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キハギ・2~開花

 首都大学東京キャンパスの林縁に生育する「キハギ(木萩)」。マメ科ハギ属の落葉低木で、ヤマハギなどと比べると幹がしっかりしているので“木本”と認識され名付けられている。とは言え幹の太さは直径1.5~2センチで、風が吹けば揺れる。花径は1センチほどで旗弁と翼弁に淡紫色の模様が入り美しい。
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ヤマユリ・2~野猿の尾根道

 今日、関東地方はやっと梅雨が明けた。梅雨が異常に短かった去年に比べれば30日も遅いが、それでも平年より8日遅く、今年は雨の多い梅雨だった。利根川水系上流8ダムの貯水率は100%(平年86%)、荒川水系4ダムの貯水率は97%(平年91%)、鬼怒川水系上流4ダムの貯水率は91%(平年89%)と、いずれもたっぷり貯まっていて水不足の心配は無い。
 写真は長沼公園“野猿の尾根道”に咲く「ヤマユリ(山百合)」。ユリ科ユリ属の多年草で日本原産の固有種。花径は20センチ以上にもなる。八王子市では昭和51年に、市制60周年を記念して“市の花”に指定された。
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サガミラン・2~小山内裏公園

 小山内裏公園の遊歩道脇で見られる「サガミラン(相模蘭)」。ラン科シュンラン属の多年草で、自身では葉緑素をほとんど持たず菌類と共生して生活する菌従属栄養植物。サガミランはマヤランの白花品種と言われていたが、遺伝子レベルの分化も大きく、最近は別種として扱うのが適当とされている。
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ナス・2~棘

 ナス科ナス属の「ナス(茄子)」。夏バテ対策として茄子料理が好まれるが、これは身体の熱を逃がす働きのあるカリウムが豊富なことによる。またその皮には動脈硬化予防や抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれており、なかなか栄養素は高い。しかし蔕(へた)には鋭い棘があるので料理の際には要注意。カミサンに話したら『そんなの常識よ。』とあっさり言われたが、私は最近知った。
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散歩道・40~ヤマトタマムシ

 庭掃除をしている時にひょっこり現れた「ヤマトタマムシ(大和玉虫)」。5年前に小山内裏公園で見つけたが、それ以来の出会いとなった。しかしどうしたことか片方の翅がちぎれている。カマキリにでも襲われたのだろうか。ヤマトタマムシは古来から美しい虫として知られており、奈良県法隆寺に安置されている“玉虫厨子”は、この金属光沢のある翅が使われた。嬉しい再会ではあるが、この幼虫は樹木に穴を掘って幹の奥深くに潜むため、表面からは見つけにくく最悪の場合は風雨で幹が折れたり樹が枯死することもあるようだ。出会いは嬉しい虫だが庭にいるということは気を付けなければいけない。
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