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沖縄番外編・17~モンパノキ花

 ホテル前の林に生えている「モンパノキ(紋羽の木)」。ムラサキ科ニオイムラサキ属の常緑小高木で熱帯~亜熱帯の海岸近くに生育する。葉の両面にビロード状の毛が密生しており手触りが良いのを“紋羽二重(紋様を織り出した羽二重)”に見立てて名付けられたようだ。直径5ミリほどの小さな花が密集して付き、果実は黒く熟す。
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沖縄番外編・16~センネンボク葉

 “かりゆしの森”の奥に生えている「センネンボク(千年木)」。キジカクシ科(←リュウケツジュ科・リュウゼツラン科)センネンボク属の常緑低木で、熱帯アジアからポリネシア、オーストラリアに掛けて分布している。ハワイではフラダンスの衣装にもなり、園芸品種も多く観葉植物として広く利用されている。名前の由来をかりゆし農園の方に尋ねたところ、一度、植えたら枯れることなく長く生き続けるので付けられたとのことだ。前述のアイチアカも同じ仲間。
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沖縄番外編・15~ホウライショウ

 サトイモ科ホウライショウ属の「ホウライショウ(蓬莱蕉)」。長さ1メートルにもなる葉に大きな切れ込みがあり、観賞用に栽培される。メキシコや中央アメリカ原産で、園芸では「モンステラ(Monstera)」と呼ばれている。
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沖縄番外編・14~コモスス・ベイケリ

 オオホザキアヤメ科(←ショウガ科)コストゥス属の「コモスス・ベイケリ(Comosus bakeri)」。メキシコやグアテマラなどの太平洋岸に生育する多年草。赤い部分は苞葉で、その間から黄色い花が出てくるが、残念ながら少し早かった。
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ヤビツギンラン・1~首都大学東京

 首都大学東京キャンパスの遊歩道で見つけたギンラン。これは距の無いクゲヌマラン(鵠沼蘭)としていたが、クゲヌマランには距の痕跡がわずかに残る。写真の花には距の痕跡が見えないので「ヤビツギンラン(矢櫃銀蘭)」のようだ。ヤビツギンランはラン科キンラン属の多年草で、神奈川県秦野市にある矢櫃峠で発見されたことから名付けられている。
(当初、クゲヌマランと判断していたが、後日、ヤビツギンランに訂正した。)
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