元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
イヌノフグリ・1~花
オオバコ科(←ゴマノハグサ科)クワガタソウ属の「イヌノフグリ(犬の陰嚢)」。東アジアや日本に広く分布する在来種だが、外来種のオオイヌノフグリがその生育場所を奪い、今では山間部に行かないと見られない希少種。植物観察を始めてからずっと探しているが、残念ながら多摩ニュータウンでは絶滅したようだ。
写真は長池公園“自然館”に展示されているもので、これは園長さんが八王子市犬目町の民家の石垣に生えていたものを標本用にもらって育てられている。小さいとは聞いていたが、オオイヌノフグリよりも更に小さく花径は3~4ミリ。花弁は淡いピンク色で赤紫色のスジが入る。ここから直線距離で15キロほど東の調布市野川付近で、最近イヌノフグリを見たという情報があるので、いつか探しに行ってみよう。
写真は長池公園“自然館”に展示されているもので、これは園長さんが八王子市犬目町の民家の石垣に生えていたものを標本用にもらって育てられている。小さいとは聞いていたが、オオイヌノフグリよりも更に小さく花径は3~4ミリ。花弁は淡いピンク色で赤紫色のスジが入る。ここから直線距離で15キロほど東の調布市野川付近で、最近イヌノフグリを見たという情報があるので、いつか探しに行ってみよう。
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イヌビワ
首都大学東京キャンパスで見られる「イヌビワ(犬枇杷)」。クワ科イチジク属の落葉小高木でビワに似ているが不味くて食用にならないために“犬”の名前を付けられている。写真は芽吹きの様子で、春の日差しを浴びて目を覚ましたところ。芽吹きの様子は生命力が感じられてどんな樹でも美しい。
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