元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
リキュウバイ
長池公園“自然館”前に植栽されている「リキュウバイ(利休梅)」。バラ科エクソコルダ(Exochorda)属の落葉小高木で中国原産。日本には明治時代以降に渡来しており、千利休が好んだということではない。しかしその清楚な色合いや風情が茶花として好まれ、利休の名が付けられたのだろう。庭木や公園樹として良く見掛けられる。ちなみに図鑑などでは“利休”と“利久”が混在しているが錯誤だろう。「ウツギモドキ(空木擬)」や「マルバヤナギザクラ(丸葉柳桜)」などの別名もある。
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アカメガシワ・2~新芽
浄瑠璃緑地の山道で見掛けた「アカメガシワ(赤芽槲)」。トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木で、芽吹きの葉が赤いことから名付けられている。生育場所は川の土手や荒れ地などに他の植物に先駆けて生えてくるパイオニア植物。これはまだ50センチほどの幼木だが、成長すると樹高は10メートルにも達する。
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