スパイラル呼吸法™講座:第525回「中級:長座ができない?」12月18日
足を前に伸ばして腰を立てて座ることを長座といいます。これもやはり開脚と同様に、できる人とどう頑張ってもできない人に分かれますね。
私もまったくダメで、腰が丸まってしまっていました。でもスパイラル呼吸法で骨盤底を解放すると、それなりに座れるようになりました。今日で呼吸法を初めてから6週間です。そうとう体が変化して、今後もまだまだプロセスは間違いなく続きます。
ヨガのアサナは体のコントロール能力を身に着けるのに、確かに素晴らしいものですが、ポーズ完成に急ぐと、いくらグニャングニャンに曲げることができても、深部のしこり・固まり・ブロックはなかなか除去は難しいです。
そのためプラーナヤーマがあるわけですが、ここでは私の体で効果実証済みのスパイラル呼吸法をお勧めします。柔軟性と筋力が同時にアップしてハイテンションなのですが、頭の中はリラックスマインドで静かなんです。そのまま瞑想にも入れます。
長座ができるようになると、ヨガのパスチモッターナアサナができます。やり方はまず手をお尻の後ろに置いて、マットを押して骨盤を立たせます。
そして息を吐き出しながら、少しづつ前屈します。スパイラル呼吸法では息を吐くときに胸郭の両サイドが狭くなるようにして同時に腹式呼吸もおこないます。これを繰り返すと驚くほど柔軟性が高まります。
ここでよくある間違いなのが、ハムストリングスのストレッチを無理矢理やってしまうことです。これをやると筋肉は残念ながらますます固まってしまいます。前屈ポーズはまず骨盤底の解放が不可欠です。
骨盤底を解放するには前屈ポーズの練習よりも、骨盤底スクワットが効果的です。お尻を膝の高さよりも低く下げます。そしてスパイラル呼吸、息を吐き出しながら腕を外旋して左右の足を開いていきます。私はそれでかなりのブロック除去に成功して、冬眠中の筋肉を目覚めさせました。中心気道がどんどん開いてくる感じがします。
スクワットの後、長座にチャレンジします。腰に手の甲を当てて上に方向づけてください。
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吉田篤司