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ヒイラギ・1~開花

 久兵衛坂公園入口に植栽されている「ヒイラギ(柊・疼木)」。モクセイ科モクセイ属の常緑高木で雌雄異株。雄花は2本の雄蕊が長く雌蕊は未発達となるが、雌花は雌蕊の柱頭が伸びて結実する。写真は中央の雌蕊の柱頭が確認できるので雌花のようだ。
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カラコギカエデ・2~紅葉

 今年夏に、南多摩尾根幹線沿いで果実を見ていた「カラコギカエデ(鹿子木楓)」。ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉小高木で、成木の樹皮が裂けて鹿の子模様に見えることから名付けられている。さてこの樹の紅葉を楽しみにしていたのだが、夏の終わりにこのあたりの街路樹が強剪定されてかなりの枝が無くなってしまった。今年はわずかに残った枝の紅葉だけ。
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イロハカエデ・4~野猿の尾根道

 長沼公園“野猿の尾根道”をランニングしていると、「イロハカエデ(伊呂波楓)」が綺麗に色付いていたので、しばし休憩。イロハカエデはムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉高木で、今、この界隈の公園や緑地のあちこちで紅葉の見頃を迎えている。
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ツノナス・1~果実

 ナス科ナス属の「ツノナス(角茄子)」。その姿がキツネの顔に見えることから「キツネナス(狐茄子)」や「フォックス・フェイス(fox face)」とも呼ばれるが、学名や英名には“fox”の表現はなく、おそらくフォックス・フェイスは和製英語かと思われる。ちなみに英名は“nipple fruit(乳首の果実)”や“Cow's Udder(牛の乳首)”となる。またカナリカが止まっているようにも見えるので「カナリアナス(金糸雀茄子)」の別名もある。ツノナスはブラジル原産の小低木で日本では一年草扱い。全草に有毒なソラニンが含まれ食用にはならないが、観賞用として栽培されている。花期は7~9月でこのブログではまだ花を載せていなかったので、来年は忘れないようにしよう。
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センボンヤリ・2~綿毛

 先日、閉鎖花を観察した「センボンヤリ(千本槍)」。キク科センボンヤリ属の多年草で1週間後に訪れてみると既に果実が出来ていた。冠毛は長さ7~8ミリで果実は5ミリほど。この果実が野にたくさん生える様子を、大名行列の“毛槍”に喩えて名付けられている。春型の開放花は高尾山で見たことがあるが、来春はここで咲くのを楽しみにしよう。
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