらそこは訪れることはできず、バスガイドさんの説明だけ聞いていた。
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沖縄番外編・10~バナナ
バショウ科バショウ属の「バナナ(banana)」。東京で見られるバショウにそっくりだが、バナナは寒さに弱いため温帯気候では育たない。これはおそらく食用になる熱帯性のバナナだろう。
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キンラン・1~開花
沖縄の植物に押されているが、タイトル通り多摩ニュータウンの植物にも頑張って登場してもらおう。先週末は沖縄旅行で植物観察がお休みだったが、今日、2週間ぶりにこの界隈をグルリと走ってみたら、ウワミズザクラは花を見ない間に果実になり、ヒメウツギが満開になっていた。例年ならゴールデンウィークあたりに見頃になる「キンラン(金蘭)」やギンランももうすっかり終盤。かろうじて咲き残っていたキンランを何とか撮ってきた。キンランはラン科キンラン属の多年草。
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