重厚なる建造物の2階に、
執務室のような部屋があった。
ゲストを招き入れ、
これからのフィリピンを語り合ったのであろうか?
バルコニーへとつながる窓からは
2006年現在の3月の光が注がれていた。
そのコントラストが、歴史そのものだった。
充溢な光につつまれ、白日の許にある現在と、
陰鬱なる暗がりにひっそりとある過去。
どちらも、私たち人間の営みの場所である。
…何か根源に触れたような気がした。
執務室のような部屋があった。
ゲストを招き入れ、
これからのフィリピンを語り合ったのであろうか?
バルコニーへとつながる窓からは
2006年現在の3月の光が注がれていた。
そのコントラストが、歴史そのものだった。
充溢な光につつまれ、白日の許にある現在と、
陰鬱なる暗がりにひっそりとある過去。
どちらも、私たち人間の営みの場所である。
…何か根源に触れたような気がした。